東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「熟年世代集客」の仕掛け
郊外型ショッピングセンターにとって、50代、60代の熟年世代を魅きつけるのが課題と言われる。
実際、ららぽーと新三郷だけでなく、越谷のイオンレイクタウンを見ても、ニューファミリーの若い世代が目立つ。
しかし、高年齢層の需要も年々増え、3世代型住宅も増える。 この3世代を魅きつけようという狙いに、ららぽーと新三郷は挑戦している面も見逃せない。
「トーマスタウン」、「遊べる水族館」など、孫と一緒に遊べる施設だし、「ラウンドワン」のボーリング、カラオケやクレーンゲーム、バッティングセンターなど熟年にも楽しめる。
この他、JR東日本の「夢空間」(ラウンジカーとフードコート)(画像)は懐かしい列車食堂、三郷フードコートには、全国の懐かし故里グルメを集めたりしているのも中高年を魅きつけそうだ。
なかなかバラエティに富んだ中高年にも楽しめるショッピングセンターと言えそうだ。1年見て、その成果が分かる。