<5.18>
中途半端
先週、悪天候に泣かされたトラフトンボに出直しましたが、今度は暑過ぎたのか不活性でした。最高気温30℃。
大きな池で、交尾態を見てもどこに来るかは運任せです。やっと近くで卵塊形成を始めましたが即移動しました。
さあ、これからという時、中途半端に終わって無念。いよいよオオトラフトンボも飛び始めました。
交尾態で広範囲を飛び回り、漸く連結を解除して池端の枯れ草に止まった 下はホソミオツネントンボの交尾態
卵塊を造り始めたところで移動してこれまで 離れた樹木に止まるが見失う
2024.5.18 長野県
<5.12>
悪天候
数年来、トラフトンボの生殖行動が撮れていません。昨年オオトラフトンボで行った信州の溜池に賭けました。
オオトラフが飛び始めると追いやられるので時期を早めて行くと、現地は曇天下強風が吹き荒れる悪天候でした。
それでも3♂が出て、辛うじてホバリングを撮影して終了。大外れで無駄足でした。最高気温22℃。
♂のホバリング 探雌行動に専念するとホバリングせずに飛び回る
2024.5.12 長野県
<5.24>
多産地でも
天候待ちの間に関東のトラフトンボの時期を逸してしまい、昨年に続き東北の沼に行きました。最高気温23℃。
多産していますが、昨年はメインの卵塊造りが撮れていません。交尾態が飛来して交尾を解く場所が不明でした。
今回はポイントを突き止めました。20対程目撃した交尾態の殆どが沼外れの水性植物の群落で交尾を解きます。
近づけず撮影には困難な場所でした。結局、今季も撮れずに終了。多産地イコール撮影の適地ではありません。
♂ ホバリング
2022.5.24 宮城県
<5.20>
個体数は多くても
関東地方は梅雨同然の天気で、晴マークは仙台以北。今季満足に撮れていないトラフトンボ狙いで北上しました。
東北の好環境の池では、まだ多数生息していることが分かりましたが、個体数と撮影機会は比例しません。
活動ピークの様相で、縄張り♂が水辺の♀を捕捉した交尾態の数に圧倒されますが、樹上高く飛び撮影不能です。
2時間程で産卵に戻るのを待つと、14時頃から度々交尾態が飛来しましたが、♂に追われて飛び回るばかり。
結局、待機場所で交尾を解くことがなく、卵塊造りも産卵も目撃なし。遠方だけに堪えました。気温23℃。
交尾態 飛翔
連結態の♀に別の♂が掴みかかってしばらく飛翔して墜落 攻撃した♂は逃げたが、連結態は水没 手前が♂
♂ 飛翔
2021.5.20 宮城県
<5.8>
偶然の産物
5月初旬はトラフトンボの季節。房総の沼には、最早行く気がせず、北関東に行きました。最高気温は25℃。
風の強い日で、縄張り飛翔の♂がなかなか現われず、ホバリングも殆ど見ませんでした。時期が遅かったのかも。
12時半頃、池端を歩いている先方に♀が止まりました。卵塊造りです。ジャストタイミングで撮れました。
折からの強風に煽られ、途中で向きが変わって腹部に葉がかかる状態になり、約3分で慌ただしく飛立ちました。
♀ 卵塊造り
飛立ち直前
♂ 飛翔
2019.5.8 群馬県