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高校英語で伸びる人、伸びない人

2016年04月03日 | 英語教育

そういった実用的な英語の対極にあるのが、

学校英語です。高校になると、英語は一気に文法中心になります。

一般には、文法ばかり身に付けることの弊害が指摘されています。

英文法ばかり学習すると英語が喋れないとか、

実用的な英語が身につかないとか、本当のところを言うと、

それは間違いです。

どんなに英語がペラペラ喋れても、あまり価値はなく、

たどたどしくても、内容のあることを英語で表現できれば、

外国人はちゃんと聞いてくれます。

 

発音も正確であればいいですが、流暢に

アメリカアクセントでなくても立派に通じます。

ただ、私自身はパーフェクトなアクセントや発音を身につける

努力をおこたらなかったので、アメリカ人と話していても、

矢野さんの英語は自然ですね。話していると

郷里に帰ったような気になると言われたことがありました。

自然な英語とは、一個一個の単語の発音も大事ですが、

結局は自然なイントネーションが一番大事です。

英語のイントネーションの大切さは、ピアノを習っている時に学びました。

英語も音楽のフレーズも同じです。最も言いたいところに強勢があり、

そこに気持ちを込めるのです。

持論としては、発音など身につけるときはとにかく

正確に身につけることが一番大事です。

英語というのはちょっとアクセントが違っても

通じにくいのです。

実際、リスニングのテストでも最近はネイティブの発音が当たり前なのです。

ですから、ナチュラルな英語やリズムに慣れる、親しむことは

とても大事です。私が高校生の頃は聴いていたのは英語会話と

國弘正雄さんがやっていたテレビ上級英語でした。

これはすごい番組で、ほぼ1時間、当時では最先端の文化人

スタンリー・キューブリックや、川端康成をノーベル賞に導いた翻訳家である、

サイデンステッカー氏などがゲストとして、迎えられ

彼らのスピーチがそのままテクストになっていたものをとにかく聞いたり、

そのスクリプトを読んだりしていました。放送はテープに入れて、

四六時中聴いていました。それが今の英語力になったと思います。

高校生の時でしたが、いわば大学レベルの内容でした。

そういう教材を自分で予習するのが楽しくて、

とても勉強になったのを覚えています。

英語が実用であるというのはこういうことです。

つまり生きた英語を特定の興味深い内容から

身につけることができます。

英語の勉強はやはりなんと言ってもまずは

好奇心、そして続けることです。

この「継続こそ力」という言葉を英語を上達したいみなさんに

お届けします。

好奇心を持って英語の勉強を続けて、英語を身につけよう!

 

 

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