12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

ハードウエア診断ツール

2009年08月31日 07時37分43秒 | Weblog

 8月最終日曜日、「ハードウエア診断ツール」なるものが自動的に 起動した。

(毎月最後の日曜日午前1時頃自動起動する設定となっているので、6月と7月の最後の日曜日、このソフトが自動起動したはずだが、全く気が付かなかった。)

この種のソフトの使用経験は皆無であった。
画面の指示に従って動作させたが、唯一不明なことに出くわした。

それは、CD・DVDドライブの試験中「CDランダムシークテスト」になったとき「CDを挿入せよ」と指示が出たが、いかなるCDを挿入すべきか不明のため、この試験のみパスした。
(メーカに問い合わせのメールは発信した、そのうち返事も来るだろう)

この項目以外、全てOKで,ハードウエアは異常なしであった。

このメーカに限らずおそらく他社の製品でも、最近の機種は素人でもハードの診断が出来るようになっているのだろうと想像している。

これまでトラブルが起きるとハードなのかソフトなのかあるいはその双方なのか我々素人には皆目見当がつかないことが多かった。

 この仕組みを有効に活用すると、少なくともハードに問題があるか否かが判断できる決定的な材料が手に入ることになった。ハードの健康診断が出来ることは、大変便利な仕組みだと感じた。

追記;
まだまだ知らないことが沢山あるようだ、同梱のマニュアルにはいたって簡単なことしか書いていない、高級なことはHDDの中やインターネットから探せということのようである。

時間がかかるが自分でぼちぼち調べる以外にないようである。


史実のなかの真実

2009年08月30日 06時45分02秒 | Weblog

歴史の多くは記録を作った者や政治体制が意図したように書かれていることが多く、真実を後世に伝えているとは云い難いものが多いことは容易に推測できる。その最たるものがかつての大本営発表である。

史実では伊達騒動の極悪人である原田甲斐は、山本周五郎の手になる「樅の木は残った」の中では人間味あふれる肖像で描かれていることは読者の多くがご存知の通りである。

 氏は、多くの史実が官製史実、勝者の史実であるという。それゆえ多くの歴史古文書を紐解き、克明に調べ、史的事実のなかに普遍的な「真実」を見出す努力を重ねて作品を書いているとのこと。

安易かつ意図的に官製史実、勝者の史実をひっくり返して作品を書くのではなく、克明な過去の事実すなわち真実の史実を懸命に探し出しそれに基づいて「真実」に到達した結果が作品となっているという。

その結果、原田甲斐はおおらかの人間味あふれる人として描かれたのである。 作者の苦労は、いかほどだったことだろうか。


血圧計

2009年08月29日 09時43分48秒 | Weblog

 小生の家系は高血圧家系である、五十になったとたん血圧が高いといわれ降圧剤を服用する羽目になった。

降圧剤服用前の血圧は、上170、下100くらいだった。 服用開始後、しばらくすると、肩こり頭痛などの全身症状がなくなり実に気分のいい毎日が送れるようになった。それ以来ずっと血圧は安定し、毎月の検診では、上130、下85くらいである。

 月曜日、昼食を食べ始めたとたん、激痛が左上半身を襲っった。左半身の腰から上、胸にかけて広い範囲に痛みがはしる。特に、左の肩甲骨の裏、心臓の裏側が一番激しく痛む。

てっきり心筋梗塞を発症したと思い、直ちに、行きつけの病院に転がり込んだ。 直ぐに診察が始まり、採血・心電図計測・血圧計測と数名の看護師さんと検査技師さんが同時に作業を始めた。

立会いの医師が、血圧は170-110だという。(数時間後、これは痛みのため血圧が上昇したのだと説明された)

しばらくして、心電図にも異常がないという。 10分後くらいには、緊急血液検査の結果が出た。

血液検査では心筋梗塞により壊死破壊した心臓細胞から生じる特殊なたんぱく質を計測するというのだが、これも白。 1時間後になると、精密な血液検査の結果が報告され、医師からは、心筋梗塞ではないと断定され、ひと安心。

