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勉強だけでなく、ジャズピアノも教えています

2016年08月02日 | 音楽

クラシックのピアノを教える先生は

多いですが、 ジャズを教える先生は和歌山市でも

珍しいと思います。 

実はジャズピアノというのは、習得するには

二つのハードルを超えなくてはなりません。

ひとつは音楽理論がしっかりできているということ。

音楽理論というのは、クラシックのピアノと違って、

曲の和音進行を理解して、その和音の流れに沿った

アドリブを瞬時に弾けないといけないのです。

言い換えれば、作曲しながら演奏しているようなものです。

英語で言うと、ちゃんと文法を理解して正しい英文を作り出す力

あるいは、正しい文法に裏打ちされた英語で

しゃべる力を養うことが必要なのです。

ジャズというのは一見適当に、好きなように弾いているように見えますが、

実はその演奏を裏打ちする理論で支えられている音楽ジャンルの一つです。

もう一つは、リズムです。クラシックは四拍子、三拍子が多いですね。

三拍子も四拍子もいずれも最初の一拍目に強い強拍を置きます。

しかし、ジャズの場合はその強拍の置き方は全く違います。

三拍子でもあまり最初に強拍を起きません。また

四拍子も裏打ちと行って、二拍目、四拍目が強いです。

また、一拍を三連符のような

内在的リズムをつくりだして、

そこにメロディーやアドリブをのせていきます。

それがスイング感を作り出します。

この感覚は沢山ジャズの演奏を聞いたり、

リズム感の良いプレイヤーとセッションすることで

養われます。

 

クラシックピアニストは殆どと言っていいほど、楽譜通りにしか

引きませんし、弾けません。

ジャズピアノにおいて、楽譜通り弾くのは最初のテーマくらいで、

あとはどんどん好きな様に演奏します。そして新たな音楽を作り出していきます。

そういう即興性を備えた新しい音楽に対するクリエイディビティーが必要です。

 

私はクラシックのピアノは何人かの先生について習いましたが、

15歳からずっと独学でジャズを勉強してきました。

当時はオスカー・ピーターソンというジャズピアニストのレコードの音を

テープに入れたものを何度も聴きながらコピーしたものです。

そして、それを正確に人前で演奏します。

そういう現場の経験を経ながらアドリブや

いわゆるGroove感を出すことを

身につけてきました。

今はフォルテワジマで二ヶ月に一回

ジャズのピアノライブをしています。

1時間のライブですが、毎回オリジナルの曲と

スタンダードの曲を12〜13曲ほど

弾いています。このライブも今年で三年目です。

私のライブでの演奏を聞いて、

ジャズピアノを学びたいと私に直接申し込まれた方がいます。

もちろん大歓迎です。

ピアノをお好きな方はぜひ一度お立ちよりください。

フォルテワジマ ピアノ広場で検索すると

ライブの情報が出てきます。

 

 

 

 

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