東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

中島みゆきの紫綬褒章受章の言「棚から本マグロ」

2009-11-03 23:00:27 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー

 中島みゆきの紫綬褒章受章の言091102
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~

 今日は一寸ニュースな話題。
 中島みゆきが紫綬褒章を受賞した時の言葉が愉快で取り上げる事にします。
 私のもう一本のブログ、~経営コンサルタント・安岡裕二の“デフレを乗り切る”経営戦略・戦術(コラム)~で、取り上げたのですがこの欄でも書いてみたくなりました。

 彼女は、TVや舞台に出ない事で有名なシンガーソングライター。一寸アンヌュイというか、けだるいメランコリックな、独特の歌いっぷりでファンが多い。

  その中島みゆきのユーモアたっぷりに喜びを表現した言葉がなんとも愉快だ。思わず笑っちゃう。

 『思いがけず嬉しいことの表現に「棚からぼたもち」と申しますが、今の私の気持ちは、ぼたもちどころではございません。「棚から本マグロ」。これくらいの驚きでございます。
 ふつう、何かをいただけそうな場合には、たちどころに受け取るのは少々はしたないので、まあ2度くらいは辞退して、それでもとおっしゃるなら頂戴するのが、日本人の奥ゆかしいマナーなのでございましょうが、このたびのような褒章となりますと、到底「ふつう」ではないことですので、辞退なんかしたら2度とこんな機会はないかもと思いまして、即座に「いただきます!」と、お返事してしまいました。  お世話になってきた沢山の皆さまに、心から感謝申し上げ、これを励みに、より一層、元気いっぱい歌い続けていきたいと思います』

  彼女がTVの主題歌に登場して大ヒットとなった『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』(NHKドキュメンタリー番組)は、まだ記憶に新しい。みゆき流の独特の歌いっぷりがこの番組を引き立てた事は間違いない。

 この縁で、NHKに口説かれて、唯一、表舞台に出たのが「紅白歌合戦」。しかし、そこはへそ曲がりらしく大勢の歌手とのお祭り騒ぎは拒否!?して舞台は「黒部ダムのトンネル」の中だった。

 「棚から本マグロ…」なんて、奇想天外な表現をするのは、いかにも、へそ曲がり、変人、奇人ならではの処がある。ま、しかし流行語にはチトなりそうもありませんね。
 彼女は北海道出身、私も函館生まれ、私も変人めいたところがあるところも共通、そんな訳でファンなのかも知れません。そう言えば北海道というところは、良く言えば独特の自然があるところだが、本州にたいして少々ひがみっぽい所がないとはいえません。北海道開発庁ナンテのがあって、開発の遅れたODAの援助をうけるような感じもありました。

  ※追記 ライブでは、歌の合間に一息入れるお喋りが聴衆の緊張感を和らげてくれる。 都会暮らしの疲れから来る憂鬱感、倦怠感から開放されるような彼女の語りも又魅きつけるモノがある。「夜会」という毎年恒例のワンマンライブを聞きに行った時に、そんな事を感じた印象があります。失礼しました

コメント
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