日曜日の日記 ひであき の日記 Hideaki 's diary

気ままな日記
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@dohsukkana
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はぁ、やっと着いたァ。

2020年02月10日 20時32分33秒 | 介護(2016年11...

「Aさん」
あれっ、ピンと来ます。
病院側から呼ばれたんだ、今後のこと、
一緒に聞くことになりました(施設の人たちと)。

 実は今日、面会日。
それも先生(お医者さん)から話を聞ける日です。

 車の中で、どう切り出そうかなぁ。
身内の天国に行く道筋です。

 先生との面会。
先生の説明後質問。

 本人は元気な頃、延命治療は受けたくないと言っています。
先生と施設側とで協力すれば可能でしょうか。

 たとえばです。昔はこうでした。
本を読んで知ったのですが、

人はだんだん食べられなくなります。
そして全く食べなくなります。
それから水だけになります。
そうすると1週間から2週間で安らかに天国へ行きます。
これに近いことはみんな協力すれば出来ますか。

出来ますよ。
いつも協力してやっていますので、
そういう例はたくさんあります。
でもですよ。もし高熱が出たらどうします?

う~ん、(詰まります)
そういう時は、・・・・ 。
苦しまないようにすることは出来ますか。
それだけはして欲しいと思います。

それも延命治療のひとつとなるかもしれませんが、
それはいいのですね。

(あんまり、詳細のこととなると、なんて答えていいのか困ってしまいます。)
ん~ん。
先生の言う高熱とは、いくらくらいの体温をいうのですか。

38℃を越す熱です。

では、その熱を超える体温のときはお願いします。

 それでは、これでいいですね。
一旦、退院できたとして、食事はどろどろの流動的な物にします。
固いものは絶対ダメです。危険ですから。
それでも嚥下機能が大分衰えて来ているのでので食事には十分気をつけてください。
もし、肺に入って高熱が出た場合には病院で治療します
良くなったら施設へ戻る。
延命だけの延命治療はしない。
こんな感じでいいですね。

 はい。
この会話、大分省いています。
 今回のような入院に至る誤嚥性肺炎、昔は少なかったのです。

 (誤嚥性肺炎、人は物を口に入れると食道を通って胃に入ります。
食べ物を飲み込む機能(嚥下機能、えんげきのう)がうまく働いているからです。
嚥下機能が衰えると食べ物をうまく飲み込めません。
それで、誤って食べ物が気管支や肺の方へ入ってしまいます。
これが原因で起こる肺炎が誤嚥性肺炎です。)

みんな自宅で最期を迎えたからです。
本人が食事をしない場合、家族は無理には勧めません。
ですから、起こりにくかったのです。
だんだん、木が枯れていくように最期を迎えたのです。

 今は違います。
ぐわいが悪い、家族の手に負えなくなったと言うことで、
病院または施設での生活です。
 そこでは食事が必ず出ます。
食べないと、からだに悪いから、と勧められます。
全介助の場合、介護する人が食べてもらおうと一生懸命です。
家なら放おって置かれるものを、家族の手を離れると違います。
サービスする側は一生懸命。
そうすれば預けた家族も安心。
こうして誤嚥して食べ物が気管支、肺へ入ります。
その結果、誤嚥性肺炎が引き起こされるのです。

 実はこの中に自分も入っていました。
毎日、面会でおやつを食べさせていたからです。

 つまり、無理に食べさせなくていいという事です。

 でも、面会に行けば食べさせて上げたくなります。
もう、楽しみは自分の好きな物を食べるしかないと思えるからです。

 どうすっかな、これ。
本人が意思表示できれば一番楽です。
本人、もうしゃべれません。
参ったなぁ。

 いつも最後はこんな感じ。
まぁ、なるようにしかならないので悩まないことにしています。

 おわり。


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