東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

東京タウンウォッチング  「SUNAMO(南砂SC)~砂町銀座~亀戸SS」ウォッチング亀戸SS編①

2009-02-02 09:49:19 | 南砂・北砂・亀戸

  東京タウンウォッチング  「SUNAMO(南砂SC)~砂町銀座~亀戸SS」ウォッチング 亀戸サンストリート編①
        ビデオレンタルのTSUTAYAが、いつの間にか「蔦屋書店」に…!!(メインの入口にある看板)                          広場側への入口外観。
  亀戸の精工舎跡地にできた「亀戸サンストリート」が好調のようだ。《下町商店街のような賑わい》を演出する…といったコンセプトで、迷路型レイアウトと毎日イベントに特色があり、亀戸駅から徒歩5分程度で、しかも幹線道路に面しているという立地の良さもあって、ショッピングセンター成功例に挙げられている。
  中身のテナントは勿論変わっているが、特色である《連日イベント》は継続されており、イベント企画を事業として地方へ輸出している位だから大したものである。

  さて、TSUTAYAの新業態を模索する動きは、六本木ヒルズ店、越谷レイクタウン店、東京ミッドタウンなど、コラボレーションを含めて色々見かけるが、何と言っても大きい変化は「書店」をキーにした複合業態。その姿勢をハッキリと打ち出したのを、ここ「亀戸SS」で発見した。それがこの「蔦屋書店」と謳った看板。元々カルチャーコンビニエンスクラブ(母体の会社)社長の創業時の理念が、江戸時代後期の版元(出版社)「蔦屋」で、プロデューサーでもあり、写楽を世に出した「蔦屋重三郎」にあやかって付けた店名である事は広く知られている。いわば、原点に立ち戻ったとも言える。何とも感慨を覚えるが、新業態がどこへたどり着くのか正念場を迎えていると言えそう…。

  

 


  

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