不適切会計（５）

東芝の第三者委員会報告の後、
報道のタイトルの多くが「不適切会計」から「不正会計」に変わりましたなぁ。
歴代トップが直接の指示を否定しているので、使う用語は慎重さを要するんやろうけど、
今回の騒動が「粉飾」なのは誰がみても明らかなんやけどね。

おや？
米国では、投資家の集団訴訟が始りましたか。
佐々木（前副会長）や田中（前社長）も含まれておるそうやが、
そうやろなぁ。

ん？
ブルームバーグの集計では、不適切会計の期間中に資本市場から調達した公募増資などの総額が約１兆円－
「2009年5月に3,330億円の公募増資、2009年5月から2013年12月の間に計 6,400億円の普通社債や劣後債などの有価証券を発行した」
ですと。

知らんかったけど、これは大きいですなぁ。
与える影響が。。。
やっぱり、ＷＨの買収は大失敗でしたなぁ。
半導体にカネをつぎ込みすぎたことも問題でしたなぁ。

攻めの経営は、順風のときは威力が倍増するけど、
逆風になると自分に戻ってきますからなぁ。
Ｎさんは、オノレの度胸（判断力）と運を過信しすぎましたなぁ。
なんぼ強運というても自ずから限度があって、
その限度を超えたら堕ちるしかないんですわ。
いかにオノレの限度を知るか、ですわなぁ。

ワタシの二十数年来の心の中での葛藤は、予想外の時期に、予想外の顛末で終りを迎えましたなぁ。
何の葛藤かは書かんけどね。
「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」かもしれませぬなぁ。
結局、強気の攻めは、多くの関係者に多大の迷惑をかけてしもうただけでござりました。
しかし、ホントウにしんどいのはこれからでござりますよ。

ニンゲン、やっぱり調子に乗りすぎたらアカンのですわ。
どなたか、アベ何たらや、シュウ何たらにも言うてさしあげたらどないですかな？　　　　

不適切会計（４）

東芝　第三者委員会報告書（要約版）をざっと読みましたがね。
う～む。
ワタシが知る昔とは随分と違うていますなぁ。
溜息が出ましたよ。
報告書第7章に記載されている再発防止策（提言）－
「強力な内部統制部門」、「取締役会による監査機能の強化」、「監査委員会による監査機能の強化」
などは、まぁ、この不祥事やとそう指摘されても仕方がない側面はあるけど、
仕事の進め方や結果に、悪意の眼ぇでチェックせよ、と言うておるに等しく、
何だか紋切り型に過ぎますなぁ。

上の提言の底にあるのは役人の考え方であり、欧米流の発想であり、本質的な解決策にはほど遠いですなぁ。
要するに、形式や体裁やのうて、中身を実効あらしめるための方策が必要で、
それが何か、という点でござりまする。
それが欠けた「再発防止策（提言）」なんぞ、無意味でござりまする。
よくいわれる「コンプライアンス地獄」に陥り、
闊達なビジネス活動を萎縮させるだけで、役所みたいになるだけですわ。

繰り返すと、求められるのは、組織内のチェック機能を効果ならしめると同時に、ビジネスに果敢に挑む風土を一段と醸成する、そのバランスをとる方策であって、
つまり、「仏作って魂入れず」ではアカンのでござりまする。
委員会がいう「チェック機能の強化」は、再発防止策にはなり得まへん。

そして、東芝の記者会見も途中からネットで見ましたがね。
田中（社長）、室町（会長）、前田（財務担当取締役）の三名やったけど、
これまた紋切り型で、今一でしたなぁ。
う～む。
何だか、弁明の場のような印象で、
本人たちの置かれた状況や立場を考えたら、こうならざるを得んのですかなぁ。

会見の最後の場面で、日経の記者からパソコンの利益操作－担当役員の責任に関する質問が出たけど、
田中は「お答えをさし控えたい」と答えておりましたなぁ。

役員については、
田中（社長）、佐々木（副会長）が辞任し、室町（会長）が社長を兼務するそうな。
相談役のＮさんも辞任やそうですなぁ。
副社長の下光、深串ら4名も辞任とか。
当然でしょうなぁ。
とんでもない事態を引き起こしたメンメンですからなぁ。
情けない。。。