さらに、胸部のCT撮影、血管異常や肺がんの心配も無いとのことで、 痛みの原因は判らずじまい。

日一日と軽快しているが金曜日でも痛みが残っている。 健康に自信のある体質ではないが、変わったことがないとついつい健康管理を怠けてしまう。

十数年前の古い血圧計を探し出して、毎日数回測ることにした。いつまで続くやらである。


青べか

2009年08月28日 05時37分59秒 | Weblog

 山本周五郎の名作に「青べか物語」というのがある。

過去に何度かこの題名を耳にしたことがあるのだが、「青べか」なるものが何か全く見当が付かないのが理由で、一向に読みたいという気が起きずに今日に至っている。

彼の随筆集を読んでいたら偶然にも「青べか」の説明に出くわした。

 「べか舟」とは一人乗りの平底船で、中ほどに帆桁があり、小さな帆を掛けることが出来る。笹の葉のような形で、櫓と櫂を使うのが一般的である。

「青べか」は、「べか舟」とはかなり趣を異にし、ふくらんだ形をし、舟げたが青ペンキで塗ってある。青ペンキの意味は不明で、目的なども見当がつかないようである。

 べか舟群の中「青べか」はマラソン選手の群れのなかのヘビイウエイト級の重量挙げ選手のようであるという。

 道化のごとき「青べか」にはどんな意味があるのだろうか。

この本は、今のところ図書館で発見出来ていない、更に探して借りようと思っている。


やっとこさっとこ成功

2009年08月27日 06時24分49秒 | Weblog

プリセットを「MPEG2 1440×1080i NTSC Dolby」にし、Blu-Ray(繰り返し用)への書き出しを実行した。3時間ほどで無事完了、予想以上に早かった。

ディスク上の書き込みデータ量は、72分強の作品で18GB強であった。25GBのディスクを有効に活用するためには、140分を上限として書き出し可能なようである。

140分物のビデオが制作できればディスクの有効活用が出来るのだがと思っているが、今のところどうしようもない。

H.264 1440×1080i NTSC Dolbyの設定での書き出しTestはスキップした、後日ゆっくりと実験してみようと思っている。(この場合には、圧縮率が高いので、より長時間のビデオをディスクに収録できると思っている)

早速、観賞用モニターとしている40インチの液晶テレビにHDMI経由で接続し再生した。流石に映像は綺麗で、感動ものとはよく言ったものである、実にすばらしい!これまでの苦労が全て一瞬で吹き飛んだ。

6月末にスタートして、ようやくひとつのゴールに辿り着けた。結構しんどい道のりだったが、それなりに知る楽しみもあった。

現時点では、一番手近なゴールへの道を開拓できたばかりである、沢山ある新たな高いゴールに進む必要がある、編集の都度勉強しながら間口の拡大を進めていこうと思っている。


動作環境

2009年08月26日 06時46分22秒 | Weblog

ソフトを購入するとき、必ず確認するものに、そのソフトが必要とする「パソコンの動作環境」がある。

 Adobe Premiere Element 7の推奨動作環境を簡略に書くと

 cpu: Intel Core 2 Duo 1.66GHz以上
RAM: 1GB以上である。

上記に対して、大きく安全率をとったのが、小生のパソコンであり、その仕様は次の通りである。

 cpu: Intel Core 2 Quad 2.66GHz
RAM: 4GBある。

ざっと見ても4倍以上の能力があるはずである。 しかし、最終段階で1時間12分強のHDVビデオをBlu-Rayへの書き出しそうとしたが、エンコード進捗70%弱のところでエラー、ストップとなった。

友人が、CPUが料理人なら、RAMは調理用のテーブルだと、うまい説明をしてくれた。

素人判断だが、CPUの遅い分は時間が掛かるだけでハングアップやフリーズにはならないのだろうと思っている。

反面、作業台が小さいと材料がこぼれ落ちて仕事にならないにように、ハングアップやフリーズになるのだろうと思っている。

ビデオが長くなれば当然データが大きくなり、RAMに対する負担も大きくなるはずである。そうすると、Adobeが云う推奨環境(仕様)とはいったい何を基準に云うのだろうか。

我々ユーザは、ソフトメーカの推奨スペックの何倍くらいのパソコンを用意する必要があるのだろうか・・・。

もし、これがさらに重いAVCHDの場合だった、いったいどうなるのだろうかと思っている。いやはや、困ったものである。

追記:
とにかく何らかの対策を実施しなくてはならない。
次のサイトの情報で再度試みる予定である。

価格.comの  クチコミ掲示板  『AVCHD編集』より引用
(マシンは小生のものと略同性能の方の投稿である)

