陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

トロイカ体制?

2010-08-31 09:00:10 | Weblog
ハト氏の提案で、カン氏が「トロイカ体制」重視に同意したという。
え? 何ですか? それは?
今の民主党の原点である体制に戻すことを指すらしいが、
具体的にどうするかとなると、さあ問題でござりますよ。

しかし、このトロイカ体制は、「自民打倒、政権奪取」のための体制であり、
政権をとった今、何を言っているのでありましょう。
ムカシはよかった的な発想ではアカンのでござるが、
メンメンは、そんなことは百も承知のうえで、何をやろうとしているのでありましょう?
目標を達成した今、もう元に戻ることなんぞあり得ないのでござりますよ。
かって、尊皇攘夷と叫んでいた、その後はどうなりましたかな?
語源のソビエトでは、トロイカ体制の後、どうなりましたかな?
そんなことは、振り返るまでもなく、自明のことでござります。

このままでは、カン、オザワともども、自滅の途でござりますよ。
まあ、それもいいと思いますがね。
もっとも、その瀬戸際をどう制するかが見もので、
それぞれの力量が如実に出るのでござります。
と、船頭のハナシをしていたら、
乗っている泥舟の底が溶けてきましたがな。
船頭は、まだ溶けていることに気づかないようでござります。

▼政府・日銀が追加経済対策、金融緩和策を出しましたなあ。
しかし、こんな誰でも考えるレベルの内容では仕方ありませんなあ。
一国の追加経済対策という名に値しませんなあ。
せいぜい、関係省庁の課レベルで打ち出す内容ですよ。

日銀の追加金融緩和策も、低金利資金を供給するのは良いとして、
末端にまで資金が流れるのでござりましょうや?
心臓が血をたくさん送り出しても、途中の血管で漏れたり、動脈瘤があったりすると、
末端には届かないのでござりますがね。
老化した体には、血を供給するだけではダメなのでござります。
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ここでも子供手当

2010-08-30 08:59:26 | Weblog
昨日の朝日新聞トップに、センゴク(官房長官)の子供手当の記事が載っていましたなあ。
事務所費、人件費などの名目で、月10万円が長男に支出されているそうな。
長男が経営する司法書士事務所のオフィス代、
西新橋のオフィスで、約100㎡・月60万円の賃料の補填だそうで、
ワタシが、丁度一年前までいたオフィスとほぼ同じだなあと思いつつ、
ビルの写真を見ると、あれ? このビルは(以前いたところの)すぐ近くのビルではござりまぬか。
毎日、その前をとおっていたので、すぐ分かりましたよ。

ハト氏の子供手当は母親のカネであったが、
額が小さいとはいえ、センゴクの場合は政治資金からでござりますよ。
この政治資金はどういうものか知らないが、政党交付金からくるものも含まれているでござりましょう。
つまり、ゼイキンが長男に流れているのでござります。
金額の規模が違うとはいえ、オザワとどう違うのでござりましょう。

この時期に、センゴクに不利な情報が明るみに出るとは、
さてさて、何が含むものがあるのでござりましょうや?

しかし、この息子(36歳)も、(親から見ると)不肖の子なんでしょうなあ。
弁護士崩れと想像しましたぞ。
親がハッパをかけて弁護士を目指すも、受からないので司法書士に転換した、
その様なお人は随分いると思うが、
その同類とお見受けしましたぞ。

オヤの七光りを浴びる子も大変ですなあ。
その意味では、ワタシなんぞ、理想的なオヤですなあ。
上の意味でのオヤのプレッシャーなんぞ、爪の垢ほどもありませぬからなあ。

もっとも、それとは別に、
子供には、プアなオヤの子というハンディを背負わせてはいますがね。
ワタシなんぞ、子供手当の支給どころか、養老手当を子供にせびろうと思っている次第でござります。
情けないことでござります。
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オザワ大先生おでまし

2010-08-27 08:59:54 | Weblog
オザワ大先生が民主党の代表選に名乗りをあげましたぞ。
やっと、ニホンの、いや世界の救世主のおでましでござります。
3カ月の長~い道のりでござりました。