本格的な新態勢が9月の臨時総会になるのは致し方ないけど、
早う手ぇを打って、新しい道を歩いた方がええですよ。
しかし、会社として本当の棘の道はこれからですなぁ。。。

アホ祭りの前座その一が閉幕

アベ何たらが言うたそうな。
「新国立競技場について、現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで見直す」と。
ほぅ、安保法案が四面楚歌なんで、人気取りを狙うたんでしょうな。
ちょっとでも支持率を上げたいんやろなぁ。

白紙に戻すなんぞは、判断力がフツウの者にとっては当たり前のことやし、
遅すぎますがね。
これで支持率が上がるのを期待するなんぞは、おこがましいことでござりまする。
安保法案も白紙撤回すると言うたら、支持率が少しは戻ると思うけどね。　　

五輪開催なんぞ大反対のワタシやが、
しかし、政府・文科省その他のアホさ加減は楽しませてもろうておりますよ。
今回のアホ騒動を見ておると、これから次々と同じようなことが出てくるやろなぁ。
アベ何たらは、「シモムラ文部科学大臣らに新しい計画を速やかに作成するよう指示した」というておるそうで、
シモムラ何たらを更迭するどころか、まだ使うつもりみたいですなぁ。
そうやとすると、今回の騒動は、まだ前座の「その一」でござりましょうよ。
無論、シモムラ何たら一人を更迭しても、トカゲのしっぽ切りでしかないんで、
文科省が変わらんとなると、問題＆失敗だらけの準備＆運営になること必定でござりますからね。

いやはや、ますます楽しみなことでござりまする。
せいぜい、陋巷の隅からこれからもドタバタ劇を拝見することといたしましょうゾ。
カネが無いワタシには、格好の娯楽でござりまする。　　
しかし、国民はお気の毒ですわなぁ。
政府や役所におるメンメンは、少なくとも責任ある立場にある者は、こういう連中でござりますよ。
情けないことでござります。
アホのワタシがそないに思うんですからなぁ。　　

ワタシも聞きたい

なんですかな？
このアンドウ何たらというのは。。。

>頼まれたのはデザイン案の選定まで
>2,520億円になった理由をワタシも聞きたい

ほな、文科省なり、見積もった建設会社なりに、アンタの責任でなんで聞かんのや？
JSC（日本スポーツ振興センター）とかいうところの「有識者会議」メンバーでもあるんでしょうが。。
無責任なヤツですなぁ。
ここまで役所の手先＆無責任やったとは知らなんだ。
そりゃあ、デザインを選定するのが役割やったんやろけど、
予算を含めた実現可能性を十分に考慮するのは当たり前のことですがな。
自信がないなら、委員会メンバーの中にその方面の専門家を入れ、様々な角度から検討したらええんですわ。
そして、全体として最適の結論を出すのが審査委員会やないの？
なんで、最悪の結論を出すんですかな？
そして、見積額の根拠は「ワタシも聞きたい」ですと？
何とまぁ、世も末ですなぁ。

えっ？　違う？
なんでですかな？
ほぅ、文科省がその本能で、誰も責任を負わんでええように、審査委員会を運営した？
能無し役人、役所がやることは、凡そそのレベルやが、今回はタマタマそれが表に出ただけですと？

与件なしで、斬新なデザインだけを考えるんやったら、
そんなモン、ド素人のワタシでもできますがね。
素人ならではの、ハチャメチャ＋思いつき＋過去はモチロン、未来永劫にも絶対出現せんデザインを描いてさしあげますよ。

無能＆無責任の文科省が選ぶ人選は、結局は同類のモンを選ぶんですなぁ。
このお人も、ホンシツはこういうお人やったんですな。
アタマとココロがプアな、つまり、ワタシの同胞がここにもおりましたよ。　　