・・・・・その後、「書き出し」から「ディスク」「Blu-ray」、
プリセットは「H.264 1440×1080i NTSC Dolby」にして「書き込み」開始。就寝前に開始し、夜中に起きて確認した所、エンコードが後10分の所でエラーで停止。
(小生の場合の現象に大変よく似ている、小生はもう一度試す予定、ただし、ウイルス対策ソフトを停止してみる)

後、3回チャレンジしましたが、すべて同じ所でエラー停止。ダメ元で、プリセットを「MPEG2 1440×1080i NTSC Dolby」に変更して実施した所 1回で無事に完了しました。
(上記の再試験が不調なら、小生もMPEGに設定を変更して、試験する予定)

早速、PS3からHDMI経由で液晶テレビで再生。流石に映像は綺麗です。感動ものでした。
(何とかして、このような報告をしたいものである)


64bit時代近し

2009年08月25日 07時36分54秒 | Weblog

 現在のパソコン作業の主目的は、「画像・映像編集」である。 ハイビジョン編集機として選定するときに悩んだことに、「32bitか64bitか」の問題があった。

Vista Home Premium 32bitでは、認識できるRAMは3.?GBが上限と聞いている。これが64bitのVista Home Premiumの場合16GBまで認識するという。

RAMの容量が、小生の古いノートパソコンの経験で実際にどのような影響を生じたかを、次にご紹介する。

遅い、しばしばのハングアップなどに悩まされ続けたし、DVビデオ編集時にタイムラインに表示される小さな映像や音声の波形が、完全に表示できない等とても快適な作業とはいえなかった。

 この古いパソコンで起きた上記の現象は、RAMを0.75GBから2GBにUPしたら、完全に解消した、RAMのUPは不具合を劇的に一掃してくれた。

ここ1年くらい前から、64bit機をビデオ編集用に標準的に採用したのが、ビデオの先進メーカであるS社であった。これに追随するかのように、最近の国内大手メーカの新製品では、かなりの機種が64bitOSを搭載し始めているのである。

BTOメーカでも32→64bitの変遷期にさしかかっているなと感じている。素人考えであるが、ひょっとすると来年あたりは高性能を必要とするビデオ編集可能機種は64bit主流時代に突入するのかもしれないと思っている。

 新しいパソコンで気になるのがタイムラインに表示される小さな映像と音声の波形が、完全に表示できないことである。この現象は、古い非力なノートパソコンでRAMをupする以前まで、ビデオ編集時にしばしば生じた現象と同じである。

現在、実際にビデオ編集を始めてみて感じるのは、CPUの負荷は通常50%程度で、DVDへの書き出しのためエンコードするときで95%くらいまで上昇することはあるが、遅くて困るというほどではないと思っているが、 しかしRAMの方はかなり一杯まで使っているようである。

RAMの使用量が80数%を超えるとRAM不足のアラームが表示され、更に使用量が大きくなると保護機能が働いて、システムが応答しなくなる。

このシステム停止のときの回復方法は、タスクマネジャを起動し、アプリケーションタブをクリック、停止中のアプリケーションのタスク終了をクリックすると、「プログラムの応答を待って終了」の表示が出る、これをクリックするとそれまでの作業がファイルされて終了するか、あるいは再び作業できる状態に復帰することがある。
(万一の時には、ぜひ試みるとよい方法である)

また、Blu-Rayへの書き出しTestに先行して、Windows Medea HD1080i 30で1時間12分強のビデオ(3.13GB)のHDDへの書き出しを行った。作業時間は、9時間(実に元のビデオの7倍強である)、その上最終工程95%進捗時点でメモリ不足でハングアップした。

 幸い上記のタスクマネジャーの操作でそのまま復帰し継続作業が出来で事なきを得たのだが、1時間以上の作品となると、円滑な書き出には不安がつきまといそうである。

究極の解決策は、64bit化とRAM(どれだけ増やすか?)の増強である。
それまでは時間制限をしてビデオを制作する必要があるのだが、どの程度の長さが限界なのか見極めなくてはならない。

 近い将来Windows7 SP1の64bit版に乗り換え、RAMをカードスロットに空きのある限り追加しなければならなくなるのはほぼ決定的であろうと感じている。

次に、このビデオをBlu-Rayへ書き出すTestをする予定である。

これについても追って報告する。
(現在、PremiereがBlu-Rayディスクを「互換性無し」と認識し書き出し作業が中断中である、またトラブル対策をしなくてはならない)


