田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

見ざる、聴かざる、言わざる のマス・コマー・ジャナリズム

2012年04月12日 13時22分11秒 | 時評

若い女の子は電波芸者に、男の子はやらせとのぞき、コメディアンに。これがキャスターというのだそうだ。このようなやり甲斐のないむなしい仕事が彼らの日常を支配している。だからマスコミが巨大なお金を持つ政府や大企業の広告代理店化する。これが一番コストもかからず、効率的であり、取材費もいらない、研鑽もいらない、新しい企画など不要だ。楽ちん楽ちん。
よく似ているのが、学術、アカデミズムの世界だ。彼らには[想定外]を作ることが許され、リスクに立ち向かうことをしないことでお上から研究費をもらい、時には業界から怪しいお金をもらう。本道を歩む学者は全部貧乏だ。
マスコミや学術の退廃の中で、格差と貧困化が進み、生活は確実に壊れていく。心も壊れていく。生活の土台である[環境]「平和」「人権」「健康」が危うくなっていく。
この隙間に吹き込む風こそ、ファシズムだ。必殺仕掛人のセリフではないが[ええい、面倒くさい、天誅だ]といって人々の口を封ずる。われわれには、わずか70年前まで、今の北朝鮮など及びもつかない専制国家を作った[犯歴]がある。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