前回、高校入試において
内申書の位置づけが
非常に低くなっていることを
お話しました。
中3の生徒の内申書の評価が高いのに、
向陽高校や桐蔭高校に
落ちてしまう減少が
今年の入試において
あったそうです。
(私の塾のことでは
ありません。念の為)
2022年度は市内では星林と北高の
定員が40名増えました。
偏差値でいうと、40〜53の層の生徒が
救われたと思います。
ところが、桐蔭や向陽の定員は
これ以上増やせない事情があります。
必要以上に定員を増やしてしまうと、
十分な学力を伴わない生徒を
入学させてしまうからです。
せっかく入学できても
ハイペースな授業に
ついていけなくなると、
不適応を起こしてしまいます。
それは不幸以外の
なにものでもありません。
どうしても桐蔭や向陽受験は
上位層の戦いになります。
オール5の通知表をもってしても、
桐蔭や向陽の入試に落ちることは
現実に起こり得ることです。
現実とは厳しいものですね。
やはり大事なのは
当日の5教科の入試の出来栄えです。
当日までの受験勉強で、
どれだけ高い点を取れる
実力をつけるかが
合否の分かれ目になります。
現在少子化の影響で
高校の募集定員が
徐々に減らされているのは
周知の事実です。
2023年の県内の中3生卒業見込者は
100名ほど増えるそうです。
もし定員をふやさないで、
現状のままであれば、
来年の入試は倍率が必然的に
上がるということです。
ただし、そこをピークに
徐々に中3生卒業見込者は
減っていきます。
どんなに少子化になっても、
上位の学校に進学したい層は
一定数います。
それは高校だけでなく、
大学でも同じことがいえます。
いずれにしろ、上位の戦いはこれからも
続いていくということです。
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