この際、みんなの疑惑視線や検察の追及なんぞ関係ござりませぬ。
みなさん、常識というか、当たり前のことなんぞ口にすべきではござりませぬよ。
何せ、ニホンが、世界が危ういのでござりますからな。
ここは、やはりオザワ大先生しかいないでありましょう。
衆目の一致するところでござります。

先がない日本、そして世界は、オザワ大先生の双肩にかかっているのでござります。
大先生という表現も適当ではござりませぬ。
大々先生あるいは老大先生と申すべきでありましょう。

これで巧妙が、いや違った、功名が、いやまた間違った、光明が見えてまいりましたなあ。
今日から少し枕を高くして安眠できますぞ。

しかし、オザワ大先生も、なかなかの決断でござりましたなあ。
ここまで追い込まれるとはねえ。
追い込まれ、ヤケのやんぱち出馬は、褒められたものではござらぬが、
それはそれ。一度決めたからには、やり抜かねばなりませぬ。

自民本流のありようを、ここでみんなに見せておやりなさい。
そして、それを核に、がらがらポンをやるのでござります。
代表選に勝とうが、負けようが。。

あ、これこれ、頭が高い!
失礼があってはなりませぬ。
何せ、メシアがご出馬になるのでござりますからな。
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白熱講義

2010-08-26 08:59:54 | Weblog
どうも、オザワは民主党代表選に出ざるを得ない雰囲気になってきましたなあ。
本人がそう仕向けているのかどうかは知りませんがね。

「小沢一郎政治塾」での(報道による)本人の発言を聞くと、
このお方は、ホンニンなりに信念の人ですなあ。
しかし、「有徳」の人でないことはアリアリですよ。
こういうお方は、危ういのでござります。

もっとも、何もできない、しない人と比べると、
消極的待望論が出ても当然かもね。
危機のとき、どういう人物が出るか、それがその国なり、組織の命運を握るのであるが、
こういう状態では、ニホンという国の将来は、およそ予測がつきますなあ。

▼ハーバード大のマイケル・サンデル教授の特別講義が、東大で開かれたそうな。
過日、テレビでハーバードでの講義の一端を見たが、確かに面白いですなあ。
人気があるのが判りますよ。
東大の特別講義は、後日、NHKで放映予定とのこと。

ワタシには留学経験はないが、
身近な題材を学生に投げかけ、対話の中で講義を進めるアメリカ的な手法は、
それなりに面白いが、
感心したのは、出た意見を正と反の対立する意見に集約してしまい、
それはあらかじめ考えた自分のロジックに他ならないのだが、
そして、当然にそれらの結論はでないわけで(=出ないものをテーマにする)、
その正と反を論じさせるように誘導・整理すること、
それを(時間の制約がある)講義の中で行うには、シャープなアタマでないと、なかなかできませんぞ。

アタマがプアなワタシがやれば、
ロンパリを睨んだ議論が、とんでもない方向、つまりアンドロメダに到達してしまいますがな。
一方、面白くないのは、
教授のロジックの根底を揺るがす、視点や価値観が全く違う新しいロジックが出ないことですなあ。
まあ、それが学生の限界なのでありましょう。

それはともかく、一度、民主党代表選の投票前に、
この方式で立候補者に意見を競わせたらどうないでしょうなあ。
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円高・株安そして無策?

2010-08-25 08:59:17 | Weblog
円高が進みますなあ。
83円台ですと!
日経平均は9,000円割れですと。
ノダ(財務相)がコメントしても、全く相手にされませんなあ。
そりゃあ、そうでござりましょう。
あんなコメントでは、子供にも見透かされてしまいますぞ。

しかし、今のところは政府・日銀の目論見どおりなのでござりますよ。
そして、これから反撃が始まるのでござります。
先週あたり、カン、センゴクなど、たっぷりと夏休みをとっていたではありませぬか。
いろいろ秘策を練っていたのでござりますよ。
そうでなきゃあ、この時期、夏休みなんぞとれるワケがござりませぬ。
この時期に休めるのは、余程のアホか、超おおものでござります。
つまり、これからウルトラCが出るのでござりますよ。

