陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

自公の惨敗ですぞ

2009-08-31 19:45:42 | Weblog
衆院選の結果が出た。
自民・公明の惨敗。当然でござろうよ。
民主の圧倒的勝利。しかし、次は分かりませぬぞ。
国の体力がどんどん弱まっている中で、世間受けすることばかりでは持ちませぬよ。

しかし、かちかち山国会は、うさぎは不在で、たぬきの自滅でござったなあ。
とはいえ、自滅であろうが何であろうが、政権が変わることは基本的には良いことでござる。
次の問題は対官僚。
日本の最大のガンたるその部分をどうするか、これがポイントでござるよ。
このガンは、どんな方法であれ、切除してしまうほか方法はない。
薬で抑えこむ程度ではダメですゾ。
新型インフルエンザと同じく、どんどん変異し、新たな病原菌を撒き散らしますからなあ。
徹底的に根絶させるしか、方法はないのでござる。

「ゴキブリほいほい」がどの程度効くのか知らないけど、
製薬会社は、民主党にその「ゴキブリほいほい」を提供すべきでしょうなあ。
そして、霞ヶ関その他に毎日撒くんですな。
戦後、進駐軍(占領軍)がDDTを子供たちにアタマからぶっかけた様に。
いや、役人という役人に「ゴキブリほいほい」を毎食食べさせるんですな。
いやいや、その程度ではあきません。
耐性を持った官僚が出てきますからなあ。
やはり「吸血鬼ほいほい」を開発してもらわなきゃあならん。

日本の未来は、この新薬にかかっていますゾ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CO2削減 ⇒ 家庭の負担500万円だって

2009-08-27 08:57:56 | Weblog
報道によると、温暖化ガスの排出を2020年15%削減(2005年比)には、家庭の追加負担最大500万円、
と経済産業省が試算したという。
中身をみると、

  ・太陽光パネルの設置  230万円
  ・住宅の断熱工事 100万円
  ・高効率給湯器   50万円
  ・省エネ冷蔵庫 2万円
  ・高効率照明  3万円
  ・次世代自動車  40~300万円

2005年比15%減を更に上回る目標の場合は、負担は膨らむという。
一つの試算としては良いとして、
ワタシャどうもよくわからんのう。
だからどうなの?

全家庭が500万円の追加支出に耐えられると思ってんの?
更に、そもそも、削減幅が15%とか、20%とかではどうにもならんでしょうが。
半減とか、80%減とかのレベルで臨まないと。
省エネや効率化程度では、形だけ取り組んでますよという水準で、ハナシにならん。
現状をベースにするからそうなる。
そもそも危機意識ゼロなんでしょうなあ。
試算しましたよ、役所としてやってますよというポーズだけ。

例えば、自動車。
一般家庭では、過疎地を除き、クルマなんぞなくても死にはしない。
産業用とか、特殊用途は除き、クルマ全廃ですよ。
そのくらいの覚悟でやらないと。
そういうことを織り込まないと、真の問題提起にならない。
冷蔵庫だって、なくても死にはしない。以下同じ。
数十年前まで、これらは一般家庭になかったんだから、どうってことはない。

企業・産業がダメになってしまう?
地上の生命が死に絶えるよりはマシでしょうが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高裁判事の国民審査

2009-08-26 08:51:43 | Weblog
「カネがない者は結婚しない方がいい」
と誰かさんが言ったそうな。

どういう場面、状況で言ったのか知らないけど、
自民党は、自爆というか、オウンゴールというか、もはや選挙にならなくなってきましたゾ。
かちかち山の狸には、強敵のうさぎがいたけれど、
今のかちかち山国会は、たぬきの自作自演による泥舟ですのう。

ところで、8/30には、最高裁判事の国民審査が併せて実施される。
これは、政府による最高裁の裁判官人事を審査し、不適格な裁判官を罷免させる制度だそうな。
(最高裁の判事は内閣が任命する)

