陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

長崎の平和式典:米・英などの大使欠席

2024-08-08 11:40:51 | Weblog
米英独仏伊加の6カ国の大使らは、長崎の「原爆の日」平和祈念式典を欠席するそうですなぁ。
その言い分は「イスラエルの不招待」。
曰く、「イスラエルのパレスチナ攻撃は自衛権の行使」で、「イスラエルを招待しないことは、ロシアやベラルーシと同じレベルに扱うことになる」んやて。
就中、原爆を投下した張本人の米国が問題で、所詮はオノレに都合のええ屁理屈を持ち出し、二重基準そのものですがね。

6カ国は、ハマスの蛮行に対するイスラエルの自衛権というけど、とっくにその自衛権の範疇を大きく超えた攻撃をイスラエルは続けておるし、
ハマスを口実にした「パレスチナ人集団虐殺」やないの。
「神がイスラエルの民に与えると約束した土地」におる異民族を排除するという、お花畑理論がレタニヤフの根拠の一とすれば、
「大ロシア主義」でウクライナに侵攻しておるプーチンと同じですがね。
同時に、かつて受けた「ホロコースト」の恨みを、目先の異民族に対して筋違いの意趣返しをしておる様にも見えますなぁ。
それに対して、欧米各国はオノレの戦後処理の拙さを頬かむりしておるだけですわ。

6日の式典で、広島市はイスラエルを招待したらしいけど、この広島市の姿勢こそが問題ですわなぁ。
ワタシは、長崎市の姿勢を応援するけどね。 
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