10月12日NHK岡山の夕方、視覚障害者向けの点字図書の作成と音読CDの作成のボランティア活動が紹介された。この時同時に、これらのサービスの利用者も紹介された。
ある鍼灸師を営む本好きの方が登場したのであるが、驚いたことにこの方は音読の入ったCDを高速再生しておられたことである。
通常の再生スピードの何倍にあたるのかは判らなかったが、朗読の音声が小鳥のさえずりのように聞こえる再生速度であるにも関わらず十分に意味が分かるということだった。
これを正式にはどのように言うのか判らないが、小生が仮に「速聴」と名付けた。
電子辞書の大辞林によれば該当する漢字は出てこないのであるが、パソコンで「そくちょう」を漢字変換すると「速聴」と出てきたので、この言葉はパソコンの辞書にはあるのである。それゆえ「速聴」はあながち小生個人の当て字ではないようである。
脳トレには、速読に加え速聴も加えようと思っている。速聴の効果を無料体験というサイトである。百聞は一見にしかず次のURLをクリックして体験してほしい。
2倍速でも相当集中しないと聞き取れない、結構疲れるのだが、頭の体操にはよさそうである。
「速読」ですら出来ないアラ古希世代の小生には年寄りの冷や水になるのか、はたまたそうまでして鍛えることもないような気もするのだが、試してみる分には人様に迷惑をかけるわけでもなく、一向にお構いなしであろうと思っている。