ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヤブヤンマ 2019<7月>

2019-07-26 | ヤブヤンマ

<7.21>

夏のヤンマ始まる

相変わらずすっきり晴れませんが、ここ数日漸く気温が上がるようになり、ヤブヤンマの産卵撮影に行きました。
天気に関係なく産卵を全く見ない日もありますが、池や樹林を飛び回る探雌の♂が現われて期待できそうです。
♂が消えた10時55分頃、♀が飛来しすぐに落着いて産卵を始めました。まだ若く約16分間で飛び去ります。
やや短時間ですが、今季初の産卵を撮影して一安心。夏のヤンマの始まりです。日が射す時間はなく気温26℃。

♀ 産卵










産卵移動


2時間余りの空白、13時15分頃に次の♀が現われました。驚かせてしまい約7分間で産卵を止めて樹上に。

♀ 産卵




♀ 静止


次は14時10分頃、飛来と同時に産卵を始めました。産卵意欲が旺盛のようで1時間以上の産卵でした。

♀ 産卵






約20分後に飛来した♀は複眼がやや青みを帯びた個体。警戒心が強く10分程転々として樹上に止まりました。
いつの間にか降りてきて産卵していましたが、この♀は落着くまでかなり時間を要しました。

♀ 飛翔


♀ 静止


♀ 産卵


約10分後、さらに1♀が飛来。これも複眼にやや青みがある個体。しばらくして落着き、1時間以上の産卵。
池に3♀が出揃い、気象条件から全く想定していなかった展開になりました。♂が不活発なこともあります。

♀ 飛翔


♀ 産卵




最初は落着かなかった2♀もすっかり慣れて最初の♀の近くに寄ってきます。初日にして撮り飽きる状態でした。




2019.7.21 東京都

コメント
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