同窓生の不動産会社を経営する手品師君から、CD4枚を頂いた。
筑波大学名誉教授 村上和雄先生の講演会を録音したものである。
1枚1時間、計約4時間の長い講演である。
手品師君は、既に100回以上聞いたとメールしてきた。
小生も津山詣での道中、面白く聞かせていただき、既に5回を超えたのである。
玉原半農半漁人さんにも、お節介とは思いながら、COPYをどうぞと押し付けてしまった。
今回は、先生の沢山ある素晴らしいご研究から、一つだけユニークなものをご披露しておくこととする。
糖尿病の患者さん二十数名にお願いして、
前日は、昼食後大学教授から「糖尿病に関する講義」を聞いてもらい、食前と講義後の血糖値を計測。
当日は、昼食後,吉本興業の「B&B」の漫才を面白く聞いてもらい、食前と漫才の後の血糖値を計測したのだそうである。
驚くなかれ、退屈な講義の後に比較して、漫才の後での血糖値は、驚くほど低かったのである。
(全部で3回、同じ実験をして、同種の結果を得た)
この実験の1ヶ月後、海外の一流研究誌にこの論文が発表され、世界的な注目をあびたのであった。
まさに「病は気から」である。
漫才を楽しんで病気が治れば、こんな素晴らしいことはない。
先生は、「楽しい治療」を目指して、色々御研究中である。
こんなお話を、何度かに分けて続編として、ご披露する予定である。