数年来小生は、大田区から、「こんな街に住みたい」というスローガンで活動をしてきた大田区民環境フォーラムへの参加を求められている。「環境」というのは、雲をつかむようなとらえにくい概念であるが、環境悪化が人々を苦しめているということでは、すべての人がこれを首肯しているので、子供から年寄りにいたるまで、それぞれの感性や理解の範囲で、これを何とかしたいという思いが高まって、いろいろな取り組みや個人的な努力をしている。つまり環境問題に無関心、無関係を言い切る人は一人もいない状況だ。しかし、環境問題を解決するには、途方もない研究と努力と投資を要する。環境問題を解決するという企業は多くあるが、企業活動の継続を図るためには、環境問題が市場として伸びていなければならない。こんな難しい問題に、区役所レベルの行政が、どんな抜本塞源策を示し、これを遂行するのか。利害が複雑に絡み合う産業や経済の現状の中において、現実を改善する方途が、市民のフォーラムの形成で見いだされるのか、重い課題であるが、今は人知を結集して未来都市づくりに取り組まなければならない時期であるには相違ない。そこで、 私の感想を記した。写真は大田区が実施している「エコフェスタワンダーランドの環境学習風景} . . . 本文を読む