つまり、全てを言わないで相手にそれを悟ってもらうというのは
言語的に言うと、いわゆるメタ言語の範疇に入るわけです。
つまり言語なのに言語を超えた伝達の方法です。
巷では簡単な文章なら、iPad や google 翻訳で
翻訳できます。
今日も朝テレビを見ていたら、韓国人の観光客にタクシーの運転手が
iPad で通訳していました。それで十分意思疎通ができるわけです。
片言的な簡単な内容ならもちろんそういう翻訳ソフトで
十分意思疎通ができます。ただそのときには必ず
翻訳ソフトには主語、目的語、述語を入れないといけません。
それが翻訳ソフトの制限であって、限界でもあります。
翻訳ソフトの限界は出てきた外国語が正しいニュアンスを
ちゃんと訳してくれているかどうかです。
それはその言語を知らないと確認しようがありません。
一つの言語を修得するというのはまず日本語とは何なのか
またどういう特徴があるのかということを思い知らされます。
それが理解できるほど外国語を勉強することが
大切なのですね。
ところで英語をマスターする方法として
松本亨さんのたくさんの英語をインプットする
ことをご紹介しました。
しかし、インプットばかりでは、一向に英語を話せるようには
ならないのです。どのようにアウトプットするのかむしろ
そちらのほうが大事です。
次にはどのようにアウトプットするのかというお話しをします。