<6.30>
羽化途上のアカネ
田植えが終わった多摩地方の田圃、シオカラトンボの他、期せずしてあちこちでアカネ属が羽化していました。
とりわけ黄色が目立つのは羽化途上のマユタテアカネ♀です。♂も含め付近で数頭が見られました。
<マユタテアカネ> ♀ 羽化
斑紋が見えてくる
発見後約2時間半経過して開翅
♂ 羽化直後 右後翅がない
♂ 処女飛行して着地
<コノシメトンボ> ♂ 羽化直後
<アキアカネ> ♀ 羽化直後 やはり個体数が多い
♂ 羽化直後
2015.6.30 東京都
<6.30>
田圃の羽化
田圃のモートンイトトンボを探していると、定位のヤゴを見つけました。シオカラトンボ♀の羽化です。
8:22 定位のヤゴ
8:30 裂開直後
8:31
8:33 休止期
8:43
8:58 脱出直後
9:10
9:29
10:03
10:43
10:46 開翅 羽化開始から2時間16分
♀ 羽化 別個体
2015.6.30 東京都
<6.30>続編
5年ぶり(その2)
先日のオオモノサシトンボでは狙った生殖行動が撮れておらず、今回のモートンイトトンボの産卵は外せません。
幸い交尾に間に合い、産卵時間まで粘って撮影しました。現地到着は8時、最初の田圃で交尾態を発見しました。
交尾態
交尾後の♂と♀
時間的に無理と思いつつも別の田圃に移動して交尾態の探索続行。1対が9時近くまで交尾していました。
昼まで待って産卵を狙います。目星を付けた♀を見張りましたが、ちょっと目を反らすと見失ってしまいます。
11時過ぎに動きがあり、思っていたより早目に産卵を始めました。
♀ 産卵
極短時間産卵して長い休止、30分程産卵行動が見られました。見失うと飛ばない限り見つけることは困難です。
産卵休止
別の♀が現われて威嚇
飛来した♀は構わず産卵開始
最初の田圃に移動。正午を過ぎ、見渡せる範囲で数個体が産卵していたようですが、簡単には見つかりません。
13時、眼が疲れてきて、これ以上粘れず退散。疲労困ぱいで当分モートンには付合いたくない心境です。
♂に接近して止まった産卵休止の♀ この時間の♂は無関心
2015.6.30 東京都
<6.30>
5年ぶり(その1)
天候がはっきりしないので、田植えの終わった田圃に姿を見せるモートンイトトンボの撮影に行きました。
あまりにも小さいのでしばらく敬遠していましたが、5年ぶりに撮影です。多摩方面は曇天で時々日が射す天気。
♂ 静止
羽化直後の飛立ちから成熟個体まで、様々なステージが見られました。
♂ 羽化直後
♂ 未成熟
ほぼ成熟
♂ 成熟
♀の成熟に至る各ステージです。
♀ 未成熟 小さくても田圃で一番目立つ存在
♀ 半成熟 緑色に変色し始めた個体
♀ 成熟 完全に変色
2015.6.30 東京都
<6.28>
オビトンボの産卵
オオモノサシトンボの沼、おびただしい数のコフキトンボがいました。昨年撮れなかったオビトンボ型の産卵です。
♀(オビトンボ型) 産卵
♀(♂型) 産卵
♀ (オビトンボ型) 静止
♀(♂型) 静止
♂ 静止
2015.6.28 群馬県