<9.6>
連結態
たまにはゆっくりオオルリボシヤンマでも撮ろうと、3年ぶりに信州の高原に行きました。現地到着は12時半。
ところが、強風が吹き荒れて♀もいません。本番予定の翌日は雨、短時間での撮影で終わりました。
14時過ぎに3♀の産卵を目撃したのみで♀が少ない分、面白いシーンに遭遇しました。気温は23℃止まり。
14時半頃、♀を追尾する2♂に1♂が加わり、高速で広く池を逃げ回った♀が草陰で産卵を始めた様子でした。
1♂がホバリングしているので駆け寄ると、真下で♀を叩き落として連結した♂が暴れていました。
産卵終了後の♀を追尾の♂が捕捉するシーンは見ていますが、産卵移動を含め産卵中の連結は初めての目撃です。
産卵開始前の追尾であったかもしれず詳細な状況は不明ですが、2♀しか見当たらない時間帯での出来事でした。
連結態
♀は草を掴み抵抗
発見して約3秒後 次の瞬間に飛立ち交尾態になって上空に消える
というわけで、探し回らないと産卵さえ撮影できない状況でした。天候の他、時間帯の影響もあると思われます。
♀ 産卵
この♀は♂が姿を消した15時頃から16時過ぎまで、悠々と産卵を続けていました。
♀ 飛翔 産卵移動
2018.9.6 長野県