3月15日午後、肺がん治療のため入院することになった。
どのような治療が行われるのか、入院期間はどの程度かなど、まだ知らされていない。
2月4日にがん患者と確定した。その日から、急に世界が変わって見えるはずだったが、2月2日発症した脳梗塞のお陰でICUのベッドで過ごしてる最中だった。
はっきりと小細胞肺癌であると告げられたのは、2月2日の数日後、見舞いに来た子供達から聞かされたのだった。
正直なところ、小生の脳梗塞は脳幹部に発生しており、もう少しヒドイとお陀仏になるところだった。
こんな経過で、がん患者であるというショックと自覚をなんとなく抱いたというのが正直な感想である。
脳の血管の具合が芳しくなく身体状況が悪化すると再び脳梗塞の危険があるため、癌の治療方針を模索している段階である。
こんなわけで手術は無くなり、抗癌剤と放射線の併用が残されている。
小生の場合にはこれらを標準通り同時並行で行うことは危険なため、担当医が体調を見ながら抗癌剤それから放射線と小出しに施術することを検討しているようである。
追記;
あと何年とゴールが見えてくる状態となった、脳梗塞でくたばるかガンでくたばるか、どうも自分にはこんな選択肢があるようである。