穏やかな年の瀬でござります。
昨年と違って、年越し派遣村などはないそうだから、
きっと問題は着実に解決へと向かっているのでござりましょう。
いえ、民主党政権の下、雇用問題は峠を越えたハズでござります。
結構なことでござります。
しかし、今年は、日本社会の大きな節目の年として記録&記憶されるでありましょうなあ。
この一年、ワタシも気が気でない状態でござりましたよ。
何がと申すに、
ワタシは、かねてよりプアを自認し、
この豊かな日本で、(アタマとココロとフトコロの)プアをわが身の一大特徴と考えているのだが、
今、急速に追いあげられていますのぢゃ。
日本社内が、猛烈な速さで、ワタシを追いあげてきているのでござります。
あと何年かすると、ワタシのプア度は抜かれてしまう、
との危機感を覚えておりますのぢゃ。
いえいえ、危機感どころか危機でござりますよ。
来年は確実に射程圏内にとらえられてしまいそうですがな。
と、書きながら、過日のテレビリポーターの言を思い出しましたぞ。
氏曰く「日本社会の先行き不透明感が(何とかかんとか)。。。」
何を言うているのでござりましょうなあ。
不透明感なんか、とっくのムカシの話しでござりましょうに。
もはや、そういう段階ではござりませぬよ。
それはともかく、困ったことですぞ。
ワタシの唯一の差別化戦略が破綻してきているのでござります。
正月の間、対策を練って過ごさなくてはなりませぬ。
ところおで、今日は、年末でござるゆえ、
日本社会のプア度を考える具体例を一つとりあげましょうぞ。
----------------------------------------------
■電車などで座席を譲る人がどの位いるか?
----------------------------------------------
さて、各位は、上の問いに対してどう思われますかな?
勿論、今の日本社会で、でござります。
ネットに何か参考になる情報がないかと検索しましたがな。
■高齢者や妊婦や体の不自由な人が座席のそばに立っていたら自発的に席を譲るか?
【資料1】iMiリサーチバンクのアンケート結果(2007/12調査)
⇒ たいてい譲ると思う 67.3%
http://www.imi.ne.jp/blogs/research/2007/12/post_176.html
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/12/7_33.html
【資料2】学生の社会貢献意識調査(2009/7)
⇒ 電車ではお年寄りに席を譲る 74%
http://gyokuyo.tea-nifty.com/blog/cat4488855/index.html
なるほど。
この調査結果を見ると、マズマズのように見えますなあ。
うむうむ。
しかし、これらを真に受けて宜しいのでござりましょうや?
ワタシの意見は、次のとおりでござります。
上は、アンケートによる意識調査であって、それが実行動になるワケではござりませぬ。
ニンゲン誰しも、オノレをオブラートで包みますからなあ。
ジブンは善人であるとの錯覚、若しくは願望の結果なのでござります。
実際は、大違いなのでござります。
以下、ワタシの実体験をご披露しましょうぞ。
ワタシが腰と足を痛め、杖を用いるようになって1年と1カ月(13カ月)。
この間、中距離電車での通勤で、計13回座席を譲られた。
(譲ってくださった方々には感謝。)
月1回の割。
およそ電車に50回乗って1回譲られる割合。
ジブンの前のみならず、その左右や後方を含め、近くに座る人は数名はいる。
(大甘計算で)仮にこれを2名とすると、実際に席を譲る人は100人に一人となる。
100人に一人、1%なのでござります。
13名の年齢別構成(推定年齢)
20歳台 0名
30歳台 6名
40歳台 3名
50歳~ 4名
計 13名
譲ってくださったのは全員男性。女性はゼロ。
男性の中でも、20歳台は皆無。
但し、女性で1名、次の例あり。
声を掛けてくださった際、別の席が空いたので、礼を言ってワタシはそちらに座わり、
結果として譲られてはいないが、実質的には譲っていただいたのと同じ、という例。
つまり、この約1年の結果を集約すると、
今の日本で、座席を譲る人は、 男性は100人に一人、女性は1,000人に一人 の結論。
上は、ワタシの約1年の実体験でござりますよ。
6~7割が席を譲るというアンケートとは大違いでござります。
路線や時間帯が違うと、多少の違いはあるだろうが、
大きな枠組み(傾向)は変わらんと思われますぞ。
通勤以外でも似たようなものでござりますからなあ。
ワタシ自身は、20歳台がゼロというのが気になりますなあ。
若さゆえの傲慢さ、とはよく聞く話しではあるが、
しかし、ゼロとはねえ。
中国の 80后 と同じなのでござりましょうや?