えっ？
政府も見直しを検討しておる？
けど、誰が森何たらを説得するか、それが難しいですと？

アホらし。
森何たらなんぞ、老害をまき散らすだけの者なんぞは、早う引導を渡してやったら宜しい。
石川２区の方、分かってますね？

そや、ええ方法があった！　　
今日から、みんなであることをするんですわ。

「森喜朗」の名前を書いた藁人形を用意し、
丑三つ時に、五寸釘を打ち込むんですよ。
それを毎夜、一斉にやるんですわ。
効果があるかどうかは、入魂次第やと思うけど、
これを読んだあんたはんもどないですかな？
ついでに、「安倍晋三」と書き加えることもお勧めしますよ。

もし、そんな小人どもを対象にするなんぞ、自尊心が許さんというお人は、
ワタシも同じ心境やけど、
もう一つついでに、憎っくきお人の名前を書いた藁人形を作ってもええですよ。　　　

自公が強行採決

安保関連法案が、衆院特別委員会で自公が強行採決し、可決されたそうな。　　
まぁ、与党にとっては予定のとおりなんやろうが、
ジミン党やコウメイ党のホンシツが如実に出ておりますなぁ。
法案の中身もさることながら、そのシセイ、体質でござりまする。
「傲慢」という言葉は、ジミン党のためにあるんでしょうなぁ。
西方の国の狂賛党ほどではないかも知れんけど。。。

アベ何某なんぞは、「残念ながら、まだ国民の理解が進んでいる状況ではない」と認めながら、それに構わず、その道一直線でござりますよ。
ご立派なリーダーでござりまする。
何たって「総理大臣の言うことは正しい」のでござりますからね。　　　

コウメイ党なんぞは、その袖にぶら下がって「異議な～し」と言うてますよ。
一度、与党の甘い蜜を吸うたら、やめられんのでしょうなぁ。
こういうのを阿諛追従というのでござりまする。

しかし、そういう政党に政権を握らせたのは、国民ですからなぁ。
選挙制度の問題もあるけど、国民のレベルもお寒いものでござりまする。
やっとアベ内閣の不支持率が支持を上回ったらしいが、国民も「のんき」なものでござりまするよ。
ギリシャと変わりませぬなぁ。　　
アホでプアのワタシでさえ、そないに感じるのでござりまする。

おや？
新国立競技場のデザインを採用した審査委員会の委員長　安藤忠雄氏が記者会見を開くんですと？
おゝ、そうですか。
早うやってくださいな。

ん？
シモムラとかいう文科相から「選んだ理由を堂々と発言してほしい」と言われたからですと？
ほぅ？
本来、シモムラ何たらとアンドウ氏が一緒に説明をすべきやないですかなぁ？
デザインを選んだ理由は氏が、それを承認した全体的な内容はシモムラ何たらが話せば宜しい。
もっとも、シモムラ何たらや文科省なんぞに、キチンと説明できる能力なんぞないことは明々白百なんで、
そんな無能者・無能省が何故にこの案件を仕切っておるのか、この際、徹底的に追及したらええと思いますよ。

地盤沈下と劣化がますます進み、
地獄の底がちらほら見えはじめている日本国の今日の状況でした。　　

不適切会計（３）

おいおい、Ｎさんの社長時代も利益かさ上げですか？
総額で 2,000億円規模になる、ですと？
何ですかな、それは？
どんどん膨らんでゆくじゃあござりませぬか。

報道では、「首脳同士の社内対立」、「利益至上主義」とか書いていますなぁ。
表面的にはそう見えるかも知れんけど、
もう少し長期的にみたら、ちょいと違うと思いますなぁ。

社長が三代続けて「不適切」やったとなると、
なんでそないな人選をしてしもうたのか、ですわ。
その根源をたどると、それは西室さんでしょうなぁ。
一見、穏やかで、好感を持たれるお人やけど、八方美人のケがありますからなぁ。
かのお人の人物眼は、今となると曇っておった、ということで、
それが現在の大失敗の大元でござりましょう。
オノレの後任に岡村さんを選定する、会長（当時）としてＮさんの選定を了解する、更には前社長（佐々木）、現社長（田中）の選定了解など、
結局、人を見る目ぇがなかったんですわ。
経営者で一番大事な資質とされることなんやけどねぇ。
「不適切者」三名を直接選んだワケではないにせよ、一線を超える者を三代続けて出したんですからなぁ。

