昨日の日経のコラム「春秋」に、次の記事があった(2009年6月29日朝刊)。
大手金融機関の企画担当者の話。
コスト削減の大号令が下り、ボーナスカットを我慢し、コピー1枚も倹約。
しかし、調査委託費や情報料などの名目で、官僚OBが営む「研究所」に年間数千万円のカネを支払っている。
それどころか、給与銀行持ちで研究員を派遣し、シンポジウムのたびに黒塗りの車を用意し、宴会の費用まで負担させられている。
見返りの情報は、政官界のうわさ話と大差ない内容。
カネを振込んでいる若手行員が、職場で怒りをぶちまけた。
なぜ、こんな法外な金額なのか、なぜ振込先は個人口座なのか、と。
上司は返答に窮したに違いない。
というのが記事のあらまし。
しかし、その上司は、何も答えに窮する必要はないんだよね。
冷静に、事実を、そのまま話せばよい。
例えば、
『オマエは、まだ日本の社会が判ってへんなあ。
日本は、ず~っと昔から、そして、今もって役人天国なんやで。
知らへんの?
役人は、現役時代は勿論、リタイヤ後の約束された役得だけを夢みて生きてんのや。
役人は、本質的にニギニギ名人。
本能的にその臭いが好きやし、臭いをかきわけて役人になる。
世の中の仕組みは、食物連鎖と同じく吸血連鎖。
上位の者が下位の者を食い物にする。
銀行は、上位に血を吸われるけど、同時にもっと下位のものからふんだくってる。
偉そうなことを言っても、銀行の本質はそうなんよ。
我々の職場も、給与も、その連鎖の中にある。
つまり、オマエが生活できるんも、その吸血の連鎖最上位の吸血鬼はんのおかげなんやで。
怒るオマエには選択肢が二ぁつある。
一つは、その連鎖を受入れ、自分も蚊さんレベルの吸血の存在になること、
二つは、最上位の吸血鬼をたたき殺し、血塗られた腐りきった輪をぶっ壊すこと、
どっちかや。
好きな方を選んだらええ。』
と、率直に話せばいいんじゃあないの?
あ、蛇足ながら、次も話しておく必要があるかも。
三つめの、「吸血鬼はんに血ぃを吸わん様にお頼みしよう」なんて、
太陽が西から登り、雨が地から降ってくる様なことは考えん方がええよ、と。
大手金融機関の企画担当者の話。
コスト削減の大号令が下り、ボーナスカットを我慢し、コピー1枚も倹約。
しかし、調査委託費や情報料などの名目で、官僚OBが営む「研究所」に年間数千万円のカネを支払っている。
それどころか、給与銀行持ちで研究員を派遣し、シンポジウムのたびに黒塗りの車を用意し、宴会の費用まで負担させられている。
見返りの情報は、政官界のうわさ話と大差ない内容。
カネを振込んでいる若手行員が、職場で怒りをぶちまけた。
なぜ、こんな法外な金額なのか、なぜ振込先は個人口座なのか、と。
上司は返答に窮したに違いない。
というのが記事のあらまし。
しかし、その上司は、何も答えに窮する必要はないんだよね。
冷静に、事実を、そのまま話せばよい。
例えば、
『オマエは、まだ日本の社会が判ってへんなあ。
日本は、ず~っと昔から、そして、今もって役人天国なんやで。
知らへんの?
役人は、現役時代は勿論、リタイヤ後の約束された役得だけを夢みて生きてんのや。
役人は、本質的にニギニギ名人。
本能的にその臭いが好きやし、臭いをかきわけて役人になる。
世の中の仕組みは、食物連鎖と同じく吸血連鎖。
上位の者が下位の者を食い物にする。
銀行は、上位に血を吸われるけど、同時にもっと下位のものからふんだくってる。
偉そうなことを言っても、銀行の本質はそうなんよ。
我々の職場も、給与も、その連鎖の中にある。
つまり、オマエが生活できるんも、その吸血の連鎖最上位の吸血鬼はんのおかげなんやで。
怒るオマエには選択肢が二ぁつある。
一つは、その連鎖を受入れ、自分も蚊さんレベルの吸血の存在になること、
二つは、最上位の吸血鬼をたたき殺し、血塗られた腐りきった輪をぶっ壊すこと、
どっちかや。
好きな方を選んだらええ。』
と、率直に話せばいいんじゃあないの?
あ、蛇足ながら、次も話しておく必要があるかも。
三つめの、「吸血鬼はんに血ぃを吸わん様にお頼みしよう」なんて、
太陽が西から登り、雨が地から降ってくる様なことは考えん方がええよ、と。