今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

10月7日・地元小学校の創立130周年記念式典

2006-10-07 23:00:53 | 商店会長のコメント
嵐のような昨日の天気とはうって変わり本日の東京は素晴らしい秋空でした。東北、北海道は大荒れのようで夜のニュースでは座礁したタンカーが荒波に激しくもまれたり漁船が横倒しになってなすすべも無い状況が映し出されていました。被害に遭われた皆さんには心よりお見舞い申し上げます。

本日は私の母校でもあり、息子も娘もお世話になった新宿区立戸塚第一小学校の創立130周年の記念式典と祝賀会が開催され、出席させていただきました。自分と子供がお世話になった以上に私はここの学校の第30代目のPTA会長でした。

「PTA会長やったんだから・・」という訳の分からない理由で商店会長にさせられ、まちぐるみのイベントの実行委員長から新宿区の審議会委員、NPOの理事長、社会福祉法人の理事、評議員、中央防災会議調査専門委員、その間、全国各地の商店街、商工会、商工会議所さんで講演させていただいた事を御存知の、大学の先輩でもある武部幹事長(当時)から「選挙に出なさい」とお話をいただき、衆議院議員させていただきました。いわば国会議員になった出だしの学校の催しです、座る場所は来賓席でしたが気持ちはもちろん主催者サイドです。

併設されている幼稚園も本日が開園40周年、式典後半からは全校生徒、園児が入場して「感謝の言葉」を唄い、演奏してくれました。子供の声で自分の卒業した学校の校歌を聴いただけで胸がいっぱいになって涙が出てきてしまいます。自分の学校時代からPTA会長の頃、その時の息子や娘の事が思い出されてくると・・・もう駄目です。

しかし、明治9年に二人の先生と数人の子供達から始まったこの学校は間違いなく地元の人たちの学校でした。その「地域を大事にする」という思いが130年という歴史を作り伝統にしたのだと思います。私は精神論者ではありませんし、復古主義者でもありません。でも、この「地域を大事にする」という思いが倫理観、道徳感につながる大事な出発点だと確信しています。この点の思いはまた本欄で書かせていただきます。しかし、久し振りに聞いた校歌、良かったですよ。
コメント
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