陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

地震(8)-どうしたもので?

2011-03-17 08:56:41 | Weblog
パンや米、水、ラーメンその他が全くありませんがな。
どうなっているのでござりましょう?
ラジオでも、ガソリン等の「買いだめをしないように」と言うていたが、
誰も耳を貸さないようですぞ。

1)日本人は、所詮はオノレだけが良ければよい民族なのでござります。
2)政府の言うことなんぞ信用できるものか!

1)は、正体見たりでござるが、そんなことは今更、という感じですなあ。
2)は、そのとおりですなあ。
しかし、買いだめは、結局のところジブンで自分の首を絞めているんですがなあ。
こんな調子では、被災地ではもっと困っているでしょうなあ。
プア政府+プア国民=プア国になるのは、当然でありましょう。

ようし!
では、ワタシも買いだめに出動しましょうぞ!
と言うても、買いだめをするカネがありませんがね。。。
ワタシの家は、事情があって、食料の在庫をからっぽ状態にしていたため、
コメも卵も「なし」なのでござります。
病院から退院したばかりの家人が買物に行っても、コメなんぞは手に入らないのでござります。
家人は、風邪をひくのはご法度のため、暖かくしておく必要があるのだが、
停電のときは困っておるのでござります。
ニンゲン、それぞれ事情をかかえているにもかかわらず、
遠慮会釈なくバシッと電気を切るのでござりますなあ。
病院なんぞ、困っているでありましょう。
東電の大英断でござりますなあ。

ふ~む。
いっそ、犯罪を犯して拘置所なんぞに入った方が安楽に暮らせるかも。
被災地の方々よりも、犯罪者の方が安穏と生活できるのでござります。
面白い国ですなあ。
東京拘置所のある小菅は計画停電の対象外なんだそうですからなあ。
食事もチャンと出ますからなあ。

■ところで、計画停電なるものは、
都内(区部)は実施対象外なんだそうですなあ。
隣接する23区外から送電を受けている地域(荒川区や足立区など)だけが対象とのこと。

なぜでござりましょうなあ?
東電いわく「都市部での混乱を避けるため」なんだそうな。
ほう?!
郊外では病院や学校を含め停電となり、
都心の高層マンション、高級住宅地を含む通勤が楽な地域は通電させる。
区部の者は、結構なことでござりますなあ。
やはり、区部に住むべきですぞ。
これからは、郊外の子供たちの学力が区部の者より劣ってまいりますぞ。
その原因は、東電なのでござります。

「震災の影響を等しく分かち合う」ですと?
不便を強いられている者から見ると、何だかバカバカしくなりますなあ。
な~んて書くと、被災地の方から怒られますかなあ。

■このところ仕事で海外とやりとりをする際、
地震とtsunami(これは国際語ですなあ)の慰めと激励を受けることがある。
ワタシ自身は、被災地から少し離れ、直接の被害は受けていないのだが、
どう返事をしようかと悩んでいるのだが、どうしたものでござりましょう?
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返事の第1案
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有難う。
被害がはなはだしく、生き残った罹災者は懸命に耐えております。
ワタシ自身は被災地から離れているため、直接の被害は受けておりません。
しかし、東京に住む人たちの日常は変わってしまいました。
いつも電車の運行状況が気になり、
駅では電車が来るのを何時間も待ち、
コンビニに行って昼メシを買おうにも、食べ物は何もありません。
都内は停電はありませんが、郊外に住む者は、いつ停電になるのか、その情報さえもなく、
そして停電のときには、寒さにふるえ、
主婦は、パンと米と卵と牛乳と納豆とラーメンと乾電池を求めて走りまわり、
店に入るにも、そしてレジで金を払うにも長時間ならび、疲れはてています。
そして、(福島原発からの)放射能の拡散に怯えております。
それでも、罹災者と比べると天国です。
ジブンの布団で寝、風呂にも入り、着替えもできるのですから。
拘置所の生活よりは下ですが。。。
このその日暮らしの毎日がいつまで続くのか、それは分かりません。
しかし、適切なリーダーがいないため、国全体が漂流し続けるでありましょう。
そのうち、どこかで tsunami の濁流にもまれてしまうのでござりましょうや?
SOS, SOS, SOS ...........

読む人は、「何やこれは?」と思うでしょうなあ。
国のハヂだから、この案はマズイですかなあ。
しかし、真実を伝えることも必要ですぞ。

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返事の第2案
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有難う。
被害は甚大ですが、生き残った罹災者は懸命に耐えております。
そして、政府は先頭をきって被災地の救助にあたり、最悪の中でも、最良の対策が打たれています。
原発事故も、今は少々モタモタしていますが、何ら問題はありません。
日本政府は、すんばらしい能力を持ち、電力会社も鉄道会社も有能ですので、
停電もほんの一部であり(郊外だけ)、電車もおおかた走り、食料も必要なものは入手できます。
政府は、近く全てを解決する方策を見いだし、実行するでありましょう。
そして、日本経済は間もなく力強く再建の道に入るでありましょう。

真偽のほどは定かではありませんが、今、あるプロジェクトが計画されているそうです。
こうした天変地異に備え、日本人を地震&tsunami に負けず、放射能汚染にも負けない身体と体力をつくり、
東に困った人がいれば一緒に泣き、
西に食料や燃料があっても買いだめなんぞをしない、
そういうニンゲンに改造する研究が始まるそうでござります。
あ、いえ。
プアなワタシは、買いだめをするカネがないため、改造される必要はござりませぬ。
ご安心めされよ。

うむ。
この第2案も、「こりゃあ何じゃい?」となりますなあ。
う~む、プアなアタマが混乱して返事が出せませんがな。
コメント
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