インフル対策備蓄品

2009年08月24日 09時23分23秒 | Weblog

先日、ついに新型インフルの国内への流行が本格化したと報道された。これから急速に罹患者が増えるというのであろうか。

 この春この問題が大きく報道された時期に、厚生省のガイドラインに基づいて、何がしかの備蓄を行っていた。食料品については、賞味期限があるので少しずつ日常生活で消費してきた。

 なかでも米を備蓄することは大半の日本人にとって、最も美味しく長続きできる食料であろうが、副菜をどのように備蓄するかが、栄養バランスと美味しさの分かれ道である。

インスタント麺とかスパゲッティなどの麺類や缶詰などは続けて食べると決して美味しい物でない(全般に味が濃く、連続して食べるには無理がある)ことに気がついた。

これから少しずつ備蓄内容を見直して、美味しく食べられる備蓄品を探す必要があると思っている。料理内容が、小生個人の嗜好にあったもので、かつ美味しくなるように設定することが結構難しい作業になりそうである。

参考;イ
ンフルエンザ対策 YouTube版(12分半と長い、辛抱してみる必要がある)
http://www.youtube.com/watch?v=WNQ7Y9d4D4k&feature=channel_page

備蓄品リスト
http://bitiku.com/docs/bitiku200901.pdf

 


Ready Boost

2009年08月23日 04時23分51秒 | Weblog

とにかく、小生の場合、ハイビジョン編集の問題点は、RAMの不足に起因している。

そこで次の対策を実施した。

1.Ready Boost = USB memory 8GBが遊んでいたので、これに4090MBを領域として引き当てた。  これに伴い、カーネルメモリもmax、minとも同じ値の4090MBに再設定した。

2.Side Bar停止(ガジェットを消した)
3.常駐softのDefender停止(ウイルス対策ソフトで十分、二重に防備することは無駄)
4.Vistaの不要機能停止(全く使用しない機能、下記全てを停止)   RDC,TABLET,DFS,FAX,Meeting Space,ゲーム

感覚的な報告しか出来ないが、Ready Boostが一番利いたようで、全ての動作が以前に比較して軽快になったように思える。

1時間15分物ビデオでは、以前に比べ随分と軽く動く感があり、トラブル無しで編集完了。

RAM不足は、32bit機の宿命で、今回採用した小手先の対策では根本的な解決策にはなりえない。

巨大なデータとなる長時間ビデオの編集には、64bitに乗り換え大きなRAMを追加する以外にないようである。 それまでは1時間少々の作品に限定して作業する以外にないと結論づけた。

数週間の回り道となったが、トラブルシューティングで解決策にたどり着くと、結構達成感があり、ある一定の自己満足に到達できる。

 次の段階のTestは、Windows Media HD1080 30 形式でこのパソコンに書き出し(パソコンで見るため)、続いてBlu-Rayへの書き出しである。

3分半 の短い作品をWindows Media HD1080 30 形式で書き出すと25分も掛かった、元の長さの8倍近くの変換時間が掛かりそうである。長時間(10時間近く)パソコンが占有されるので、日を改めてTestすることにした。

Blu-Rayへの焼付けという最終段階のtestまで進むには、も少し時間が掛かりそうである。

これからいかなる問題に遭遇するのか半分は不安で半分は面白いことに出会うのだろうかと期待もしている。それでも何とか順調に作品が完成したいものである。

追記; Vistaご使用の方でRAMの不足を感じておられる人にお勧めなのが、Ready Boost = USB memory でRAMの不足を補うという方法である。

容量もさることながらUSBの伝送速度が大切なので出来るだけ高速の物を段取りし、Setして試されることをお勧めする。
(万一効果が無くても、数千円の投資にしか過ぎないのである)

詳しくは、次のURLから。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_ReadyBoost

 


HDVビデオ編集トラブル対策その後

2009年08月22日 07時10分27秒 | Weblog

 Adobe フォーラムというサイト(多くのトラブルがメモリ関連の問題であろうと思えた)で何か解決策がないかと探したが、これといったものに出会えなかったので、「教えてgoo」という掲示板に質問事項を投稿したところ、有難いことに幾つかご返事を頂いた。とりわけ役立ちそうなご返事が次のものだった。

 回答者BULLDOGさん 
対処方法になるかどうかわかりませんがそのメッセージが出たときは、すぐにプロジェクトを別名で保存してからパソコンを再起動しています。

はっきりしたことは、言えませんがクリップのトリミングやタイトルを付けたりといったオペレーションを繰り返すとよく起こります。 Undoの領域が増えると起こっているような気がします....

短い間隔でプロジェクトを保存しながらソフトを時々、再起動していると頻度が少なくなるように感じます。

すみません、私の環境での話ですのでお役に立たないかもしれません。
あっ、パソコンのスペックですが
CPU: Intel Core 2 Quad Q9550 (これは小生のものより少し高性能)
MEM: DDR2-800 2GB x 2 (同じ)
VIDEO: ATI RADEON HD4550 (メーカが異なるので正確には不明ながら、略同性能だろう)
HDD: SATA 300GB x 2 作業用としてRAID0にしてあります (小生は」620GBx1、同じ容量)
OS: Microsoft Vista Home premium 32bit (同じ)
Sony  (小生のものはHP)

小生からの返事は、次の通りである。
1.お説のように「そのメッセージが出たときは、すぐにプロジェクトを別名で保存してからパソコンを再起動」を早速testしてみます。
2.問題の現象は「クリップのトリミングやタイトルを付けたりといったオペレーションを繰り返すとよく起こります」の通りです。
3.Undoの領域(これについては小生の知識を超えていますが、自分で勉強のため研究してみます)が増えると起こっているような気がします....
4.短い間隔でプロジェクトを保存しながらソフトを時々、再起動していると頻度が少なくなるように感じます。(小生の場合には、感覚的な話ですが、レンダリングも少しは効果があるような気がしています) ご親切なアドバイス、大変ありがとうございました。

Premiereは、 Blu-Rayディスクの2時間物まで書き出し可能とどこかで呼んだ記憶があり、なんとか2時間弱の作品にしようと思っていたのだが、小生のマシンではどうも無理があるように思えてきた。

 1時間程度に短縮して制作するか、64bitにOSを乗せ換えRAMを6GB,8GBなどにUPするかの決断が必要なようである。


山本周五郎の世界

2009年08月21日 06時18分24秒 | Weblog

 昭和25年から雑誌に連載され、昭和31年の4月に刊行された「楽天旅日記」という小説がある。この中から一文を引用する。

 「--こんなこたあずっと昔からどこにでもあったのですよ、昔も今も、これから先もせ、正直な者、貧乏な者は、いつも御政治とやらいうものに踏んだり蹴ったりされるでさ、・・・・・・

こればかりは世の中がどんなに良くなっても、決して変わりっこねえところせ、これで世間にゃうめえようなことを云う人がいるだがねえよ、・・・・・ああだこうだって、これをこうこうすれば貧乏人や正直者暮らしよくなるだってせ、

・・・・・まあやってみるがいいだよ、おらはっきり云っとくだが、ふ、みんなてんでんが自分の欲で云うだあ、いつの世が来ても、貧乏人や正直者を枷(かせ)にかけて、うめえようなことを云って、やっぱり悪知恵のねえ者や貧乏人を絞るだあよ、

・・・・・・人間に胃袋と子を産む器械がある限り、こればかりはどうにもしょんねえことなのせ」

山本周五郎氏は生真面目な作家と評されているが、この物語はいささか趣を異にしている。更に、本文より引用してみる。

 「--全組織の転覆ではありませせんか」
「--けれども転覆後の新しい運営に人がついてくるでしょうか、大多数の人間は陰では不平を云いながら、実際には伝統とか権力とかに支配されたがるもので、いかに合理的な制度で、伝統を破壊したり権力を否定することは決して好まないと思うのです」

人間好きの作家にしては意外なほど虚無的な表現が多く出てくる作品である。

「自分の好むままに生きるがよい、眼前の事にとらわれるな、いま眼の前にあることは、やがてみな亡びてします、愛も憎しみも、善も悪もいかなる事も、芸術も、・・・・なにも亡びて、塵になってしまうのだ・・・・・・なにものも亡びることから逃れることは出来ないのだ」

この時期、この作家にいかなる心境の変化があったのだろうかと、気になっているのである。

そういえば、映画やTVで幾つか氏の作品を見ている、読者の皆さんもご覧になっているだろうと思う、それを幾つかピックアップしてみる。

 映画
椿三十郎(1962年、監督:黒澤明) - 『日日平安』が原作。
ちいさこべ 第一部(1962年、監督:田坂具隆)
ちいさこべ 第二部(1962年、監督:田坂具隆)

青べか物語(1962年、監督:川島雄三、脚本:新藤兼人)
無頼無法の徒 さぶ(1964年、監督:野村孝) - 『さぶ』が原作。
五辧の椿(1964年、監督:野村芳太郎)

赤ひげ(1965年、監督:黒澤明) - 『赤ひげ診療譚』が原作。 
どですかでん(1970年、監督:黒澤明) - 『季節のない街』が原作。
雨あがる(2000年、監督:小泉堯史)
椿三十郎(2007年、監督:森田芳光) - 『日々平安』が原作。1962年のリメイク。

TVドラマ
樅ノ木は残った (1970年、NHK大河ドラマ、脚本:茂木草介)
赤ひげ (1972年、NHKドラマ 、脚本:倉本聰ほか、主演:小林桂樹) - 『赤ひげ診療譚』が原作。 
五瓣の椿 (2002年、NHKドラマ、脚本:中島丈博)


携帯電話

2009年08月20日 08時00分41秒 | Weblog

 病院での診察が終わり迎えを呼ぼうと携帯電話を掛けたが、どうも調子が悪い、甲高い警報音が出るばかりでうまく通話が出来ない。何度か試しているうちにどうにか通話が出来、迎えを呼ぶことが出来た。

その電話機は、かつては仕事用であったり、入院中の家内との連絡用であったり、主に旅行中の子供たちとの連絡用として使用しているものだった。

既に10年をかなり超えて使用しているので、そろそろ故障してもおかしくない時期となっていた。

目の具合が良くないので車も止め、旅行や外出もあまりしなくなったので、ちょうど見切り時、そろそろ携帯も打ち切ろうかと思っていた矢先である。

携帯をやめると言うと子供たちから激しい反対にあった。仕方がないので、D社の窓口に出掛け相談をした。基本料金を出来るだけ低くする料金体系のものを薦めて貰いそれに決めた。

それまではW社の通話のみのPHSだった、その基本料金は2000円弱だったが、今度はメール、インターネットが出来て1400円弱くらいまでに圧縮できた。

更に、3親等以内の家族間通話は無料となった。(1000円分の通話も無料) こうなると、関東に住んできる長女家族との通信のためにIP電話(基本料金ん1700円で同じプロバイダなら無料、それ以外は1通話国内どこでも8円少々)を利用しているのが、これが不要となる。

これまでは毎月1万円ほどの通話料を節約できたIP電話であるが、この解約を検討しなければならなくなってきた。


日日平安

2009年08月19日 06時44分10秒 | Weblog

 最近は、山本周五郎原作のた文庫本を幾つか読んでいるが、『日日平安』と題するものを読み始めて、おや何かとてもよく似た映画があったなと思った。早速、黒澤作品を調べてみると出てきた。

「私の名前ですか。…つばき、椿三十郎。いや、もうそろそろ四十郎ですが」と冗談とも本気ともつかない返事で空を見上げている。つられて奥方、娘、若者たちも外を見上げると屋敷の塀越しに真っ赤なツバキが咲いていた…。というシーンが思い出される映画である。

この作品は元々、かつて黒澤組のチーフ助監督であった堀川弘通の監督作品として黒澤が執筆した、山本周五郎原作の『日日平安』の脚本がベースになっている。

『日日平安』は原作に比較的忠実に、気弱で腕もない主人公による殺陣のない時代劇としてシナリオ化されたが、東宝側が難色を示したため、この企画は実現しなかった。

その後、『用心棒』の興行的成功から、「『用心棒』の続編製作を」と東宝から依頼された黒澤は、陽の目を見ずに眠っていた『日日平安』のシナリオを大幅に改変し、主役を腕の立つ三十郎に置き換えて『椿三十郎』としてシナリオ化した(共同執筆は小国英雄と菊島隆三)。

