<9.9>
一か八か
昨日はミルンヤンマ3♀の静止を見て、産卵はすれ違い。こういう時は続けて行くことが得策、出直しました。
天候はあまり変わらず、風が強くても湿度は高めで気温27℃。この日も3♀を目撃し、産卵撮影ができました。
9時半に到着して、すでに産卵中の♀を発見。死角になる場所で、すっかり落着いていて接近しても逃げません。
しかし、シダの枯葉に隠れて頭しか見えない状態です。さて、どうするか。
♀ 産卵
約30分経過、飛ぶのは覚悟して一か八か左の枯葉を引上げました。結果は、産卵に集中して動じず、成功です。
遮蔽物がなくても、発見時から約1時間産卵が続きました。こういう個体に出会うと探す苦労を忘れさせます。
約50分経過 一旦小飛行して方向転換
1分程すると回転して再び元の向きに 落着きがなくなり産卵の終わりが近い様子
10時半頃、産卵を終了して飛立ち、再び降りてきましたが、一瞬で飛んで姿を消しました。
正午になる頃、ふらふら飛んできた♀が対岸の低い枝に止まりました。見えない所で産卵していたようです。
♀ 静止
11時頃、林縁で休止の♀を発見。記憶のある枝です。昨日のコシボソヤンマと全く同じ場所に止まっていました。
♀ 静止
<コシボソヤンマ> ♂ 静止 前日の撮影
コシボソヤンマは午前中から探雌する♂を目撃、11時45分頃、産卵中の♀を驚かせて樹上に飛ばれました。
数分後、強風を避けてさらに高い枝に移動、産卵の再開なく飛び去りました。産卵はしばらく見られる気配です。
<コシボソヤンマ> ♀ 静止
2018.9.9 神奈川県