<9.18>
信州2日目
信州のマダラヤンマ2日目です。前泊で8時に到着。時折曇っても概ね晴、前日よりやや低く最高気温は26℃。
午前に交尾3対と1♀の産卵を撮影、1対は産卵中の捕捉でした。午後も交尾1対と1♀の産卵を撮影しました。
午前の♀はいずれも緑色型、午後の2♀は青色型です。連日の交尾、産卵で、しかも2型の♀が撮れる幸運。
たまにはこうした日に当たらないとやってられません。産卵撮影はガマの密度が低いことに助けられました。
9時35分頃、♂がガマの繁みの♀を捕捉し、外に出てきて静止。心配は時折吹く風で、約10分で飛びました。
交尾態
風に煽られ
30分後、次の交尾態が林から飛来しました。先程の交尾態かと思いましたが、別の個体のようです。
風が強く吹いて1分もしないうちに移動しましたが、風に揺れるガマの隙間から一瞬見えた姿を捉えました。
飛んだ交尾態を探していると、約3分後に意外に近い所で見つけました。仕切り直しです。
移動後
移動してから約6分後 探雌の♂が♀を目がけて突進
たまらず再移動した後
再移動して2分後に交尾を解き、約5秒で連結態のまま飛び産卵を始めたようですが、見えたのは警護の♂のみ。
交尾時間は飛来時から約12分間でした。すでに林で交尾していたようです。
連結態
11時過ぎ、離れた場所で産卵した緑色型♀です。約10分間、産卵と休止を繰り返すうち♂に捕捉されました。
産卵は長くて約2分間で大概数十秒で移動、後半は休止が多くなり、休止時は1分から2分間止まっていました。
♀ 産卵
横から撮りたくてもいつものパターン
♀ 静止 産卵休止
再度産卵に飛び立ったところで探雌の♂に捕まってその場で交尾、約8分後に飛び去りました。
交尾態
飛んで2分後に戻り、すぐ再び飛ぶ
11時半頃から♂の活性がなくなり、12時40分頃、姿が見える位置で青色型の♀が産卵を始めました。
魚か何か分かりませんが、飛び跳ねた瞬間に飛び上って逃げてしまい、見失いました。綺麗な♀で残念。
♀ 産卵
15時40分頃、交尾態と♀が同時に飛来。♀はガマの奥で見失い、しばらくして交尾態で飛出して行方不明。
交尾態で飛来した方は撮影できました。♀は青色型です。
交尾態
午前のホバリングです。8時40分頃から飛び始め10時頃に多数のホバリングが見られました。
♂ 飛翔
午後のホバリングです。前日と異なり飛ばない時間帯がなく、夕方のホバリングは16時過ぎに始まりました。
前日少なかった静止♂は普通に見られました。似たような天候でも日によって生態にかなり違いがあるようです。
♂ 静止
2018.9.18 長野県