具体的には、辞めさせたい者に「×」印を付し、それ以外を信任扱いする方式。
これは、最高裁自身がジブンに都合の良い判例を出した結果。
信任者に「○」印を付し、それ以外を不信任にすると、正反対の結果が出るであろうよ。
客観的にみると、せめて「○×」方式にすべきでしょうなあ。
しかし、現状はそうではないため、有権者はどうすべきであろうか?
------------------------------------------------------
 【結論】 信任者以外は全員「×」にする のでござる。
------------------------------------------------------

方式以外にも、
どういう人物で、どういう判決を出したかの情報が極めて薄いから、恣意的なものを感じますなあ。
制度があるから、仕方がない、形だけ整えようという露骨な意図を。

昨日の新聞に、「一人一票実現国民会議」の呼びかけが掲載されていた(広告?)。
2007年6月の最高裁「一票の格差2.17倍は合憲」の判決に、現在の判事はどういう意見を持っているかの内容。
読んで笑っちゃった。
多くの判事が「2007年の判決に関与していない」という回答。
何? それは意見なの? 世の中をバカにするな、と感じまするよ。

今回、2007年の「合憲判決」に加わった裁判官が3人いるらしい。
涌井紀夫、那須弘平、田原睦夫。
涌井、那須は「合憲」とした、という。

「2007年の判決に関与していない」なんて答えるヤカラは、当然に「×」ですな。
何というか、官僚的答弁そのもの。
ワタシの様なシモジモとは違い、尻尾を出さないお利口さんの答え(?)。

「合憲」の涌井、那須なんぞは、権力に尾をふるだけの存在なんでござろうよ。
浮世の甘い菓子が欲しいんでしょうなあ。(ワタシも欲しいけど。)
裁判官としての誇りも何もあったものじゃあない。
投票は、当然に ⇒「×××」。
「×××」な~んて書くと、無効かも。
それじゃあマズイね。
え? 「×××」は何かって?
無論、社会的抹殺でござるよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の訪れ

2009-08-24 08:51:47 | Weblog
処暑を過ぎ、朝晩は秋を感じるようになった。
夜には虫がないている。
早いものですなあ。
特に、今年は梅雨がいつ終わったか分からないまま夏に突入したから、余計にそう感じるのかも。
或いは、今、オフィス移転を控え、その準備で何かと気ぜわしいからなのか。

移転といえば、このところ疲れまするよ。
移転には、相当のエネルギーが必要ですからなあ。併せて、資金も。
零細事業者は、担当部門や担当者をおくワケではなく、
まして、身一つで移るのとはワケが違う。
特に、今までの垢の様なものを整理しつつという部分が大変。

早く秋が深まる頃になって、落ち着く状態になりたいものでござる。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙の各紙予想

2009-08-21 08:59:34 | Weblog
衆院選。各紙の予想によると、民主圧勝、自民大敗。
確かに、そういう雰囲気はありますなあ。
けれど、この種のものは必ず揺り戻しがあるからねぇ。

しかし、面白いもので、4年前の選挙とは正反対。
人間なんて、身勝手というか、移り気なもんですなあ。
時の勢いというものでござろうか。
何が正しいとか、公平とか、価値とかではなく、すべからく「勢い」。
そして、フォローの風に乗った者の勝ち。
「勝つには偶然が、負けるには必然がある」というが、実際問題、その差は紙一重でござるよ。

ひるがえって、ジブンのことを鑑みると、
ワタシなんぞ、世の各位とは、能力といい何といい、紙一重どころか二重、三重の差があるから、
勝負にならんどころか、そもそも土俵が違うんでござろうなあ。
比較すること自体がゴウマンなのかも知れませぬ。

自民の連中は、負ける悲哀をたっぷりと味わうと良い。
もっとも、コヤツらは、変わり身が早い連中ぞろいで、
負けてもただでは起きないシブトサが身上だから、一日たつとケロリなんだろうけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ総選挙

2009-08-19 08:59:25 | Weblog
衆院選が公示された。
今回は面白くなりそうですのう。

昨夜のテレビ報道で、自民党幹事長の細田曰く、
「アソウさんは、言われているほどレベルは低くありません。歴代総理の中でも優秀な部類です」。
へえ、そうなん?
この人、歴代総理は低能揃いやというてはるよ。
幹事長がそんなこというてええんやろか?

