今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

原発再稼働論議から政界再編に

2012-06-18 08:19:26 | 商店会長のコメント

原子力発電所の再稼働問題がニュースで取り上げられていますが正確な情報が
足りないように思えます。たとえ停止していても原子力燃料は冷やし続けなければ
ならないのですから、何かしらの原因で電源が止まれば福島と同じ状況になる事を
伝える報道が何故ないのでしょうか。

「同じ危険ならば動かしておけ」という無責任な論調には与(くみ)しませんが、正確さ
に欠ける報道はもっと許せません。止めれば安全ならば誰だって稼働には反対です。
しかしその事によって経済に大きな打撃が与えられ、突然の大規模停電で社会生活が
崩れるならば考えは違ってくると思います。

私は使用済み核燃料の安全な廃棄が現在の技術で出来ないならば、廃炉案に向って
舵を切り、その行程表に合わせて現在の原子力発電を考えるべきだと思います。

「消費税率アップに賛成・反対」「原発廃炉に賛成・反対」が次の総選挙のテーマに
なるとは思っていましたが、もう後一つぐらいが出て来るような気がします。その時に
一番大事なのが「正確な情報」です。その「正確な情報」の中には当然「現状では
分からない」という項目が入る事も認めなければなりません。

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「震災あんぜんパック」にも「事務局便り」を開設

2012-06-17 11:13:15 | 商店会長のコメント

昨日は「赤ちゃん一時避難プロジェクト」の「事務局便り」コーナーの開設をお知らせ
しましたが、平成14年に「商店街の震災対策」として防災功労者内閣総理大臣表彰を
受けた「震災あんぜんパック」でも「事務局便り」のコーナーを開設しました。

「震災あんぜんパック」に御加入の皆さんと、この活動に興味を持っていただいた皆さん
に直近情報をリアルタイムにお知らせする事をテーマに開設したブログです。

今後「震災あんぜんパック」の活動は御加入いただいている皆さんの御地元で最新の
耐震補強工事、家具の転倒防止器具、携帯用のトイレの紹介や地元行政の耐震補強
工事に対しての補助事業の詳細説明等をお伝えする「防災セミナー」の開催を主体に
進めて行きます。

その情報をリアルタイムに流させていただきますので、どうか御覧下さい。
震災あんぜんパック事務局便り  http://blog.livedoor.jp/shinsaipack/

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「赤ちゃん一時避難プロジェクト・事務局便り」を開設

2012-06-16 11:47:00 | 商店会長のコメント

新潟県湯沢町に避難されていたお母さん達で組織されている「エンゼル会」の皆さんが
主体となって5月30日に開いた原発事故についての正確な情報を知るための講演会や
6月13日に御招待を受けた新潟県からの感謝状贈呈式など、リアルタイムな情報発信が
必要だと思い、一昨日、6月14日にブログ「赤ちゃん一時避難プロジェクト・事務局便り」
 http://blog.livedoor.jp/movebaby/ を開設しました。

先ほど「赤ちゃん一時避難in岩沼」の旅行予定をアップしたので、どうぞ御覧下さい。
尚、お問い合わせ用のアドレスも作りましたのでお知らせします。
 movebaby@m-shoutengai.com  

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社会保障分野、大筋合意って?

2012-06-15 14:33:06 | 商店会長のコメント

物事を動かす時に否定から入ると人は集まらない事を今までの商店会活動で勉強しました。
しかし今朝報道のあった自民党、民主党の社会保障分野の修正はまさに先送り、その存在を
否定したくなります。これでは政治不信が増長され自民党、民主党のどちらの支持率も落ちる
のではないでしょうか。これで大筋が合意したのだからと言って税率アップに突き進むのは
民意を無視した暴挙です。だいたい国家経営とか運営とか言いながらその経験も知識も薄弱な
人が舵取りをする事が間違っています。

資金繰りの苦しい会社や組織が「来年から値段を上げて売上を伸ばします」と言って銀行は
融資はしてくれません。先ずは何故資金繰りが厳しくなったのかを正確に分析してその処方箋を
示してからの融資話です。

しかし最も大事なのはその会社や組織が何故世の中に必要なのか具体的に提示し、経営陣
一人一人の熱い思いを感じてもらうことが最大の眼目だと私は思います。昨晩の両党の対応は
その入り口での動きだとは到底思えません。

同じ事を何度も言ってるのかもしれません。でも「人生のすべてを賭ける気概を持っても、その
席につくのは奇跡ともいえる」といわれるを衆議院議員を3年10ヶ月もやらせいただいた私だから
言えるのかもしれませんから、何度も言います。