ふと、昔のことを思い出しましたがね。
もう二十数年前のことになるけど、コストダウンが各部門に求められたとき、
工場を中心に想定以上の数字が出たことがありましてな。
そのとき、Ｎさんが言いましたがね。
「ほぅ、やれば出るもんだ」と。
もうご本人は覚えてないやろけどね。
つまり、絞れば出ることを覚えたんでしょうなぁ。
ワタシはそこまでしか知らんけど、
その後からではないですかなぁ。
収益改善、事業再建の切り札のような存在として社内外で注目されるようになったのは。。。

ワタシもそう思うておるし、知る人はみな言いまする。
「強運の人」やと。
ひょっとすると、強運だけやなかったんですかなぁ。。。
以前、考古学で「ゴッドハンド」と言われたお人がおりましたなぁ。
考古学史に残る大罪と言われておるけど、
まさか、それと同じやないでしょうな？

蛇足ながら、一言、書いておきますがね。
報道だけを見ておると、社内に人材がおらんように見えるかも知れんけど、
そんなことは「ありません」。
残っている人は勿論、既に去った人でも、人材はおりましたよ。
それを見抜く眼があるか、ないか、それだけでござります。

こんなことを書けるのは、ワタシが部外者やからなんやけど、
これから始まる「棘のみち」は、
あれから歩んだワタシの「プアの道」と比べると、はるかにマシやと思うので、
残っている人は頑張ってくださいな。

不適切会計（２）

東芝の「不適切会計」問題：
報じられているのは、
・副会長の佐々木則夫（当時社長）が「工夫しろ」と指示していたこと
・社長の田中久雄（当時副社長）も、業績改善を強く促すメールや電話をしていたこと
などで、
営業利益のかさ上げ額は累計 2,000億円規模になる可能性もあるそうな。

う～む。
いけませぬなぁ。
何でこないなことになった、したのか、が大問題でござりまする。
単に、業績確保・改善の指示やったら、どこの会社でもあるやろし、
それが一線を超えるとなると、何かがあるワケでござりましょう。

結局のところ、
上の、佐々木も田中も「その器ではなかった」どころか、役員になる資質さえもなかったんですなぁ。
二段部長あたりが適当やったんやろなぁ。
こうなると、Ｎさんの責任ですなぁ。
器でない者を選んでしまい、それが二代続けてですからなぁ。
あろうことか、事件になってしまいましたがな。

ワタシは、昔のココム事件を思い出しましたがね。今回とは無関係やけど。。。
しかし、あれは当時の日本バッシングが背景にあった中での事件やったけど、
今回は、社内統治・経営の問題ですからなぁ。。。

Ｎさんご本人は、確かに能力はありますな。
それは、ワタシも太鼓判を押しますよ。
けど、ともすれば、そういうジブンを支えるのが周囲の役割やと思うんですわ。
また、ジブンの後釜には、ジブンと同じ能力を求めるんですなぁ。
そして、取り巻きの者には甘い。。。

本人は能力で抜擢しておるつもりなんやろうけど、
周囲から見たら、阿諛追従を引っ張り上げておるだけなんですなぁ。
見てごらんなさいな。
今の社内、そして子会社の役員の布陣を。

歴史をひもとくと、時折、こういうタイプのリーダーがいますなぁ。
順風のときは、驚くべき力を発揮するけど、
逆風になったら弱点が露呈する、というお人が。。。

例えば、と考えたら、
どういうワケか、商鞅や李斯などがアタマに浮かびましたがね。
ちょっと違うかもね。

それはともかく、
早期に新しい布陣を敷くことになるけど、
誰がその任にあたるか、ですなぁ。
東芝に限らず、こういうときに人選を間違うたら、これはタイヘンでござりますよ。