それはともかく、中にはへんてこな政党もあるねぇ。
「(自分の)幸福実現党」なんてのもありまっせ。
ワタナベ(喜)他数人の「みんなの党」なんてのもありますなあ。

ワタシもかねてからの念願である、全国のプアを結集する新党を作ってやろうかい。
例えば、「大貧民党」とか、「プア救済党」とか。
何をやるか?
勿論、プアの自助支援ですよ。
経済的なプアだけでなく、アタマのプア、ココロのプアも対象にする。
いずれか一つに該当すれば党員の有資格者。
実際に入党するかどうかは別として、潜在的な党員有資格者は1億人はいるだろう。
圧倒的な勢力ですゾ。
三つのプアを兼ね備えたぞろ目プアというか、3冠プアは選挙に打って出る。
ワタシなんぞ、必要十分条件を見事に備えていますからなあ。

世界のプア国家とも連携する。
北朝鮮も十分すぎるプア国家だから、連携することで、拉致問題も一挙に解決。

なあんて考えても、今からでは選挙に間に合わないし、
何よりも、そんなことをやるエネルギーがあれば、プアにはなっていないよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高速道路の無料化

2009-08-18 08:57:08 | Weblog
総選挙の公示に伴い、各党のマニフェスト論議がさかん。
争点は多々あるが、昨夜の報道では「高速道路の無料化」をテーマに議論していた。
この種のテーマは、立場により利害が対立するから、
何が正しくて、何が公正なのかの判断は一筋縄ではゆかない(ように見える)。
すべからく、どういう国民生活を実現するかという考え方、判断基準次第。
その基準がふらふらすると、何をやらねばならないのか分からなくなる。

ワタシの様な、何も持たざるプアから見ると、上の問題なんぞ、検討の余地なきテーマに思える。
高速に限らず、道路は「無料」が当たり前ですよ。

●無料にしたら、道路を維持する財源はどうするのか?
 ⇒ ガソリンやクルマなどの税を増やし、クルマ利用者が負担すれば良い。
   一般財源から充当してはならない。

●高速利用者が増えて自然環境面での悪化が懸念されるが?
 ⇒ 上の様な税負担増で、必ずしもそうはならないと思うが、仮に悪化しても仕方がないんじゃあないの?
   それは、利用者の意識次第。
   そもそも、クルマとエコを両立させようなんて考え方そのものが矛盾している。

●無料にしたら、利用者が増え、高速が低速道路になってしまうが?
 ⇒ 道路に限らず、利用者が増えると混雑するのは当たり前。

●無料だと、公団などの職員の雇用問題が起こるが?
 ⇒ そもそも、何ゆえにその種の組織・人間を食わせなきゃあいけないの? 当然、全員クビですよ。

てなことで、最大の眼目は、従来の道路行政、即ち、利権とたかりの構図を一掃すること。
他の問題は枝葉末節の話し、だと思うけどね。
昨夜の報道の印象でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏も終盤

2009-08-17 08:45:21 | Weblog
世の盆休みも終わり。
今朝の電車は普段の状態に。
この土日は夏を感じたが、お盆が終わると朝晩の風が違う。
まだ暑い日は続くだろうが、夏らしい夏をあまり実感しないままに終盤。
やはり、太陽ギラギラの暑い夏が望ましい。
何だか、ただ年月だけが過ぎ、中身が薄いわがプア人生と似ている。

これからの台風本格シーズンでも、
風雨と波に翻弄される自身のプア人生を想起させられるのでござろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敗戦-いろいろなことを考える日

