国交省の調査研究事業「広域的地域間共助推進事業」の
一環として11月30日、12月1日の一泊二日で群馬県
沼田市にお邪魔しました。
11月30日(日)午前9時に早稲田大学大隈講堂前に集合
出発、関越道を一路沼田に向かって疾走中です。
参加者の平均年齢が高いので途中2回の休憩を挟みました。
2回目の休憩地、赤城高原サービスエリアからの景色です。
2回の休憩を入れても2時間15分で沼田インターに到着。写真は
最初の訪問場所「田園プラザかわば」。「道の駅」として常に人気
上位を誇り、世田谷区との連携でも有名です。沼田市のお隣の
川場村に在ります。
昼食後、沼田市の白沢町振興局に移動して歴史リレー講演会に
出席しました。御覧のように大勢の皆さんが参加されて大盛況です。
歴史リレー講演会、まずは沼田市長の横山公一さんの御挨拶から
スタートです。
沼田は「上州 真田の里」といわれ真田氏とは縁の深い場所です。
再来年、2016年のNHK大河ドラマは「真田丸」が決定しました
ので、それに合わせての歴史リレー講演会、11月30日の歴史
リレー講演会第2弾の講師は現在NHK大河ドラマで放映中の
「軍師 官兵衛」で時代考証されている静岡大学名誉教授で
歴史学者の小和田哲男先生です。
さすが第一人者のお話は分かりやすいだけでなく、一層興味をかき
立てられ、番組を見る事が楽しみになる内容でした。
講演会終了後、宿泊先のホテル観山荘さんに移動。私はこちらの
お風呂とお料理が大好きです。
12月1日、疎開先下見ツアーの2日目、出発前にホテル玄関で
観山荘オーナーの萩原忠和さんとツーショット。
地元の皆さんで組織し、山を管理している高平公益社の根岸さんに
バスに乗っていただき御地元を案内していただいた後、「望郷の湯」
に移動して高平公益社の役員の皆さんと「顔の見える関係づくりの
ための懇談会」を開きました。
私はここで疎開先下見ツアーの皆さんとお別れして白沢町振興局に
移動。このツアーは国交省の調査研究事業「広域的地域間共助推進
事業」として行っています。その担当の方が沼田市役所と我々協議会
へのヒアリングです。
沼田市から私の家まで2時間で到着。その時間の短さにビックリです。
今回のツアーで大きな収穫が有りました。ホテル観山荘オーナーの
萩原さんに「震災が起こり『震災あんぜんパック』の会員さんを被災者
として受け入れていただく時に、その受け入れ期間の上限は何日
ですか?」とお聞きしました。
萩原社長から「20日間」というお答えをいただきましたので、我が家の
疎開先は群馬県沼田市老神温泉に変更させていただきます。だって
こんな近い所であの素晴らしいお湯と料理が提供されるなら、絶対に
家族全員死なずにケガ無く震災をやり過ごし、老神温泉を楽しみます。
震災対策、防災の取組としては少々耳障りな発言かもしれませんが、
「まちが動くキーワードは儲かって楽しいこと」が我々の活動テーマ
ですから、この感覚が一番大事だと考えています。