解散が決まった時に「自民党の当選者数は?」と聞かれ、
その時には280台と答えていました。実際には292名も
当選し自公与党は326という数字になりました。
当選者数に根拠はありません。ただ、小選挙区選挙です
から党首の人気投票という趣(おもむき)も有りますし、
今の民主党に投票するという選択肢を持つ人は少ないと
感じていました。
なぜなら2009年の衆議院選挙で「一度やらせてみたら」
という無責任な風潮に乗り、明確な政権戦略を持たずに
国政に当たった民主党の「決められない政治」と、原発事故
での無責任なアナウンスを有権者は忘れていません。
評論家ではないので、現象を分析する事はしませんが、
この選挙結果を受けて、自民党は2年後の参議院での
圧倒的な勝利を目指さないとまたもや決められない政治に
戻ります。
そこで大事なのは、ただ反対するだけでない、対案を持った
健全な野党の誕生です。国民は待っているように感じます。