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賢い子供に育てるために その2

2016年12月11日 | 子育て

そもそも賢い子供というと、

どういうイメージをお持ちになりますか。

賢いの定義はいろいろ考えられます。

私の考える賢い子供とは

1.学業が優れている

 (好きな科目があって、その科目に自信を持っている)

2.IQがすぐれている

3.他人にやさしく、人から慕われる

4.好奇心があり、新しい世界にあこがれている

5.芸術への興味関心が人一倍ある

6.いつも笑顔で人に接する

7.スポーツができる

8.精神的タフネスを持っている

9.読書が大好き

10.小さい頃から夢(ビジョン)を持っている

こんなところでしょうか。

上の10項目すべてを備えている子供だったら、

さぞかし親は育てるのが楽でしょう。

 

だれしも、子供が生まれたら

とにかく元気に育ってくれたらと

最初は思いますが、

学童期になれば、

学校の成績が心配になります。

 

遺伝のことを考えたら、

子供が突然変異を起こすわけがない。

鳶が鷹を生むみたいなことはありえないと

多くの人は考えます。

最新の生物学の研究で

鳶でも鷹を生むことがあるということが

実証されたそうです。

 

最近手にした面白い本をご紹介します。

この本のタイトルは「思考のすごい力」

ブルース・リプトン著

彼はアメリカのスタンフォード大学院の

医学部で教授をしている生物学の権威ですが、

この著書の中で

「京都大学の霊長類研究所の研究者が

チンパンジーの子供も、

単に母親を観察するだけで学習しえることを示した」

ーーp266

「人間も同じで、基本的な行動や信念、態度は、

両親を観察することを通じて、潜在意識のシナプス回路として

『組み込まれる』。いったん潜在意識にプログラムされると、

それは、残りの人生すべてを通じて、私達の

生物学的機能をコントロールする。」

ーー同ページ

文章の部分的な抜粋なので、わかりにくいと思いますが、

彼の言いたいことは、3歳時までの子供は親が

教えなくとも親の言動をインプットしてしまう

ということなのです。

これはまさに昔からいわれている

「三つ子の魂百まで」が

科学的に証明されたことになるわけです。

 

よく「氏より育ち」といいます。

このような古い格言を持ち出すまでもなく、

親や祖父母の出自も大切でしょうが、

乳幼児の子供の前での

母親の振る舞いが

子供の成長に大きく影響することが

わかったのです。

 

 

子供に対する影響がとても大きい母親。

次の回ではどういうことに気をつけて

子どもと接したらいいのかを

お話します。

 

(次々回にお父様がどのように

子供と接すればいいのかをお話します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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