車を運転できない者にとってバスは大切な足である。しかし、民営のバス会社だけでは、採算上の問題から十分なサービスを行うことができていない。
それで当市でもコミュニティバスが設けられ運行中である。(年6千万円の予算が投入されているようだ。)
昨年暮れ、経験のため1度だけこのバスに乗ってみたが、決して便利な足ではないという感触を得ていた。その理由は、便数が少なすぎることと、あちこちと沢山の場所を回るので大変な周り道となり時間がものすごく掛かることである。
市の広報誌によると、本年の7月1日より改善した運用形態とルートに変更すると発表した。
概要は、
1. コミュニティバス「12便(6往復)」
Aコース;東児市民センター⇔福祉センター⇔宇野駅⇔すこやかセンター
Bコース;みやま公園⇔福祉センター⇔宇野駅⇔レクレセンター⇔すこやかセンター
上記2経路を、コミュニティバスで結ぶ計画である。
2.そしてこのバスを利用できない人達には、デマンド型タクシーを運行し自宅から上記の6箇所のキーステイションまで運ぶ計画である。
(詳細が不明であるので、途中下車ができるのかどうか不明である。)
気のせいか少しくらいは良くなりそうに思える。とにかく費用対効果を大きく改善して欲しいものである。
詳細が分からないので的外れの論評になるかもしれないが、気になっている点を書いてみた。
Q.注文・疑問;
Q1. 小生が不満に思うのが、なぜ和田の「生涯学習センター」までBコースが伸ばされないかという点である。
各地域の市民センターを便利に結びつけようという考えだと理解したのである。そうならば、和田地区のセンター的機能を持つ「生涯学習センター」まで伸ばせば、敷地が広くバスの駐車場としても便利であろうにともうのだが、なぜだろう?
(和田地区や渋川や御崎地区の人は、両備バスを利用すれば良いという思想なのだろうか?)
Q2.早期に詳細な実行計画を公表し、市民の意見を集約して実施計画の詳細を詰めてはどうか。