え?
普天間のときも、まことしやかにハトヤマのウルトラCが囁かれたけど、何もなかったではないか?
あ、こりゃあ、一本やられましたなあ。

けれど、子供に「オマエは馬鹿だ、アホだ」と言って育てると、
ホントウのアホになってしまうのでござりますよ。
豚もおだてりゃあ木ぃに登ると言うではござりませぬか。
カン、センゴク、ノダその他も、ひょっとすると木ぃに登るかも知れませぬよ。
みなさん、応援してやってくださいましな。 

▼駅のホームで、酔客に押し出され、転落して死亡した人がいたそうな。
亡くなった人は77歳だそうだが、
年配者だから転落したのか、年齢には関係がないのか、分からないが、
ぶつかる勢い次第なのでござりましょう。

ワタシも足腰が弱ってきているから、
少し押されると、転落してしまうでありましょう。
駅のホームだけではござりませぬよ。
この辺りは後日書きましょう。
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余計な一言

2010-08-24 08:58:30 | Weblog
カン氏は、またまた余計なことを言うたそうですなあ。
新人議員との会合で、「3年後まで解散するつもりはない」と述べ、
3年後の衆参同日選をにおわせたという。
「オザワ氏がいてくれたからこそ政権交代をなし遂げられた」とも言うたそうな。

このお人は、いつまでたっても、一言、二言多いですなあ。
性根がすわっていない証拠でござります。
まるで、ワレワレと同じではござりませぬか。
ワレワレとは、ワタシでもあり、あんたはんでござります。

岡目八目になるが、
こういう性根が座っていない姿勢がダメなのでござります。
だから、円高対策を含む景気対策も、予算も、全てが中途半端なのでござります。
主要省庁の予算概算要求では、主要施策を見直す動きが加速しているそうですなあ。
優先度&メリハリがつけられず、つじつまあわせの予算要求でござります。
これが「政府主導」の実態でござります。
何ともなさけないことでござります。

▼大阪市は、職員数を1万人削減する構想を発表したそうな。
ごみ収集の民間委託化や市営地下鉄の運行部門の民営化を含む公営企業の効率化などで進めるという。
少しばかり尻の火に気づいたようですなあ。
しかし、まだまだ認識と覚悟が足りませぬよ。
事務職員なども当然に着手すべきでござります。
当面、「2年間で2万人削減」が妥当でござりましょう。
現在118ある市の外郭団体も半減させるというが、これなどゼロで宜しい。
ほれ、よく見ると、尻の火どころか、背中のたきぎが燃えてますがな。
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挙党一致?

2010-08-23 08:59:21 | Weblog
まだ暑いとはいえ、
ツクツクボウシが鳴き、とんぼが飛び、夜には虫が鳴き、
少しづつ秋の気配が漂ってきましたなあ。

この暑い中、民主党の代表選が話題になっていますぞ。
民主党では、みんなが挙党一致と言うてますなあ。

反カン陣営のこの言葉と聞くと、いつも不思議に思うのですがね。
挙党体制を叫ぶなら、今の政権に協力すれば宜しいのではござりませぬか?
勿論、今の代表ではダメだから、別な代表で挙党&連立体制をと言う者がいるんだろうが、
今の代表は、数カ月前にあんたが選んだのではありませぬか?
また、別の者なら挙党・連立体制が組めるのでござりましょうや?

要するに、ジブン達を優遇せよ、という一種の権力闘争でござりますなあ。
問題山積の中、ヒマなことでござります。
面白い国でござります。
こういう状態だから、何も進まず、国がどんどん沈んでゆくのでござります。
ダメになるとき指導者はアホばかり、というのは古今東西、永遠の真理のようでござります。

こういうとき、どう自衛策をとれば宜しいのでござりましょうや?
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行政のお手本

2010-08-20 09:00:33 | Weblog
今朝の朝日新聞一面トップに、
熱中症で死亡したさいたま市の無職男性(76歳)が出ていた。
10年前に生活保護を申請したが断られ、以降、電気やガスのない生活を続けていたそうな。
同居の長男も腰痛などで働けず、
2カ月で十数万円の男性の年金を頼りに、貧しい生活を続けていたという。

うむうむ。
これは、まさに仕事ができなくなった後のワタシの姿ですぞ。
しかし、このお人は大きな過ちを犯していますなあ。
10年前に生活保護の申請をしたそうだが、
そんなことはしないで、孤高の下、堂々と貧乏生活をすべきでありました。

