近大附属中学高校の説明会

　近附は智辯ほど大学進学においてこだわりはありません。
それは、どちらかというと公立的といってもいいくらいの
こだわりのなさです。
　
　大学は北海道から琉球大学まで自分の行きたいところに
行ってもらえばいいという考えです。
　
　生徒の気持ちを大切にするといってもいいでしょうし、
東大と医学部進学を金科玉条のごとく、徹底するのも
いいでしょう。進学実績は結果がすべてです。

　結果を出さない限り私学のアイデンティティーは
ないも等しいでしょう。

　進学実績を出せない高校はいずれ少子化の中で
退場せざるを得ないでしょうから。

　近附が智辯のまねをすることは間違っているはずなのに
以前の校長は智辯と同じような方向性で学校を改革していました。
例えば、受験制度の中で作文なんかは良かったと思います。

追跡調査をすると、点数は切れていても、作文の光っていた受験生を
とると、すごくのびたそうですから。


威勢は良かったけど、あんなに早く天国に逝かれるとは・・・
残念です。

近附は４年後には中学と高校の募集定員を
１７５人にそろえるそうです。

去年の中学入試の問題を見ましたが、
関数系の問題が消えましたね。

若干簡単になってきているように
思えます。

現在大学受験の生徒を教えていますが、
本当にセンターのテスト、易しくなってしまったので、
その影響もあるかもしれませんね。