2009年の衆議院議員選挙で、有権者は「民意」という力で政権を交代させました。今後は人任せ
にせず自分が主体的に政治に関わる時代が来たと思います。なにもデモやテロに走れなんて言って
いる訳ではありませんし、皆さんに立候補を薦めている訳でもありません。

いまこそ国政に届くような大きな声を上げる時機だと申し上げているのです。一人の声は小さい、
だから皆さんは声を合わせる努力をするのです。そしてその合わせるための道具が皆さんの一票で
選ぶ議員なのです。どうか、御地元の候補者を良く見て、皆さんの声を合わせる道具としてお使い
いただきたいのです。

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新業態開発会議

2012-06-15 09:22:27 | 商店会長のコメント

昨日(6月14日)午前9時30分から新宿区の産業振興会館「BIZ新宿」で
「新業態開発会議」(仮称)立ち上げについての打ち合わせ、検討会が開催
されました。

新宿区から産業振興課長さんと主事さん、東京商工会議所新宿支部からは
主査さん、新宿区商店会連合会から私を含めて3名の6名での会議でした。

何故このような会合を呼びかけたのかを現状報告を含めてお話しさせていた
だき、それぞれ現場を持つお立場での考え方、方向性の希望をお聞きしました。
私は「講師をお呼びして『良い話だった』と言って動かないよりも1年後には
実験店舗を開設できるような会合にしたい」と申し上げました。

6人での1時間半の会合、全員が活発に発言しました。決定事項は「先ずは
この6人のメーリングリストを作ろう」だけでしたが、大いに実りの有る会合
だったと私は感じています。

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情報交換勉強会

2012-06-14 07:50:54 | 商店会長のコメント

昨日(6月13日)午後6時から早稲田の中華料理「福源」さんで昔からのNPO仲間が
集まり情報交換の勉強会を開催しました。
製造部門を海外にも造られている自動車部品会社役員の方から外から見た日本の
現状をお聞かせいただきました。私はTPPの早期締結には懐疑的でしたが、昨晩の
お話は衝撃的でもありました。

今日は午前9時30分から新宿役所産業振興課さんで「新業態開発会議」(仮称)の
スタートに向けての打ち合わせ会です。

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新業態開発会議(仮称)に全面協力を機関決定

2012-06-12 22:53:26 | 商店会長のコメント

新宿区内の八百屋、肉屋、魚屋さんで構成されている新宿区生鮮三品特販組合の
6月度正副理事長会が本日(6月12日)午後3時30分から高田馬場の戸塚地域
センターで開かれました。

この組合の前身は「区民に安全で安価な品を安定的に供給する」を目的として
昭和48年に設立された3業種別々の産直組合です。「食べ過ぎで困っている人が
大勢いるのだから産直組合の使命は終わった」と言われ平成9年3月に解散し、
翌月に代替組織として新宿区生鮮三品特販組合が産まれました。

この八百屋、肉屋、魚屋3業種が一体になる特販組合のアイデアを当時の小野田
新宿区長さんに持って行ったのは私です。産直組合は東京23区すべてに有ったと
思いますが、現在は何処の区にも3業種一体の組合はもちろん、産直組合も無く
なったと思います。

平成9年からこの15年の間に八百屋も肉屋も魚屋も全ての業種で店舗数は1/3に
なりました。しかし店舗数が1/3になっても新宿区民はただの一人も困っていません。
「俺の代でやめるんだ」と言っている御同業も少なくありません。「そういう時代なんだ」
「専業の零細小売店は消えて行く運命なのか」と思ったのは私だけではないと思います。

しかし昨年の東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の再生復興の先頭に立って
いるのはどこでも地域の中小零細商工業者です。この経験をしながら、そして首都
直下地震が切迫していると言われながら、この先頭に立つであろう中小零細商工業者を
潰してよいのかと強く思い、「新業態開発会議」の立ち上げを新宿区、新宿区商連に
お願いし明後日の午前9時30分から打ち合わせ会が開かれる事になりました。

本日の新宿区生鮮三品特販組合正副理事長会で、特販組合がこの「新業態開発
会議」への全面的協力をする事が機関決定されました。当然と言えば当然ですが、
今後この会合がどのような動きを起こすのか、他人事のように聞こえるかもしれま
せんが、私には大変興味がありますし、楽しみです。