2009-08-15 16:22:27 | Weblog
8月15日。それは、いろいろなことを考える日。

しかし、昔から気になるのが、「終戦」の表現。
何ゆえに敗戦を終戦というのでござろうか?
自分は積極的に戦争に加担したわけではなかったとか、
無念さを少しでも和らげたいとの思いは分からないでもないが、
負けは負け。
オブラートに包むのではなく、ストレートに負けたといった方がいいと思うけどね。

敗走を転進というムカシの陸軍、
改悪であろうが何であろうが、修正した法律を「改正」という今の役所、
責任逃れ&言葉遊びをするんじゃあない。
ムカシも今も本質は何も変わらず。

選挙戦まっさかりだが、政権が交代しようがすまいが、最大のガンは現下の官僚体制。
一部に、「官僚をバッシングしても意味はない。どう使いこなすかが肝要」などと、分かった様なことを言うアホがいる。
そんなお利口さん口をたたくアホが、いつまでもヤツラをのさばらせているんですゾ。
そんな言葉のウラには何かあるんでしょうなあ。

「百年河清を待つ」という言葉がある。
万歩譲って、100年前なら上の論も許すとして、
明治来140年たって、官僚の何がどう変わったか?
百年河清を待って清くならない場合はどうするか? なあんて論じてもムダ。
「百年河清を待つ」の意味は、「どれだけ待ってもあり得ないこと」を指す。
まして、百年たっても変わらないものは、百億年たっても同じこと。

人間、希望がなければ生きられない。
しかし、その希望&願望は、僅かでも可能性があるものでなくては意味がない。
可能性ゼロの希望や願望、そういうものは、正しくは「夢物語」という。
プアなワタシの「プア脱却論」と同じこと。
単なる現実逃避。

今の官僚を温存した政権なんぞ、それがどういう政権であれ、夜空の流れ星。
地方分権も同じ。
中央官僚から地方官僚に権限が移るだけの目くらまし。
場所を右から左に移すだけ。本質的な解決策ではない。

長年つきあってきた会社が、このほど白旗をあげた。
こじんまりと、細く、長くやっていたが、昨今の少子化&経済環境の中で Give up。
人は言う。「時代の流れにあわせて、或いはそれに先んじて変わらなきゃあ」と。
口先で言うのは簡単だけど、現実はなかなか難しい。

上の様に言う人は、
自力でゼロからビジネスを立ち上げて、他人を一切頼らず20年やってごらんよ。
それをやれた人は、上の様に言う資格がある。

ワタシの経験では、
自力でゼロからビジネスを立ち上げ、10年後にそれなりに生き延びているのは10%。
20年後は、更にその10%。
⇒ 結果、1%ですよ。
(注)創業者ではない企業経営者は、先人の肩に乗った訳で、ゼロからではない。
   また、士業者は、本質的にビジネスではないので、同列には論じられない。

いろいろ考えさせられますなあ。
8月15日は。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりのビアガーデン

2009-08-14 08:54:29 | Weblog
今朝は最初から電車に座れた。
平日では、盆と正月(年末年始)のみの現象。
とはいえ、昔と比べると、平日の混雑ぶりは随分と緩和されている。
後10年もすると、もっと楽な通勤になるんだろうねぇ。

昨夕、ビアガーデンへ。
何十年ぶりになるだろうか。
昼間、横を通ったときに垂れ幕を見て、「今日なら混んでいないだろう」と思ったのがキッカケ。
職場のみんなと行った。
日比谷シティ。
ビルの屋上ではなく、地下の野外広場。
着いたとたんに、あ、あかん。
人がいっぱい。
想定外。 考えることはみんな同じ。

仕方がないので、作戦変更。
生ビールを買って、それを持って隣の日比谷公園へ行き、ベンチで飲む。
日比谷公会堂を背に、広場と遠方の小音楽堂を前にし、暮れゆく空を眺めつつビール。

なあんて書くと絵になる様な感じだけど、 
実際は、風がないので蒸し暑く、汗を流しながら、ぬるくなったビール、
というサマにならない現実。

というワケで、ビアガーデンではビールを買っただけでした。
(ジョッキではなく、プラスチックのコップ入り)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする