先達さんに聞きそびれてしまったので「納経帳・納経軸・白衣などに押印する御朱印の意味」調べてみた。
ブログの記事を引用する。
その1:ある人が「お遍路は高級なスタンプラリーだ」と言っているのを耳にしたことがあります。確かに1カ寺300円×88ヶ所=26400円の費用がかかりますが、ただ各お寺のスタンプを集めて廻っている訳ではありません。
納経とはもともとお寺に写経を奉納した証にそのお寺ごとの御朱印を頂くものでした。今ではお経を読経して納経とするような形になってきていますが(本格的に回られる方は写経を納められています)形は変わっても般若心経のありがたさや弘法大師 空海への想いはいつまでたっても不変のものです。
その2:仏教の場合、写経などの行為によって、帰依をしめす。参拝し、写経して、その経を納めた証として、納経帳へ記す。現代では、もっと簡略化し、経を納める行為の代わりに、「参拝」した証として、納経帳へ朱印と本尊名を記していただくようになった。
その3:「参拝した時に、書き写した経文を納め、自分や家族の無事息災を祈願した。その証に寺の宝印を頂いていた」 これが、御朱印の由来だそうです。 現代では参拝記念という感じになっているようです。
その4:御朱印の意味は、四十五番 岩屋寺で貰った紙に、「あなたご自身が心を込めてご本尊に納められたお経を、確かにお取り次ぎさせていただきます、との住職の受け取り証印です。」と書かれてあった。
したがって、お参りの前に貰ってはいけません。一人で何冊も貰ってはいけません。
なるほど、写経を収めた領収印、それで「納経・・」という呼び方をするのかと判ったのである。
これまで我流のお参りを続けていたのだが、このたび初めて、先達付きのバスツアーに参加した。
先達は、山門を入る前に入山の挨拶をし、山門を出る前にまた辞去の挨拶をせよというのである。
我流の悲しさ、山門を出てから辞去の挨拶をしていた。
これからお参りをしようとする人に一言アドバイス。
初回は少なくとも、先達付きバスツアーなどが作法を学ぶ上で便利であろうと思う、ご一考されたい。