<5.23>
奇妙な止まり方
その後の横浜の森。初旬に多数いたハラビロトンボは半減し、時にクロスジギンヤンマの餌食になっていました。
捕食シーンを2回見ましたが、高い梢に飛ばれて撮影はできませんでした。
クロスジギンヤンマの♂が奇妙な止まり方をしました。ふらふらと低木上を飛び、へたり込むように草藪に着地。
♂同士のバトルの直後のようでした。
♂ 静止
池には3♂が飛来して時折激しく争っていました。一瞬、池端に休止した♂です。
1♂が珍しくホバリングを繰返していました。同じ♂が何度も現われたようです。
♂ 飛翔
朝方飛来した♀は、即刻♂に見つかって池から逃げました。再び♀が産卵に来たのは約3時間後です。
猛スピードで周回して葦原に潜り込みます。かなり敏感でしたが、しばらく産卵。再び♂が現われて逃げました。
♀ 産卵
2014.5.23 神奈川県
<5.24>
再び止まり
翌日、アオヤンマの様子を見に行くと、池に着いた途端にクロスジギンヤンマが産卵に現われました。
♀ 産卵
すかさず♂が現われましたが、♀に逃げられ連結失敗。♀が振り切った辺りでしばらく見張っていました。
♂ 静止
2014.5.24 東京都
前週、当所での撮影です。
♂ 飛翔
2014.5.17 東京都
<5.31>
又もや止まり
西多摩にサラサヤンマの撮影に行くと、昨年の湿地は池と化してクロスジギンヤンマが飛んでいる有様でした。
産卵が期待できそうな場所を探して待機しましたが、午前中に一瞬♂を見たのみで、4時間待って空振りでした。
梢に消えるヤンマの影を見て、探すとクロスジギンヤンマが止まっていました。翅が傷んだ♂が約1時間の休止。
東京で初の真夏日になった日。気温が上がり過ぎたようです。
♂ 静止
2014.5.31 東京都