このところ、「ヨンゲソムン」という韓国ドラマを見ている。
平日の毎日に放映され、録画してもらったものを日曜日にまとめて見る。
5日分だから日曜日はそれでかなりの時間がつぶれる。
最初、「ヨンゲソムン」が「泉蓋蘇文」と結びつかなかった。
また、ドラマのタイトルの中で、ハングルの他に「淵蓋蘇文」と表記されている。
淵蓋蘇文? と思ったが、
調べたら、『旧唐書』、『三国史記』で、唐の高祖の名(李淵)を避諱し、「泉」にしたらしい。
ワタシは、「泉蓋蘇文(せんがいそぶん)」でしかイメージできない。
ワタシの朝鮮に関する知識は限りなくゼロ。
しかし、泉蓋蘇文は知っている。
日本書紀(皇極天皇元年条(642年))にも記述がある。
確認すると、「大臣伊梨柯須彌(いりかすみ)殺大王。并殺伊梨渠世斯等百八十餘人。仍以弟王子兒爲王」
とあった。
唐の脅威に対抗すべく、クーデターを挙行。
王族を抹殺し、大莫離支(だいばくりし、行政・軍事の最高ポスト)となって、
ことごとく唐を撃退した。
死後、唐・新羅連合軍の攻撃で、高句麗は滅亡(668年)。
英雄でござるよ。
蘇我馬子のイメージと重なる部分がある。
馬子が、泉蓋蘇文の危機感を継承したという方が正しいんでしょうなあ。
ドラマでは、
新羅の金庾信(キムユシン)が花郎(ファラン)であった青年期、
泉蓋蘇文はその郎徒であったとの設定になっているが、ホント???。
まあ、ドラマだからどうにでも脚色できるんだろうが。。。
金庾信は、新羅の金春秋(武烈王)を支え、
金春秋の新羅は朝鮮三国を統一した。
これらは皆、同時代。
(倭は、百済と共に白村江で大敗。)
朝鮮三国時代末期のみならず、動乱の時代は英雄が出ますのう。
その観点から見ると、
今の日本は、単なる衰亡の時代でござろうよ。
ドラマは面白いが、
隋や唐の皇帝が「アイゴー」と嘆く場面などは如何なものでござろう。
また、隋や唐の皇帝が臨席する場面が、ワタシのところの会議室レベルとは、
少々「???」ですぞ。
そんな細かいことを言っても仕方がないけどね。
平日の毎日に放映され、録画してもらったものを日曜日にまとめて見る。
5日分だから日曜日はそれでかなりの時間がつぶれる。
最初、「ヨンゲソムン」が「泉蓋蘇文」と結びつかなかった。
また、ドラマのタイトルの中で、ハングルの他に「淵蓋蘇文」と表記されている。
淵蓋蘇文? と思ったが、
調べたら、『旧唐書』、『三国史記』で、唐の高祖の名(李淵)を避諱し、「泉」にしたらしい。
ワタシは、「泉蓋蘇文(せんがいそぶん)」でしかイメージできない。
ワタシの朝鮮に関する知識は限りなくゼロ。
しかし、泉蓋蘇文は知っている。
日本書紀(皇極天皇元年条(642年))にも記述がある。
確認すると、「大臣伊梨柯須彌(いりかすみ)殺大王。并殺伊梨渠世斯等百八十餘人。仍以弟王子兒爲王」
とあった。
唐の脅威に対抗すべく、クーデターを挙行。
王族を抹殺し、大莫離支(だいばくりし、行政・軍事の最高ポスト)となって、
ことごとく唐を撃退した。
死後、唐・新羅連合軍の攻撃で、高句麗は滅亡(668年)。
英雄でござるよ。
蘇我馬子のイメージと重なる部分がある。
馬子が、泉蓋蘇文の危機感を継承したという方が正しいんでしょうなあ。
ドラマでは、
新羅の金庾信(キムユシン)が花郎(ファラン)であった青年期、
泉蓋蘇文はその郎徒であったとの設定になっているが、ホント???。
まあ、ドラマだからどうにでも脚色できるんだろうが。。。
金庾信は、新羅の金春秋(武烈王)を支え、
金春秋の新羅は朝鮮三国を統一した。
これらは皆、同時代。
(倭は、百済と共に白村江で大敗。)
朝鮮三国時代末期のみならず、動乱の時代は英雄が出ますのう。
その観点から見ると、
今の日本は、単なる衰亡の時代でござろうよ。
ドラマは面白いが、
隋や唐の皇帝が「アイゴー」と嘆く場面などは如何なものでござろう。
また、隋や唐の皇帝が臨席する場面が、ワタシのところの会議室レベルとは、
少々「???」ですぞ。
そんな細かいことを言っても仕方がないけどね。