<7.31>
待ち時間に
マルタンヤンマの待ち時間、ヤブヤンマ♀が飛来。オオシオカラトンボの攻撃でやはり簡単に着地できません。
産卵場所が水面でないので、一旦着地すれば干渉されることはありません。すっかり落着いて産卵しました。
産卵に適した場所が限られる池ですが、昨年からよく見かけます。15時頃、探雌の♂も現われました。
♀ 産卵
産卵移動の度オオシオカラトンボが絡み、嫌気がさしたか高い梢で約30分間休止。その後再び産卵しました。
♀ 静止
2020.7.31 神奈川県
<7.31>
待ち時間に
マルタンヤンマの待ち時間、ヤブヤンマ♀が飛来。オオシオカラトンボの攻撃でやはり簡単に着地できません。
産卵場所が水面でないので、一旦着地すれば干渉されることはありません。すっかり落着いて産卵しました。
産卵に適した場所が限られる池ですが、昨年からよく見かけます。15時頃、探雌の♂も現われました。
♀ 産卵
産卵移動の度オオシオカラトンボが絡み、嫌気がさしたか高い梢で約30分間休止。その後再び産卵しました。
♀ 静止
2020.7.31 神奈川県
<7.31>
産卵はするものの
7月も晦日。前回は殆ど撮影できずに消化不良のマルタンヤンマの産卵に出直し。前2日が低気温で狙い目です。
曇天予報が現地は晴でしたが、最高気温28℃で日中の気温が上がらず、予想より早い時間に♀が現われました。
何度も姿を見せますが、オオシオカラトンボに追われて池の出入りが激しく、戻らない空白時間がある状況です。
飛来は3♀のようですが、1分以上の産卵はなく個体の識別が不可能で、撮れた場面を時系列で掲載しました。
15時46分頃、最初の♀が姿を見せ1分程で一旦着地後、落着かずに飛び回るうちに他に2♀が飛来しました。
しかし、オオシオカラトンボの攻撃によって2♀が池から去り、残った1♀が約12分後に漸く産卵しました。
15:55 ♀ 飛翔 産卵場所を探して飛び回る
15:58 最初の産卵 約10秒間
移動した途端、オオシオカラトンボに攻撃され池から出ます。約20分経過して飛来したのは別個体のようです。
16:22 産卵するが数秒で飛ぶ
すぐに姿を消し約15分後に再び現われましたが、転々と移動して産卵せず、ヤブヤンマも産卵に来て混乱状態。
以後、池から出ても数分で戻るようになり、約19分間、多分同じ♀が多少落着いて数ヵ所で産卵しました。
16:41 産卵移動
16:44 死角になった場所で産卵
下方に潜り始めるも、10秒もしないうちに産卵を止める
この後、近くの草のなかに潜り込み、やっと落着いて約30秒間産卵しましたが、撮影不可能な場所でした。
16:47 産卵移動
水中植物の葉の隙間の産卵場所を探す
16:58 最後まで完全には落着かず、ここも約10秒間の産卵で終了
2020.7.31 神奈川県
<7.27>
生木産卵の危険
前回から1週間、梅雨明けの気配すらありません。たまの晴れ間を悔んでも、雨予報で出る気にならず仕方なし。
しかし、これ以上待てず、雨を覚悟でネアカヨシヤンマの撮影です。午前中に雨が降り始め、最高気温29℃。
クモを狩ることで知られる本種ですが、対象は網を張る種で、そうでない種には逆に捕食されることがあります。
♀がクモに襲われるシーンを目撃しました。今季は生木での産卵が目立ち、度々の行動が標的にされたようです。
14時直前、薄日が射すと3♀が飛来して2♀が順に朽木に着地するも、落着くことなく1分程で飛びました。
1♀が生木に移動、約5分後、次の♀が同じ木で産卵を開始。2番目の♀が約27分後にクモに襲われました。
♀ 産卵 朽木に止まる
左の♀が先に産卵開始 高さ1.5m位
約10分後 右の♀が下方に移動
左の♀
上方に移動して木の裏に回る この後朽木に飛んでしばし産卵 飛来から約30分で飛び去る
右の♀
下方に移動して木の裏に回る
撮影の中断時、突然木から水面に落下。目にも止まらぬ速さでクモが飛びつき胸部を噛まれて水没したようです。
一撃で仕留められたのか、あまり暴れませんでした。クモは木の上部に潜んでいたようでそれまでは見ていません。
水面に落下して約2分後
約20分後に見に行くと、絶命した♀が木に引き上げられていました。どのように運んだのかは見損ないました。
仲間が寄ってきて不気味な光景。網を張らないアシダカグモの仕業と思いますが、クモの種はよく分かりません。
日射しがあったのは10時半頃まで、その後断続的に雨が降るなか、同じ一角で7♀の産卵を目撃しました。
産卵モードになると雨中でも産卵します。時期もよく、♂が飛ばない天候なので多数出てきたようです。
前日の大雨で湿地は水浸しです。朽木で落着く♀も見られましたが、大半は生木で産卵していました。
以下は、生木の水面近くで12時半頃から1時間以上産卵した♀です。
♀ 産卵
2020.7.27 埼玉県
<7.20>
生木に産卵
昨年同様、7月に入ってから日照時間が殆どありません。僅かな晴れ間期待でネアカヨシヤンマの産卵撮影です。
曇予報に反して現地は晴で最高気温33℃。体が暑さに慣れていないので往生しますが、産卵には好都合です。
12時半頃、若い♀が飛来して生木の樹皮に産卵。近くに適度な朽木があっても、同じ木に何度も戻りました。
生木への産卵は珍しくはありませんが、次の♀も高い木で産卵し2♀連続となると不思議な感じがします。
13時頃、それまで姿を見せなかった2♂が現われ、追いかけ回されて姿を消しました。
♀ 産卵 新鮮で美しい個体
到着時の11時頃、別の一角で完全に落着いて朽木に産卵する♀がいました。こういう個体との出会いは有難い。
♀ 産卵 青い複眼が綺麗な個体
14時15分頃、同じ一角に再び♀が飛来して、今度は土に産卵しましたが、約40秒間で姿を消しました。
♂、♀とも静止が撮れず、やや物足りませんが、初日にして成果あり。産卵が盛んになるのはこれからです。
♀ 産卵
2020.7.20 埼玉県
<7.16>
唖然
モノサシトンボ撮影後、マルタンヤンマの夕方の産卵に向かいました。勿論、行けば撮れる相手ではありません。
昨年は池の環境変化で5回行って目撃なく一か八かでしたが、植生が回復して少しは期待が持てる気配です。
曇天予報が現地は晴、待ち時間が長くなるのを覚悟のうえ目を凝らします。16時51分頃、♀が飛来しました。
しかし、約3分間で池から去り、撮影はしたもののこれからという前であまりにあっけなく唖然とするばかり。
産卵意欲が少ないのかオオシオカラトンボの攻撃を嫌ってか戻らずに終了です。17時の気温は25℃で高湿度。
♀ 静止 1分半程飛び回って着地
ここでは産卵せず、約10秒で飛ぶ
約30秒間、池を高速で飛び回って着地。今度は約1分間の産卵を見ることができました。
♀ 産卵
下がってきて産卵を始める
この後、移動したところで数頭のオオシオカラトンボに追われて池から離れ、戻るも着地せず。これまで。
2020.7.16 神奈川県