『そぞろ歩き韓国』から『四季折々』に 

東京近郊を散歩した折々の写真とたまに俳句。

読書感想124  ハード・タイム

2014-04-20 18:52:08 | 小説(海外)

 

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読書感想124  ハード・タイム

 

著者      サラ・パレツキー

 

生年      1947

 

出身地     アメリカ、アイオワ州

 

出版年     1999

 

邦訳出版年   2000

 

出版社     (株)早川書房

 

訳者      山本やよい

 

感想

 

シカゴを舞台に女性の私立探偵VI・ウォーショースキーの活躍を描くシリーズの中の一冊。

 

ウォーショースキーはハリウッドからシカゴの新聞、テレビに進出した〈グローバル・エンターテイメント〉のパーティーに招待され、主賓のロマンス・ホラー映画のスター女優レイシー・ダウェルの旧友というルシアン・フレナダと知り合った。パーティーの帰りに路上に横たわっていた女性を危うく轢き殺しそうになって車を消火栓にぶつけてしまった。彼女ニコラ・アギナルドはまだ生きていたが、翌日亡くなり、死体解剖もされないまま、何者かに遺体が引き取られた。ニコラは何者なのか。ウォーショースキーはニコラを轢いたという嫌疑を晴らすために、ニコラについて調べ始める。

 

登場人物も多い。30人近くいる。シカゴの共同住宅の暮らしぶりや、女子刑務所の無法ぶり、人権侵害ぶり、貧しい移民や不法移民の住む地域のようすや、そこでの教会の神父の役割なども興味深い。中でも毎日2匹のゴールデンレトリーバーと一緒にミシガン湖で泳ぐというのは、シカゴの都市環境の素晴しさを感じるし、アメリカ人の犬との距離の近さが分かる描写だった。

 

ミステリーというよりアメリカ社会の断面をウォーショースキーと一緒に見て歩くという感じの本だ。

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四季折々345  鑓水小山緑地2

2014-04-20 16:19:34 | まち歩き

鑓水小山緑地の遊歩道を鑓水小山給水塔に向かって歩く。

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左側が多摩美術大学。

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多摩美術大学を過ぎた地点。

尾根の遊歩道から車道に下る道。

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遊歩道の桜。

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遊歩道に沿ってある休憩所。

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ソメイヨシノ。

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ソメイヨシノ。

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枝垂れ桜。

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ソメイヨシノの道が続く。

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ソメイヨシノ。もうすぐ鑓水小山給水塔。

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