受粉用の花粉をとるための蕾摘みをしました。
これは「白凰」という品種。花粉が多い品種です。
開いた花のオシベにはもう黄色い花粉が吹き出ているのがわかります。
なので、開いた花は摘みません。そのまわりにある、ふっくらとした今にも開花しそうな蕾を選んで摘み取ります。
これは受粉が必要な「川中島」という品種。
オシベの数が明らかに少ないですよね。
しかも葯は頼りなさ気で花粉の量も少ないです。
なので、人工的に受粉してあげなくてはなりません。
きのうきょうと花粉用蕾をいっぱい集め→農協へ持っていき機械で葯だけを取り出し→葯を一定温度に保温して約一日で花粉を発生させ→花の開花具合をみながら人口受粉します。
しかし、自分で受粉する能力がないというのは植物としていかがなものか。
そしていつも疑問に思うのだけど、違う品種の花粉で受粉してなぜその「桃」が実るのか。
トウチャンは誰でもいいってこと?