なお、黒澤は『日日平安』の主役にはフランキー堺か小林桂樹を想定しており、『椿三十郎』で小林が演じた侍の人物像には『日日平安』の主人公のイメージが残っている。

なるほどこんな制作秘話があったのかと、小説と映画双方とも改めて認識をした。

 既に、車と縁が切れて1年を超えた。
何が変わったかといえば、当然ながら外出機会が大幅に減少した。

これは小生に何をもたらしたかといえば、当然のことながら自宅での活動時間が大幅に増えたことである。

また、車に要していた費用(税・保険・燃料代・車検代)と車での外出に伴う諸費用(食事代など)が零になったことである。

費用の減少は、単に預金通帳の数値の変動減少のみでこれといった日常生活にさしたる変化をもたらさなかったが、自宅での自由時間の増加は一番に自宅で出来る趣味の時間に直結した。

これで日々平安かといえば、そうでもない。遅々として進まぬビデオの編集が最大の問題である。毎日、2時間物のビデオを制作するための問題点の解決・対策に追われているのである。
小生の平穏な日々は何時来るのだろうか・・・。


HDV編集のトラブル

2009年08月18日 08時18分16秒 | Weblog

 ある掲示板に次の書き込みがあった。
質問者Aさん; Adobe Premiere Elements7で、約50分のAVCHD(Canon HG10)の編集状況をお知らせします。

当方PCのスペックは CPU:Core2Quad Q9450 OS:vista home premium 32bit メモリ:デュアルチャンネル2G×2 HDD:640GB(7,200RPM) ドライブ:BR816FBS です。

編集開始後暫くして、「システムメモリが非常に少ない状態で実行されています。プロジェクトを保存し、注意して作業を進めてください。」というメッセージが現れ、その後頻繁にフリーズや強制終了が多発しました。

その為、アドビHPのQ&Aを参考に、仮想メモリの値を変更しました。しかし、前述の現象は軽減する事はなく、何回となく発生しました。対策としては「少し編集すれば直ちに保存」し、再起動、保存を繰り返し苦労しながらも何とか編集を終えました。

その後、「書き出し」から「ディスク」「Blu-ray」、プリセットは「H.264 1440×1080i NTSC Dolby」にして「書き込み」開始。就寝前に開始し、夜中に起きて確認した所、エンコードが後10分の所でエラーで停止。

後、3回チャレンジしましたが、すべて同じ所でエラー停止。ダメ元で、プリセットを「MPEG2 1440×1080i NTSC Dolby」に変更して実施した所1回で無事に完了しました。

早速、PS3からHDMI経由で液晶テレビで再生。流石に映像は綺麗です。感動ものでした。次にPS3からD4端子経由で液晶プロジェクターでスクリーンに映しましたが、これまた素晴らしいもので、苦労が報われた感じがしました。

 しかし、編集中のメモリに起因するトラブルを何とかしないと。。。 対策としてメモリの増設を考えたのですが、Vista 32Bitは3Gまでの認識とか。そこで2G×2の4Gを増設し、「RamPhantom 3」にてRAMディスクを作成し、一時ファイルをそのディスクに割り当てる方法を思い立ったのですが、どうでしょうか?皆様のご意見をよろしくお願いします。 2009/01/23 19:33 [8978218]

回答者Bさん; 32bitのOSでは、一つのアプリに2Gしか割り当てられません。64bitの恩恵を受けるように開発されたソフトではないので、早くはなりませんが、メモリ不足で落ちることは、ほとんどなくなりました。私は、vista64を購入して、メモリは6Gです。問題ありません。問題があるとすれば、個体差でしょうか。

 小生のトラブルもAさんの編集段階のトラブルとほぼ同じである。(Blu-ray への書き出しまで到達できていないので、その問題には遭遇していない)

パソコンは同じ性能である。OSも同じ32bit、そして発生する編集段階の問題も同じである。 すなわち、編集作業中、徐々に静止画を加えていき50分くらいの長さになると急に重くなり、「システムメモリが非常に少ない状態で実行されています。プロジェクトを保存し、注意して作業を進めてください。」というメッセージが現れ、その後頻繁にフリーズや強制終了が多発している。

最初にとった対策もAさんと同じで、仮想メモリを一気に増加しMin.=9GB、Max=24GBとしたが、それほど大きな改善は無く、1時間15分くらいになると殆ど動かなくなり、フリーズや強制終了が多発している。

現在あちこちの情報を調べている段階である。(Adobeに質問メールを送ろうとするがなぜか送信不能になる・・・対象外の問題と相手が認識しているのか?)

今となって、64bit、RAM=8GBとか12GBとかにしておくべきだったのか・・・と不安になってきた