選挙が終わって一週間、子育て支援金の支給が来年度から
消費税が10%になるまで凍結されるという話が出ています。
何故選挙前にこの話を出さないのですか、という質問をされま
すが「選挙にマイナスになるからです」と答えています。
本当は「財政再建」の必要性を説明をする事が大変困難、
もっと言えば説明する内容に財務省は窮していると言える
のではないでしょうか。
景気を良くして税収を上げる、分かり切ったことですが、
経営者感覚でいうと出す事を抑制するの第一で、同時
並行で歳入のアップを計らなければ苦労が多く納税者の
気持ちを繋ぎとめられません。
しかし選挙後にこのような重要な項目を出すのは最悪の手段で、
有権者は気持ちが離れて行くでしょう。SNS全盛のこの時代に
給付を受ける側の「民意」に動きが無いならば「財政再建のため
には凍結もやむなしという民意を得た」と言って進めるでしょう。
老人世代からはぎ取って子育てに回したら次回の参議院選挙は
大敗します。なにしろ低投票率の中で選挙に行くのはこの年代
なんですから。