前回のプア(3)(2008年11月23日)は、ワープで終わった。今回はそのつけたりと言うか、続き。
実は、これは内輪の話なのだが、プア(3)の話しの流れで書いてしまう。
けど、公言しないでください。みっともないから。 誰が?- ワタシと、そしてこれを読むあなたも。
ワタシには愚息が二人いる。ワタシと違って二人とも理系。
愚息が学生の終わり頃だったか、社会に出たときだったか忘れたが、ワタシは父親として二人に厳命した。
何を?
- 仕事は食える程度にし、それぞれ次を達成する様に、と。
●長男には、今の原理とは全く違うコンピュータを開発すること
●次男には、タイムマシンを開発すること
先ず、それぞれの原理が解明できたら、知らせる様にと言った。
もう十年以上たつ。
ときおり催促するが、二人とも何も言ってこない。
昔、催促したときに、「ヤフーオークションでタイムマシンを売ってるよ」と返事があった。
「親がアホなら子もアホか!」と思ったが、後でそのオークションが話題になったと聞いた。
仕方がないから、少し前に次男のレベルを下げた。
時間と空間の二つの問題をクリアするタイムマシンが難しければ、先ず、空間を乗りこえる「どこでもドア(どらえもん)」を開発する様にと言った。
「いつでも実験台になるが、早くしないと死んでしまって、実験台がいなくなるぞ」とも言った。
実際、ワタシは実験台になって時空を超えるチャレンジをすることが夢(のまた夢?)なのです。
その後、またまた何も言ってこない。
途中の状況報告もない。
このためかどうか知らないが、家に寄りつきもしない。
どうも、このまま無視されたままで終わってしまいそう。
万余の一策として、足利家の伝説(注)の様に「七代の孫に生まれ代わってタイムマシンを」と置文をしようかとも思うが、
それは子孫が続いたらの話で、それも難しい。
なぜ難しいか?
- 日本はもとより世界は、遠からず環境悪化、紛争蔓延、経済壊滅等々でメチャクチャになって、七代後の世界などないだろうから。
(注)八幡太郎義家が「七代の孫に生まれ代わりて天下を取るべし」の置文を残し、分家の足利氏の七代後の子孫 足利家時は更に「三代の孫までに」と遺言して切腹し、その孫に当たる足利尊氏が征夷大将軍として室町幕府を開いた、というおはなし。
若者に対して「君たちがいる限り未来は明るい」的なことを言っている、いわゆる識者に聞きたいね。
-「本当に、本当に心底からそう思っているの?」と。
景気づけで言っているなら、まあそれもありかと思うけど、
要するに、「これから世界がどうなるかは、あんた達次第だよ」と言っている訳でしょうが。
そのココロは、「借金だらけ、老人だらけの国になり、地球もおかしくなってきたけど、若者よ、宜しく頼むね」という意味なんだよね。
話しがソレたが、ともかく、昔と違って、もはや七代後の世界など、ないんですよ!
それを原点として再出発をした方がいい。
これを読んでいるあなた、どう思います?
そりゃあ、物体としての地球はあり、生物としての人間もいることはいるだろうけど、一定レベルの「社会」などある訳がない。
義家は幸せだったね。少なくとも、七代後を語ることができたんだから。

ここでプア(3)(11月23日)に戻って、
ワタシがプアで、七代後などありえないこの世界から脱出する唯一の方法、それがパラレルワールドへのワープ!
パラレルワールドと聞いて「フン」と思ったあなた、
バカにしてはいけません。
ワタシは門外漢ながら、今の宇宙論はSFとそう変わりないんですよ(としか思えない)。
それらしい理論がくっついているか、いないかの違いだけ。- その差は大きいけど。
ビッグバンから始まる宇宙 - ではその前は?
膨張宇宙のはて - はての向こうは?
といった疑問に答えられない宇宙物理学。しかし、それは少し前までの話し。
今、それを脱する研究が進んでいる様に思える。
そういう世界の話は、ワタシにとってはSFと大差ない様に見える。
勿論のこと、「パラレルワールド」の用語は使っていないけど、最先端では、大先生が大まじめに研究しているそうな。
興味津々+期待をしているが、ワタシが生きている間には、ムリだろうね。
まして、それを活用するとなると。。。
で、おまえはどんな世界にワープしたいのかって?
勿論、ワタシがプアでないもう一つの宇宙。具体的には、例えば「冒険ダン吉」の世界。
南の島で、みんなでワイワイガヤガヤ、右往左往し、それぞれが一定の役割を果たす。富の蓄積など無縁。
年配者は誰でも知っているけど、若い人は知らないと思うので下に註釈をします。
無数の多元宇宙が存在するのであれば、そのどこかに、そういう世界・時代があってもおかしくないのでは?
しかし、仮に、自分が望む世界があり、ワープが実現したら、人間の大移動がおこり、そしてこの世界から誰もいなくなった。。。。
なあんてね。
あ~ぁ、プアの話しから、宇宙論のきざはしや、マンガの世界に来てしまった。
まあ、宇宙論の部分はド素人のたわ言にしておきましょう。
イヤ、今日の話そのものが、プアマンの 最後のあがき としての幻想デス。
■冒険ダン吉 について
「冒険ダン吉」は戦前の人気漫画。釣り舟で流された少年ダン吉が南の島に漂着し、捕らえられるが、
次第に住民と仲よくなり、腰ミノをつけ裸足で冒険をくりひろげる中で、尊敬される島の王様になる物語。
このダン吉王国では、王様も勿論のこと腰ミノと裸足。
南の島での牧歌的なユートピア建設との見方がある反面、戦時下の南進論を子供たちに扇動したとする見方もある。
(個人的な見解だが、後者の立場にたつ者は、「時代」がわかっていない、どうしようもないアホだね。)
ワタシは子供の頃、子供向け雑誌の連載マンガで読んだが、何という雑誌だったか覚えていない。
改めてネット検索をしてみると、元々が戦前の漫画だし、また復刻版はワタシがマンガを読む年齢ではなくなった頃のものだし、
ワタシが読んだのは何だったんだろう?
ネット情報も、少し古いものは細かいところまでフォローできていないんだねぇ。
なお、検索情報の中に、ミクロネシアのモリ大統領(日系)の曽祖父 森小弁(もり・こべん)がダン吉のモデルとされる、とあった。
■つけたり
ザッと書いて、 てにをは を直しながら思ったこと。
- 第三者的にみると、こういうことを書く人は運命論者なんだよね。
自分の意のままにならぬことを自己弁護したり、現実逃避したりするために、人知をこえるものを考える。
ワタシ自身は運命論者ではないと思っていたけど、いつの間にそうなってしまったんだろう?
実は、これは内輪の話なのだが、プア(3)の話しの流れで書いてしまう。
けど、公言しないでください。みっともないから。 誰が?- ワタシと、そしてこれを読むあなたも。
ワタシには愚息が二人いる。ワタシと違って二人とも理系。
愚息が学生の終わり頃だったか、社会に出たときだったか忘れたが、ワタシは父親として二人に厳命した。
何を?
- 仕事は食える程度にし、それぞれ次を達成する様に、と。
●長男には、今の原理とは全く違うコンピュータを開発すること
●次男には、タイムマシンを開発すること
先ず、それぞれの原理が解明できたら、知らせる様にと言った。
もう十年以上たつ。
ときおり催促するが、二人とも何も言ってこない。
昔、催促したときに、「ヤフーオークションでタイムマシンを売ってるよ」と返事があった。
「親がアホなら子もアホか!」と思ったが、後でそのオークションが話題になったと聞いた。
仕方がないから、少し前に次男のレベルを下げた。
時間と空間の二つの問題をクリアするタイムマシンが難しければ、先ず、空間を乗りこえる「どこでもドア(どらえもん)」を開発する様にと言った。
「いつでも実験台になるが、早くしないと死んでしまって、実験台がいなくなるぞ」とも言った。
実際、ワタシは実験台になって時空を超えるチャレンジをすることが夢(のまた夢?)なのです。
その後、またまた何も言ってこない。
途中の状況報告もない。
このためかどうか知らないが、家に寄りつきもしない。
どうも、このまま無視されたままで終わってしまいそう。
万余の一策として、足利家の伝説(注)の様に「七代の孫に生まれ代わってタイムマシンを」と置文をしようかとも思うが、
それは子孫が続いたらの話で、それも難しい。
なぜ難しいか?
- 日本はもとより世界は、遠からず環境悪化、紛争蔓延、経済壊滅等々でメチャクチャになって、七代後の世界などないだろうから。
(注)八幡太郎義家が「七代の孫に生まれ代わりて天下を取るべし」の置文を残し、分家の足利氏の七代後の子孫 足利家時は更に「三代の孫までに」と遺言して切腹し、その孫に当たる足利尊氏が征夷大将軍として室町幕府を開いた、というおはなし。
若者に対して「君たちがいる限り未来は明るい」的なことを言っている、いわゆる識者に聞きたいね。
-「本当に、本当に心底からそう思っているの?」と。
景気づけで言っているなら、まあそれもありかと思うけど、
要するに、「これから世界がどうなるかは、あんた達次第だよ」と言っている訳でしょうが。
そのココロは、「借金だらけ、老人だらけの国になり、地球もおかしくなってきたけど、若者よ、宜しく頼むね」という意味なんだよね。
話しがソレたが、ともかく、昔と違って、もはや七代後の世界など、ないんですよ!
それを原点として再出発をした方がいい。
これを読んでいるあなた、どう思います?
そりゃあ、物体としての地球はあり、生物としての人間もいることはいるだろうけど、一定レベルの「社会」などある訳がない。
義家は幸せだったね。少なくとも、七代後を語ることができたんだから。

ここでプア(3)(11月23日)に戻って、
ワタシがプアで、七代後などありえないこの世界から脱出する唯一の方法、それがパラレルワールドへのワープ!
パラレルワールドと聞いて「フン」と思ったあなた、
バカにしてはいけません。
ワタシは門外漢ながら、今の宇宙論はSFとそう変わりないんですよ(としか思えない)。
それらしい理論がくっついているか、いないかの違いだけ。- その差は大きいけど。
ビッグバンから始まる宇宙 - ではその前は?
膨張宇宙のはて - はての向こうは?
といった疑問に答えられない宇宙物理学。しかし、それは少し前までの話し。
今、それを脱する研究が進んでいる様に思える。
そういう世界の話は、ワタシにとってはSFと大差ない様に見える。
勿論のこと、「パラレルワールド」の用語は使っていないけど、最先端では、大先生が大まじめに研究しているそうな。
興味津々+期待をしているが、ワタシが生きている間には、ムリだろうね。
まして、それを活用するとなると。。。
で、おまえはどんな世界にワープしたいのかって?
勿論、ワタシがプアでないもう一つの宇宙。具体的には、例えば「冒険ダン吉」の世界。
南の島で、みんなでワイワイガヤガヤ、右往左往し、それぞれが一定の役割を果たす。富の蓄積など無縁。
年配者は誰でも知っているけど、若い人は知らないと思うので下に註釈をします。
無数の多元宇宙が存在するのであれば、そのどこかに、そういう世界・時代があってもおかしくないのでは?
しかし、仮に、自分が望む世界があり、ワープが実現したら、人間の大移動がおこり、そしてこの世界から誰もいなくなった。。。。
なあんてね。
あ~ぁ、プアの話しから、宇宙論のきざはしや、マンガの世界に来てしまった。
まあ、宇宙論の部分はド素人のたわ言にしておきましょう。

イヤ、今日の話そのものが、プアマンの 最後のあがき としての幻想デス。
■冒険ダン吉 について
「冒険ダン吉」は戦前の人気漫画。釣り舟で流された少年ダン吉が南の島に漂着し、捕らえられるが、
次第に住民と仲よくなり、腰ミノをつけ裸足で冒険をくりひろげる中で、尊敬される島の王様になる物語。
このダン吉王国では、王様も勿論のこと腰ミノと裸足。
南の島での牧歌的なユートピア建設との見方がある反面、戦時下の南進論を子供たちに扇動したとする見方もある。
(個人的な見解だが、後者の立場にたつ者は、「時代」がわかっていない、どうしようもないアホだね。)
ワタシは子供の頃、子供向け雑誌の連載マンガで読んだが、何という雑誌だったか覚えていない。
改めてネット検索をしてみると、元々が戦前の漫画だし、また復刻版はワタシがマンガを読む年齢ではなくなった頃のものだし、
ワタシが読んだのは何だったんだろう?
ネット情報も、少し古いものは細かいところまでフォローできていないんだねぇ。
なお、検索情報の中に、ミクロネシアのモリ大統領(日系)の曽祖父 森小弁(もり・こべん)がダン吉のモデルとされる、とあった。
■つけたり
ザッと書いて、 てにをは を直しながら思ったこと。
- 第三者的にみると、こういうことを書く人は運命論者なんだよね。
自分の意のままにならぬことを自己弁護したり、現実逃避したりするために、人知をこえるものを考える。
ワタシ自身は運命論者ではないと思っていたけど、いつの間にそうなってしまったんだろう?