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和歌山近附と智辯の説明会に行ってきました

2013年09月04日 | 受験関連

智辯の成功はやはりなんといっても前理事長の藤田さんのカリスマ性でしょう。

息子さんも頑張っておられますが・・・。

大変真面目な方なのでしょうが、お父さんの威光を一身に浴びながら

現在もその影響下にあることは間違いありません。

野球部の存続や全校あげての応援、韓国修学旅行などお父さんが発案して、続けてきたことは

現在も変更せずしっかりつ受け継いでいるところはよいとしましょう。

また、宗教に根ざしたしっかりした教え、これも素晴らしいと思います。

授業料も和歌山県からの補助が出ているので、かなりリーズナブルです。

智辯カラーが好きな方はどっぷりとこの勉学の園に3年間、6年間、12年間

通うのもいいと思います。進学実績については圧倒的に医学部に進学する

生徒が多い傾向が出ています。医学部に進学するならどうぞという感じです。

そういうメッセージが読み取れます。たしかに偏差値的に地方の医学部の偏差値があれば

東大、京大の工学部は受かります。しかし工学部で一流企業に入れたからといって

激烈な競争が待ち受けているのは間違いありません。もちろん医者の世界でも競争はつきものでしょうが、

医者というのは結構つぶしが利きます。それで医学部に流れているということが言えるでしょう。

しかし、医者ばかり増えてもね。ますます医療費がかかり税金が流れ込んでいく現状を見れば、

ものづくりをする優れたエンジニアもまだまだ必要だと思います。医療は高度なサービス業です。

人を大切にする医者であればいくら増えていってもいいですが・・・。ただ医学部に進むという気がないのなら

他の私学もあるいは桐蔭などの公立も視野に入れてもいいと思います。自分の感性に会った学校選び

自分のカラーに合った学校選びが大切です。智辯に進んだ人たちがみんな成功しているわけではありませんから

いろいろ苦労をなめて、途中でやめてしまった人のことも聞きますし、生徒間の恋愛禁止など

もあるいみ智辯らしいです。真面目なんでしょうね。

さて、近附です。校長は以前、何度か子供の個人面接でお世話になった方です。

そのときは平の先生でしたから、出世したものですね。

前の校長が急逝しましたから、大抜擢なのかもしれません。

以前の校長は智辯に右ならえ的なカラーを出しておりました。こちらから

見ていて、残念な感じがしておりました。智辯を真似してもね。

しかし、現在の校長のお話し(あまりにあっさりしていて校長らしくないですが)

要は文化祭やクラブ活動も大切にして勉学と両立してもらい、

単に勉強だけに終始しないという公立的な発想。これはわるくないです。

去年来ていた近附生も文化祭が楽しみにしていて、その間はいきいきしておりました。

近附は上位生はかなり進学実績をあげています。また現役の国公立進学も

6,7割近いです。(ただ、大学名を言わなければ向陽桐蔭も同じ程度の進学率です。)

近附は専願にするとかなり入りやすいのを知っていますか。

受験科目も3科目です。国語が悪くなければ英語と数学をきっちり勉強すれば、

近附に入るのはそんなに苦労苦労は要りません。偏差値的には63あれば100%入ります。

今年も一人近附にその成績で合格しました。

高校の説明会にいくと、良いことしか言いません。企業説明会でも

なんでもそうです。悪いことは言いません。また自分の子供が本当にその学校に

あっているかどうかもわかりません。智辯でも成績別で5クラスに分けているそうですが、

やはり下位はいるわけで、その下位の生徒をどれくらいフォローしてくれているのか

もきっちりと説明を聞いておきましょう。下位のままではせっかく苦労して塾に何年も通い

合格したのにもったいないではないですか。さらにまた塾通い。あるいは家庭教師。

私学に通う生徒さんの通塾率はかなり高いですからね。

そういう意味でも、智辯に、近附に入れたから安心できるはありませんから

そのつもりで受験準備をしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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