平均律というのですが、これも1オクターブを12個に均等に
割った算数です。ところがグレゴリア聖歌などの音律はまったく
平均律ではありません。西洋では弦楽器が早くから発達しました。
ギターの前身はリュートという正倉院にある琵琶と同じ楽器です。
このときの調律の仕方はまったく平均律ではありません。
今はオーケストラでも何でも楽器は平均律ですが、
かつて、二千年前はピタゴラス調律で音階をつくっていました。
例えば、弦楽器は長さによって音の波長、即ち振動数が変わるのが
目で見てわかりますよね。
ドの倍の周波数(波長は半分)は1オクターヴ上のドです。
しかし、ドの3倍は1オクターヴ半上のソになります。
そのソの3倍はレ、レの3倍はラ、ラの3倍はミ、ミの3倍はシ
シの3倍はファ、ファの3倍はドになります。
これらを1オクターヴに持ってきたものが
ピタゴラス音階です。
音階はこうして作ってきたのです。
音階の詳しい話はここらにして、
音楽を奏でるための脳の働きを考えてみますと、
これは左脳と右脳がフル活動することになります。
左脳はジャズやポピュラーならコード進行を覚えたり
またその進行通り和音を順番に奏でていきます。
ジャズはさらにその和音の流れを壊さずアドリブをします。
これは左脳がコントロールします。
でもそれだけでは機械が音楽を奏でているようなもので、
まったく心がありません。
やはりテンポも音の強弱も心が決めます。
これは右脳です。また手をものすごく使います。
ギターであっても、ピアノであっても早いテンポの曲だったら
手先の運動量は想像以上です。
さて、今日は僕のピアノライブの日です。
フォルテワジマの4Fでジャズピアノソロライブをしますので、
お時間のある方は聴きに来てください。午後2時からです。(無料です)
曲のすべてのアレンジは自分でしました。
カーペンターズ CLOSE TO YOU
オリジナル KAZAGURUMA A CATTY'S WALK
スタンダード LOVE IS A MANY SPLENDORED THING
オリジナル
LAMENT OF THE PRINCE
GRIEVE OF THE QUEEN
スタンダード AUTUMN LEAVES
SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
ALICE IN WONDERLAND
オスカー・ピーターソン自作
LORENTIDE WALTZ by OSCAR PETERSON
スタンダード
SOMEWHERE OVER THE RAINBOW
オリジナル
IN THE MORNING SUN
でも、結構MCが盛り上がるとお話しばっかりで
用意した曲を全部演奏できないことが多々あります。
それに、ときどきクロマチックハーモニカも吹くことがありますので・・・