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なぜ「総合こども園」は見送りなのか

2012-06-12 09:54:48 | 商店会長のコメント

病児保育からスタートしたフローレンスの駒崎弘樹さんが先頭で頑張っていた
「総合こども園」が見送られ、従前の「認定こども園」に財政支援するようです。

文科省と厚労省、両省所管など弊害が多く、地域的とは言いながら待機児童が
減っていない現況は誰が見ても分かるのに、この問題に手を入れ、形にする事は
出来なかったようです。

「だからこの国は駄目なんだ」と切り捨てる事は容易いでしょうが、本当に変え
たいと思った時には動きも変える必要が有るのではないでしょうか。

この「総合こども園」の先送りは政治的には極テクニカルな問題です。具体的には
自分達の代表者である議員を味方に引き込み、動かせなかった、という事です。

議員に頼む、動かすということをネガティブに考えているとしたら大間違いです。
まあ、自分が議員になる前はそう考えていましたから偉そうには言えませんが・・。

評論家のように書きましたが私は実務者です。この動きを実例にして自分の活動
に活かしていきたいと思います。

今日は午後3時30分から新宿区内の八百屋、肉屋、魚屋さんで構成されている
新宿区生鮮三品特販組合の定例正副理事長会、ここでちょっとした事を上程させ
ていただきます。夜にでもその報告を書きます。

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NHKスペシャル MEGAQUAKE「巨大地震」

2012-06-10 09:05:45 | 商店会長のコメント

昨日(6月9日)午後9時からのNHKスペシャルMEGAQUAKE(メガクエイク)
「巨大地震」を見ました。番組の中で火山噴火の専門家の方が「マグニチュード9
以上の地震後には火山の噴火が伴っている、これには例外が無い」という発言を
され、番組では富士山の噴火と火山灰による首都機能マヒを危惧していました。

今現在の100年間を大変動期と位置づけ「日本に大地震や火山噴火は起こる
のだ」という結論からの番組は5月7日の政策集団志帥会のパーティーで記念
講演された東京大学名誉教授の月尾嘉男先生のお話しに通じます。

語弊を恐れずに申し上げれば、もし首都圏に大地震が起こり富士山が爆発して
犠牲者が10万人になったとしても1千万都民を母数にしたら1%です。

10万人の犠牲者数は少なくありません。歴史上最悪の災害かもしれません。
でも1%です、99%の方は亡くなりません。

これからは99%が助かったのに1%の方達は何故犠牲になられたのか、この
ような番組が放送され、専門家といわれる皆さんが口を揃えて心配しているのに
「あまりにも何もしなかったのではないか」という世論を作らなければなりません。

具体的には、住まいや仕事場の耐震補強工事、家具や備品の転倒防止、水や
食料の備蓄と携帯用のトイレの用意、そして避難先は自分達で探しておく、という
のが我々「震災あんぜんパック」のテーマです。

高層ビルの地下階に水や食料を備蓄していても電気が止まりエレベーターが使え
なくなった時に果たして階段を使ってペットボトルの入った箱を何回移動できるので
しょうか。そのように具体的に考えて行けば自分の机の中に水と食料、スニーカー
とゴーグル、携帯用トイレを用意する、これが自助、協助、公助の入口です。

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「震災あんぜんパック」に動画をアップ。

2012-06-09 09:46:41 | 商店会長のコメント

震災あんぜんパック http://www.m-shoutengai.com/shinsai/ のトップページに
お知らせと御紹介の動画をアップしました。

ただ、この中で「まちを動かすキーワードは儲かる事と楽しい事」と発言しましたが、「誰に
向かって喋っているのか対象が分からない。主催者や商店街が儲かったり、楽しかったり
する事がこの活動の趣旨なの?」という棘(とげ)のある質問が女房から出ました。

「加入者が『儲かって、楽しい』だよ。年間一万円払えば震災の時に家族五人が一定期間
温泉でお客様になれる。震災が無ければご無事お祝い品という特産品が手に入るし、
格安の疎開先下見ツアーのお知らせも受けられるというシステムだから『儲かって、楽しい』
というコンセプトなんだ」と言いましが、「動画ではその事は言っていない。もっとエンドユザー
の目線で話さなければ解り辛い。」と言われました。

撮影をしていただいた羽鳥さんには申し訳ありませんが、もう一度撮り直したいと思って
います。「この事も言え」という御注文が有りましたらどうぞ info@m-shoutengai.com
まで御連絡下さい。

カンニングペーパーを作りながら、3度も撮り直して、苦労して撮影したのですが・・・。

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