<7.26>
交尾態に苦労
今季撮影したオオセスジイトトンボ、オオモノサシトンボ、アマゴイルリトンボ、どれも交尾態を外しています。
当所のオオセスジが最後の機会です。到着早々、交尾態を見つけましたが、撮影準備中に交尾を解きました。
その後は連結しても交尾に応じない♀ばかり。予想外に苦労した末、やっと2対を撮影してきました。
連結態 交尾を解いた直後
交尾態
移動後
交尾態 別個体
移動後
2019.7.26 宮城県
<7.26>
不思議な一角
台風接近の予報で再び東北に。東京でさっぱりのアオヤンマですが、昨年の沼では高い確率で産卵が見られます。
前回の7月上旬も♀の飛来を2回目撃。勿論、飛来しても撮影できるかどうかは別。産卵する場所次第です。
午前中から気配がないまま時間が経過。外れを覚悟しましたが、12時50分頃、♀がガマの繁みに入りました。
手前のガマが邪魔で落着くのを見計らって除けようとすると飛びましたが、周回して同じ所に戻ってきました。
仕切り直しです。上から下に移動するので隙間から姿が見えるのは僅かな時間。約6分間で上空に飛びました。
不規則に産卵痕が並んでいるのは、最初の産卵時のものがあるためです。気温29℃、暑さに耐えて何とか撮影。
♀ 産卵
少し気温が下がった15時40分頃、次の♀が飛来。数10mの範囲を右に左に飛んで産卵場所が定まりません。
産卵せずに飛び去る可能性もあります。見失うとおしまいですが、何とか目で追うことができ無事着地して産卵。
もう1♀が飛来するも二兎は追えません。まず♂を見ることがなく、産卵の♀のみが飛来する不思議な一角です。
♀ 産卵 強い風の影響もあるのか約1分間で移動
10m程飛び、ここでも落着かずに約2分間で移動
3ヵ所目で漸く落着きました。長時間の産卵になりそうですが、これにて時間切れ。
2019.7.26 宮城県