昨年、被災地の乳幼児を対象に「赤ちゃん一時避難プロジェクト」を開催しました。
その時に若いお母さん達へ「人の生き死に以外で一番辛かったことは」とお聞きしま
したが、そのお答えの最多数は「携帯電話が通じなかった事」でした。
携帯電話が通じないということは知り合い、友達がいない、一人っきりになったような
感覚になるそうです。だから南三陸の佐藤町長さんは「観光でも物見遊山でもいい
から来てくれ。そして皆さんに『忘れてないよ!』って言ってくれ」と私に電話されたの
だと思います。
2月12、13日に被災地応援ツアーを開催しましたので今度は被災地の皆さんを
御招待するツアーを考え「赤ちゃん一時避難プロジェクトin岩沼」を企画しました。
昨年福島市の幼稚園に窓口になっていただき「in魚沼」を開催し大変喜んでいた
だきましたので今度も岩沼市の幼稚園さんに窓口になっていただこうと考えています。
「赤ちゃん一時避難」以外に「アトム通貨事業」の一環としての一泊旅行、商店街の
震災対策で御評価をいただいている「震災あんぜんパック・疎開先下見ツアー」など
いろいろなアイデア旅行が作れそうです。行先は風評被害で大変困られている
福島市の温泉組合さんに伺おうと考えています。