この塾の仕事も32年になりますが、確かに子供というのは純粋です。
心を尽くして接していれば、必ず心が通じます。
私はそういうスタンスで子供たちに接していました。
先日の続きですが、
面談の際に、自分で起きれないので親が毎朝起こしている。
それがとてもたいへんとつらそうに言われたので、私は
その子供に次のようなことをいいました。
「人は何のために生まれてきたのかわかるかな?」
生徒さんは首を傾げて思案しています。
「では、教えようね。
人はね、周りの人を幸せにするために
生まれてきたんだよ。」
それだけの言葉だけでは彼には伝わりません。
あいかわらず、怪訝な顔をしています。
そこで、私はとっておきの
話を披露します。
このエピソードは
このブログではあえて書きませんが、
そのエピソードが
彼の心に響きました。
とても驚いたような顔をして
「そうなんですか~」と
返事をします。
そこで、もう一度
「人はね、周りの人を幸せにするために
生まれてきたのだよ。」
それが、できなくて
周りを不幸にすれば、
それが積もり積もって
自分に返ってくるんだよ。
まるでブーメランのようにね・・・
次の日から、彼は自分で起きるようになって
もう起こされなくても自分で
ちゃんと起きれるようになったそうです。
だれでも純粋な心をもっているのです。
もし、曇っていれば、綺麗に拭いてあげれば
いいのです。
それが教え諭すということではないでしょうか。
人はいろいろ問題を抱えて宙ぶらりんになっています。
しかし、その時こそ、自分を変えるチャンスなんです。
子供を伸ばすには、そのまさに、潮が満ちた時が
チャンスなんですよ。
なんだか、教訓的な話になってしました。
もし、なにかお困りなことがあれば、
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