2016年に行われる参議院選挙をW選挙(衆議院を解散
して衆議院議員選挙も一緒に行う)にするのでは、という
憶測が飛び交っています。
来年秋の自民党総裁選挙を見据えた安倍首相の戦略で、
目的は憲法改正とそれに伴うアメリカに頼りっきりの防衛
政策を見直し、中国、北朝鮮からの軍事力を背景にした
侵略政策の抑制のようです。
まさに「戦争の出来る国」を目指さなければ日本の安全は
担保出来ない、という政策です。
フィリピンに在ったクラーク米国空軍基地がフィリピンの
国民投票で撤去されました。それ以降、南シナ海に中国
戦艦が出没しフィリピンの領海を侵犯しフィリピン海軍の
艦艇に体当たりを繰り返していました。
その事などを見ていると「非武装中立」などという政策が
どれほど観念的で現況を見ていない無責任な政策なの
かは明らかです。
「自分の家は自分で守るのだから、自分の国は自分で
守る」というのはごく普通な考えだと思いますが、それぞれ
の家で銃を構えている国の治安が悪いのも現実です。
今後も世界の警察としてのアメリカについて行くのか、独自
の防衛政策に舵を切るのか、2016年にもしW選挙を行う
ならば何のための国民の意思の再確認の選挙なのか、
争点は明確にすべきです。