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塾生を受け入れるにあたって大事にしていること

2023年04月15日 | 入塾相談

塾生(特に小学生)を受け入れるにあたって、

とても大事にしていることがあります。

それは、これからお預かりするお子様の

個性と学力をしっかりと把握することです。

 

子供というものは、宇宙が好き、昆虫が好き、

絵を描くのが好き、体を動かすのが好き、音楽が

好き、外国語が好き、電車が好き、海の生き物が好き、

いろんな好きを持っています。

 

学校でも、理科や社会という教科を学びます。

ただ残念なのは、広く浅く学ぶだけで

あまり深入りはしません。

 

実際、小学校低学年では、大半の子供が

「理科大好き」って言うのですが、

中学になるとその情熱が失せてしまうのは

なぜでしょう?

 

きっと小さな頃に持っていた「なぜ地球は青いの?」

などという疑問の数々がなんとなくわかったような気になって、

心に好奇心やワクワク感がなくなってしまったのかもしれません。

それはそれで残念なことです。

 

ただ、私は子どもたちに、

そういった情熱をいつまでも

持っていてほしいと思っています。

 

私の塾において、小学生の授業の中に、

森羅万象の不思議を学ぶ授業を

取り入れているのはそのためです。

この学習は小学3,4年生からはじめています。

子どもたちはその授業をとても楽しみにして

くれていて、YANO塾の授業は楽しい!と

いってくれます。

 

そういうこともあってか、YANO塾の授業は

3年生、4年生でも、途中休憩もいれて、

3時間の授業をするのですが、

最初は長時間の授業を

ついていけるか

心配されていた保護者も

お子様の楽しかったという反応に

びっくりなさいます。

 

時間の流れとは不思議なもので、

楽しい授業はあっという間に過ぎ去ります。

例えば、虹はなぜ七色なのか、これは

スペクトラムの話や分光器、光とは何?

というところまで話が進みます。

 

人は探究心をくすぐられると、

心のなかに、「なぜそうなるの?」という?が

次々湧いてきます。それが続く限り

誰もが時間を忘れてその秘密を追いかけてしまいます。

 

理科の分野は広範囲ですし、

未知の科学の話というのは

奥深いのです。小学3年であっても

スペクトラムという単語を教えても何も

問題あありません。

 

むしろ知識欲があるうちに

どんどん新しい知識を吸収することが

脳の発育に欠かせないものになります。

未知なるものを探求していくのに、

学年分けはなんの意味もありません。

 

かたや算数や国語の学習において、

基礎基本から応用力まで、正しい計算式の書き方から

言葉の総量を増やしていくことはとても重要なことです。

ただし、算数の得意・不得意は小学4年生から

はっきり出てきます。このときのつまづきが

後々まで響きます。

 

国語力と算数力は子供にとっての

必須の栄養素のようなもので、

さらに上の学習を続けていくためには

この科目を系統だって、

しっかりと積み上げていくことが

大切です。

 

私はとくに小学生の時期に小さな歯車であっても

脆い素材ではなく、チタンのような硬質な

素材でできた正確で精密な算数力や

正しく文章を読み取る国語力の歯車を作ることが

大事だと考えています。

小さな歯車でも、精巧に出来ていれば、

今後大きな歯車を動かす機動力をもたせることが

できます。

 

今の時代はネットや電子機器など豊富な教材で

溢れていますが、それに使われるのでなく、

むしろ使いこなせる知恵と賢さが必要です。

 

私の塾に通う子どもたちが未来に羽ばたける

個性豊かで発想力のある子供になるよう

私もさらに研鑽していきます。

 

 


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