民主党を見限り、
しょうがないのでジミン党を選んだら、
出てきたのが、何と、アベ何たらでしたがね。
マズイことに議席を与え過ぎてしまい、アベ何たらは好き勝手をやっておりまする。
ワレワレは、将来に禍根を残す時代を、今まさに生きておるのでござりまするよ。　　　　
あんたはんはそれを自覚しておりますかな？　　　　

新国立競技場が決まり

新国立競技場が、2,520億円で実質的に決まったそうな。
運営するＪＳＣ（日本スポーツ振興センター）の「有識者会議」なるもので、そないなことになったんですと。
「有識者会議」なるもンがぎょうさんあるんで、混乱するんやけど、
あの、どうしようもない、モリ何たらも「有識者」なんやそうな！　　　

この種の、役所が担うものは、当初の予算が倍増するのは、日本ではようあることやが、
それにもまして、当初の計画から始まって、今回の決定、実際の建設、完成後の運営など、一貫した責任の所在がどこにあるのか、全然分かりまへんなぁ。
それが官僚制であり、それに乗る政治家や利権族がハバをきかせる、
まぁ、それが日本なんでしょうなぁ。

あんたはんや、
ギリシャや、中国・韓国、そして北朝鮮なんぞを嗤うとるけど、
我が身は、もっと嗤われる存在でしたゾ。　　
遠からず、多くの国民が「誰が決めたんや？」というときのために、
この「有識者会議」のメンメンの氏名を記録しておきましょう。
どうせ、セキニンなんぞとるワケがないんやけど、アホ丸出し「有識者」として顕彰しとかなあきまへん。
日本国民全体がアホやったと思われとうはないですからなぁ。

■ネットで調べたら、現在の構成メンバーは14人で、次のメンメンなんやそうな。
安西 祐一郎（日本学術振興会理事長）
安藤 忠雄（建築家、デザインの審査委員長）
馳 浩（スポーツ議連事務局長）
小倉 純二（日本サッカー協会名誉会長）
佐藤 禎一（元日本政府ユネスコ代表部特命全権大使）
鈴木 秀典（日本アンチ・ドーピング機構会長）
竹田 恒和（日本オリンピック委員会会長）
張 富士夫（日本体育協会長）
都倉 俊一（日本音楽著作権協会長）
鳥原 光憲（日本障害者スポーツ協会長）
舛添 要一（東京都知事）
森 喜朗（大会組織委員会会長）
横川 浩（日本陸上競技連盟会長）
笠 浩史（大会推進議連幹事長代理）

建築家の安藤何たらは欠席したそうな。
こざかしい選択でござりましたな。
誰もが、一人残らず、「逃げた」と思うておるでしょうなぁ。
こういう無責任がまかり通るんですからなぁ。
世間的には著名なお人やが、こういうところでニンゲンのホンシツが出るんですなぁ。
皆さん、気ぃつけましょうね。
肝心なところでは、ニンゲン、逃げたらアカンのでござりまする。
ワタシやったら、、、
どうしまひょうかねぇ。。。
やっぱり逃げるかもね。。。
ワタシの人間性も、所詮はプアなんですわ。　　

この際、提案があるんですがね。
いっそのこと、予算を1,000兆円にして、金をフンダンに使うた、金ピカ競技場にしたらどないですかな？
どうせ、遠からず破綻する経済やったら、この際、最後の打ち上げ花火にしたらええと思いますよ。
現在の国の借金 1,000兆円強が倍になっても、もはや借金まみれの大勢は同じことでござりまする。

財源ですか？
そりゃあ、決まっておりまする。
国債の発行は勿論のこと、全ての財源を総動員するのでござる。
例えば、消費税は500％へ、所得税や資産への課税は現行の100倍、貴金属は強制拠出、相続税は故人の残したモノ全て没収　などなど、全てでござりまする。
ワタシのような持たざる者は、相対的に負担が低い結果になりますなぁ。

既に、toto とかいうバクチの収益も狙われておるが、
皆さん、国債や toto を積極的に買ってあげましょうね。
ワタシは、買うたことがないし、これからも買わん（「買えん」が正しい）けど。。。　　　　