日本も、彼の国も、明るい未来はなさそうですなあ。
もとい、「なさそう」ではなく「ない」が正しいのでござりましょう。
半月ほど前の新聞記事(12月中旬の日経コラム)が妙にアタマに残っていましての。
さる女子大生が、海外の留学先から帰国したときのこと。
電車に乗り、荷物を網棚に乗せようと大汗をかいていても、近くの乗客は知らんぷり。
ここで彼女は感じた。
「あゝ、やっと日本に帰ってきたんだ」と。
う~む。
このお嬢さんにとって、海外留学の最大の成果の一つですなあ。
日本の、日本人への理解が飛躍的に進んだのでござります。
さあて、来年は、社会のプア度がどう進むでありましょうなあ。
ワタシも負けぬよう、一段とプアに磨きをかけねばなりませぬ。
しかし、プアを競っても何らの意味もないから、
この先、長生きはしない方が身のためかも知れませぬなあ。
今日は大晦日。
除夜の鐘を耳にして帰路につくのが理想なのだが、
今日はそろそろオシマイにいたしましょうかのう。
もうトシでござりますからなあ。
昨年と違って、年越し派遣村などはないそうだから、
きっと問題は着実に解決へと向かっているのでござりましょう。
いえ、民主党政権の下、雇用問題は峠を越えたハズでござります。
結構なことでござります。
しかし、今年は、日本社会の大きな節目の年として記録&記憶されるでありましょうなあ。
この一年、ワタシも気が気でない状態でござりましたよ。
何がと申すに、
ワタシは、かねてよりプアを自認し、
この豊かな日本で、(アタマとココロとフトコロの)プアをわが身の一大特徴と考えているのだが、
今、急速に追いあげられていますのぢゃ。
日本社内が、猛烈な速さで、ワタシを追いあげてきているのでござります。
あと何年かすると、ワタシのプア度は抜かれてしまう、
との危機感を覚えておりますのぢゃ。
いえいえ、危機感どころか危機でござりますよ。
来年は確実に射程圏内にとらえられてしまいそうですがな。
と、書きながら、過日のテレビリポーターの言を思い出しましたぞ。
氏曰く「日本社会の先行き不透明感が(何とかかんとか)。。。」
何を言うているのでござりましょうなあ。
不透明感なんか、とっくのムカシの話しでござりましょうに。
もはや、そういう段階ではござりませぬよ。
それはともかく、困ったことですぞ。
ワタシの唯一の差別化戦略が破綻してきているのでござります。
正月の間、対策を練って過ごさなくてはなりませぬ。
ところおで、今日は、年末でござるゆえ、
日本社会のプア度を考える具体例を一つとりあげましょうぞ。
----------------------------------------------
■電車などで座席を譲る人がどの位いるか?
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さて、各位は、上の問いに対してどう思われますかな?
勿論、今の日本社会で、でござります。
ネットに何か参考になる情報がないかと検索しましたがな。
■高齢者や妊婦や体の不自由な人が座席のそばに立っていたら自発的に席を譲るか?
【資料1】iMiリサーチバンクのアンケート結果(2007/12調査)
⇒ たいてい譲ると思う 67.3%
http://www.imi.ne.jp/blogs/research/2007/12/post_176.html
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/12/7_33.html
【資料2】学生の社会貢献意識調査(2009/7)
⇒ 電車ではお年寄りに席を譲る 74%
http://gyokuyo.tea-nifty.com/blog/cat4488855/index.html
なるほど。
この調査結果を見ると、マズマズのように見えますなあ。
うむうむ。
しかし、これらを真に受けて宜しいのでござりましょうや?
ワタシの意見は、次のとおりでござります。
上は、アンケートによる意識調査であって、それが実行動になるワケではござりませぬ。
ニンゲン誰しも、オノレをオブラートで包みますからなあ。
ジブンは善人であるとの錯覚、若しくは願望の結果なのでござります。
実際は、大違いなのでござります。
以下、ワタシの実体験をご披露しましょうぞ。
ワタシが腰と足を痛め、杖を用いるようになって1年と1カ月(13カ月)。
この間、中距離電車での通勤で、計13回座席を譲られた。
(譲ってくださった方々には感謝。)
月1回の割。
およそ電車に50回乗って1回譲られる割合。
ジブンの前のみならず、その左右や後方を含め、近くに座る人は数名はいる。
(大甘計算で)仮にこれを2名とすると、実際に席を譲る人は100人に一人となる。
100人に一人、1%なのでござります。
13名の年齢別構成(推定年齢)
20歳台 0名
30歳台 6名
40歳台 3名
50歳~ 4名
計 13名
譲ってくださったのは全員男性。女性はゼロ。
男性の中でも、20歳台は皆無。
但し、女性で1名、次の例あり。
声を掛けてくださった際、別の席が空いたので、礼を言ってワタシはそちらに座わり、
結果として譲られてはいないが、実質的には譲っていただいたのと同じ、という例。
つまり、この約1年の結果を集約すると、
今の日本で、座席を譲る人は、 男性は100人に一人、女性は1,000人に一人 の結論。
上は、ワタシの約1年の実体験でござりますよ。
6~7割が席を譲るというアンケートとは大違いでござります。
路線や時間帯が違うと、多少の違いはあるだろうが、
大きな枠組み(傾向)は変わらんと思われますぞ。
通勤以外でも似たようなものでござりますからなあ。
ワタシ自身は、20歳台がゼロというのが気になりますなあ。
若さゆえの傲慢さ、とはよく聞く話しではあるが、
しかし、ゼロとはねえ。
中国の 80后 と同じなのでござりましょうや?
日本も、彼の国も、明るい未来はなさそうですなあ。
もとい、「なさそう」ではなく「ない」が正しいのでござりましょう。
半月ほど前の新聞記事(12月中旬の日経コラム)が妙にアタマに残っていましての。
さる女子大生が、海外の留学先から帰国したときのこと。
電車に乗り、荷物を網棚に乗せようと大汗をかいていても、近くの乗客は知らんぷり。
ここで彼女は感じた。
「あゝ、やっと日本に帰ってきたんだ」と。
う~む。
このお嬢さんにとって、海外留学の最大の成果の一つですなあ。
日本の、日本人への理解が飛躍的に進んだのでござります。
さあて、来年は、社会のプア度がどう進むでありましょうなあ。
ワタシも負けぬよう、一段とプアに磨きをかけねばなりませぬ。
しかし、プアを競っても何らの意味もないから、
この先、長生きはしない方が身のためかも知れませぬなあ。
今日は大晦日。
除夜の鐘を耳にして帰路につくのが理想なのだが、
今日はそろそろオシマイにいたしましょうかのう。
もうトシでござりますからなあ。