近所づきあいもなかった様だが、
「貧乏」を売り物に、適度のつきあいもすれば良いのにね。

「反貧困ネットワーク埼玉」の代表(弁護士、28歳)は、
「行政は生活困窮者を見つける努力をしたのか」とコメントしているが、
このお方は、どうしようもないアホですなあ。
行政とはそういうものですよ。
そういう行政を正そうと思っているのなら、1億年河清を待つのと同じでござります。

それよりも、「行政のお手本、さいたまにも」として、ヒョウショウすべきでござります。
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猛暑いっぷく?

2010-08-19 08:59:33 | Weblog
今日は曇り。
午後には雨が降るそうで、気温は30度の予想。
暑さは、ちょっと一段落というところでありましょうか。
しかし、雨も最近はハンパではないですからなあ。
降るとなると、どさっと降りますからなあ。

地球の気温上昇にはいろいろな説があるようだが、
そのひとつに、2100年 4.5度上昇というのがありますなあ。
暑い日は38度、これが42~43度になるということでしょうかなあ。

いえいえ、こういう予測は当たったことがありませぬ。
加速度的なカーブを描く可能性が高いから、4.5度は遠からず達成されるでありましょう。
困ったことでござります。
ワタシは、気温にせよ、年金にせよ、国家財政にせよ、
かってはギリギリ逃げきれるかと思っていたが、
今では、もう無理でござりますなあ。
逃げきれそうもありませぬ。
何もかもの「ハタン」が目の前まで来ておりまするよ。

体力と気力があれば、何とかなるでありましょうが、
ワタシには無理でござりますなあ。

▼厚労省は、新卒1万人就職支援策を打ち出すそうな。
新卒者を試験的に雇う企業への助成を手あつくし、対象者を1万人に増やすという。
「景気の先行き懸念に対応し、雇用の安定を目指す」んだそうな。

鶏と卵になるが、
景気の先行きに懸念がある場合、企業は人を雇うでありましょうかなあ。
助成金につられて人を雇う企業は、何か善からぬことをたくらんでいるに違いありませぬ。
もともと雇う予定の企業の背中を少し後押しする程度でありましょう。
エコポイントと同じですなあ。
新規の需要を生み出す訳ではなく、購入を少し前倒しさせるだけでござりますよ。
あとでその反動が来るのでござります。

まあ、しかし、政府は何もしない訳にはゆきませぬからなあ。
ポーズだけでも示そうというところでござりましょう。
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スーパー細菌

2010-08-18 09:00:06 | Weblog
抗生物質が効かない「スーパー細菌」が広がっているそうな。
異なる種の細菌を行き来できる NDM1(New Delhi metallo-beta-lactamase-1)という遺伝子が犯人で、
普通の細菌も、この遺伝子を持つと大ばけするという。

細菌やウィルス VS 抗生物質 の歴史は、まだ始まったばかりの様ですなあ。
困ったことというか、当然のことというか、
何と申せばよいのでありましょう。

一方、
日本の政界でも、数年前から別のスーパー細菌が次第にはびこってきていますがな。
政界、特に首相に感染し、短期間でやる気をなくさせる細菌でござります。
その細菌に耐えられる期間は、最初は1年程であったのが、
だんだんと短くなりつつあり、今では人によっては数カ月程度。
しかし、首相の座を降りれば回復するので、生物としての生命の危険はない様ですなあ。
政治生命がどうなのかは、まだ解明されていないようでござりますよ。
しかし、トップがこれにかかる国の国民はヒサンでござります。
戦前の「グンコク熱」よりはマシかもしれないけど。
グンコク熱は、国民の過半が罹患しましたからなあ。

この細菌は、国によっていろいろな種類がある様ですぞ。
隣の半島の北部では、指導部層のアタマを長期間狂わせる細菌が、
その向こうの大陸では、「アタマの中で考えるのはジブンのことだけ」にさせる細菌が、
いろいろな細菌が長期間猛威をふるっている様でござります。

日本社会だけではないのでありますなあ。
暑さのせいだけではござりませぬが、
避暑でハワイなりグアムなりに行き、涼んできましょうかなあ。
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