ギリシャは「NO」

ギリシャ国民投票の結果は、「NO」なんですと。
「反対」が61.31％、「賛成」が38.69％なんやそうな。
驚きですなぁ。　　

報道で、「債務は全てカットせよ」と言うておる若いお人がいましたよ。
ふむ、なかなか勇ましい言葉でござります。
仮に、カットが実現したとしても、その後のことを考えたら、賛否の差は「覚悟の上の決断」ということでしょうなぁ。
いや、なかなかできんことでござりまする。
立派でござるよ。
尊敬に値しますなぁ。
いえ、揶揄しているのではござりませぬ。
本気でそう思うとります。
このお国は、体質が若いんですな。
困難に立ち向かう気力があるんですよ。

例えれば、重症患者が、副作用の強い薬を、これからは飲みまへん、ということですからなぁ。
オノレの体力で乗り切ろうとの姿勢は見上げたものでござる。
オノレに自信なり、信念がないとできませぬからなぁ。
しかし、社会的弱者はお手上げ状態になるやろなぁ。

まさか、途中で腰折れしたら、祈祷師を呼んで平癒を祈願しような～んてことを考えておるんではないでしょうな？
（ギリシャから見て）東方や北東には、祈祷師づらをしたペテン師がおりますからなぁ。
まぁ、それは最後の手段と思うとるのかも知れんけど、
それだけは止めといた方がええですよ。
結局のところ、騙されて、身ぐるみ剥がされるだけでござりまする。

へっ？
このお国の国民性は、今日を楽しく過ごせれば、それでええんですと？
明日は明日の風が吹く？
ほぅ、日本もギリシャの血ぃを入れるべきですなぁ。　　

さて、近い将来、日本が同じような状態に陥るとき、
それは確実に到来するのやが、
あんたはんはどう臨みますかな？

ワタシですか？
答えは簡単でござりまする。
その時までに「さいなら」をしておくことが唯一の選択肢でござりまする。
それは希望的観測かも知れんけど、
陋巷のプアは、いかに困窮に慣れとるとはいえ、
やっぱり限度を超えたら、もはや手ぇの打ちようがないのでござるゆえ、
それ以外の答えは無いのでござります。　　

ギリシャ国民投票

さぁて、ギリシャの国民投票が始まったそうですなぁ。
賛否の割合は拮抗しているとか報じられているが、
しかし、ＥＵ案を蹴る選択（NO）なんぞ無いと思いますよ。
蹴ったら、その時はスッキリするかも知れんけど、
その後の事態を考えたら、フツウの市民にはそんな覚悟は無いでしょうからなぁ。
覚悟があって NO というんやったら、それは素晴らしい意思表示でござりまする。

チプラスとかいうお人は、チェ・ゲバラを崇拝しておるそうやが、
それを聞いたら、彼のお人の行動の一端が何となく分かりますなぁ。
しかし、彼のお人なりの「理想」で突っ走っても、
竹槍一本で突撃するのと同じですわなぁ。
オノレが自分の信念でそうするのはかまわんけど、皆にそれを強いるのは止めた方が宜しい。

ゲバラを崇拝するんやったら、
今のような交渉術で目先を乗り切るやのうて、
忍耐を重ねても借金を返し、それと並行してギマンに満ちた既存の世界を打ち砕く仕組みや秩序を創る、その努力をすることですな。
それを国民に訴え、オノレが先頭にたって働くことやないですかなぁ。

確か、このお人のフルネームは「チプラス・ドン・キホーテ」とか言いませんでしたかな？
どなたか、コンタクトがとれるお人は、
彼のお人に伝えてくだされ。
「日本には、サンチョ・パンサとロシナンテがおるので、いつでも旅に出られますよ」と。
ふむ。誰がええですかな？
アベ何某とスガ何某を推薦しようと思うんやけど、宜しいでしょうかな？
日本にとっても、少しは風通しが良うなりますゾ。
えっ？　二人だけやのうて、ジミン党からもっと大勢の付人を出せ、ですと？