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写真は、斜視めがねである。
左のレンズが大変分厚く、右のものがやや薄い。左が通常のレンズで製作可能な最大の屈折率のもので、右がやや軽いものだと聞いた。これ以上強いレンズとなると縞模様のあるレンズになるという。
7日に処方箋を受け取り、病院の帰路その足で眼鏡屋さんに寄りめがねを手配した、そして完成が14日。
それ以来、1日30分装着からだんだん時間が延びて、ついに終日近く装着出来るようになってきた。
中・遠用のめがねを拵えたので、老眼領域では役に立たないが、小生の頭が静止している状態では、ほぼ正常に近く見ることが出来るようになってきた。(朝の目の疲れが少ないときは数キロ先まで正常に見ることが出来るが、夕方目が疲れてくると数メートル先までと減少する)
家庭での生活では殆ど困ることは無くなってきた、強いてあげれば中・近距離(老眼)用のめがねがあればよいと思う程度である。
本来ひどい近眼なので40cm以上離れると裸眼ではうまく見えなくなり、中距離以上になると斜視めがねが必要になるので、裸眼とめがねを使い分ければほぼ用が足りる。
ただ、調理のときの包丁仕事が中途半端な距離で見えにくいので困っている程度である。
外出時は、残念ながらあまり改善効果が無く、歩行時や自転車・車同乗などの時には、頭が動く関係で全ての物が二重になってしまう、しかし、その二重の程度はかなり軽減されている。
本や新聞やパソコンは裸眼でOK、TVとなるとこの斜視めがねが活躍する。かなり生活の質が改善してきたのである。
これが斜視めがね装着後7日目の現状である。今後動的な視力の改善がどこまで進むかもうしばらく様子を見ようと思っている。
「此の処方箋によって御調整の眼鏡は当科で適否の検査をお受け下さい」と処方箋に注意書きがある、来月には一度検診にも出かけようと思っている。